食う食う詐欺
気づけば2023年も始まっていました。モシモシです。
みなさん明けましておめでとうございます。
年末年始の暴飲暴食から始まり、年始にはジャンカのお父さんの家に行ったりして
お肉とパスタのみを食べまくり、さすがの私も野菜不足が気になり始めています。
家にいれば自分で料理するので必然的に野菜を摂るのですが、
それでもなんだか緑色の野菜が足りないなとせっせとブロッコリーとか
ほうれん草とかインゲンとか食べているのです。
イタリアに来られた方はご存知の通り
ここではこれでもかと言うくらい野菜をに茹でて食べます。
イタリアに来て初めてほうれん草を食べた時にはなんかの間違いではないか?
とクタクタになったほうれん草を見て思ったのですが、人間慣れって怖いものです。
今では自分でほうれん草を茹でるときはクタックタに茹でています。
このクタックタに茹でたほうれん草にオリーブオイルが合うのです。
もう栄養なんて残ってないんじゃないか!?と思うくらいに茹でた野菜じゃないと
オイルが絡まない気さえしています。
そんな私が久々にもらったピエトロドレッシングをかけてインゲンを食べました。
茹で始めてからピエトロさんのことを思い出して、早めにあげ食べたら
シャキシャキのインゲンがドレッシングに合う事、合う事。
「忘れてたー」って感覚でした。「私、日本人なの忘れてたー」とさえ思いました。
インゲン好きのモシスケは「かたーい」と文句を言い、更には「なんで味がするの?
何もつけないインゲンの方がもっと美味しい」と食べず。
茹で方だけではなくドレッシング文化のないイタリア人のことも忘れていました。
かたや野菜嫌いのモシネは「おいしー」とインゲンを食べずに
ピエトロドレッシングだけをペロペロ舐めていました。
次からは半分はシャキシャキでドレッシングをかけて、半分はクタクタに茹でただけのものを
出そうと思います。
今年もよろしくお願いします