私はHPVの検査をしていないから16と18に感染しているのか不明だけど。
HSILだったし、CIN3だったし、感染してるのかな~。
もう少し世間の動向をみて、HPV検査をしてからワクチン接種を検討しようかな。
その頃には、
「子宮頸がん患者及び前癌病変状態(異型性)患者に対する子宮頸がんワクチンの有用性」
なんていう研究がされている・・・かも????
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子宮頚がん予防ワクチン注射 娘に打たせるべきか?
知らなきゃ話にならない基礎知識
迷いのもとは「子宮頚(けい)がん予防ワクチン」。昨年9月に認可され、〈女性の80%が子宮頚がんの原因ウイルスに感染。予防ワクチンができたので、至急お医者さんへ〉といった啓蒙活動が盛んに行われている。
子宮頚がんは毎年1万5000人の女性が発症、3500人が命を落とす。命は助かっても、子供は産めなくなる恐ろしい病気だ。それが注射で予防できるのだから朗報には違いないが、反対論もある。
そこで、子宮頚がん予防ワクチンの効果と問題点を、自治医大さいたま医療センター産婦人科教授で、「子宮頚がん征圧をめざす専門家会議」実行委員長の今野良氏に聞いた。
●ワクチンを打てば100%子宮頚がんにならない?
「間違いです。子宮頚がんの原因のほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)で、100種類以上あります。その中の13種類は、特に子宮頚がんになりやすいハイリスクHPV。現在日本で認められているワクチンは、2種類(16型、18型)のハイリスクHPVの感染予防ができます。ただし、他のHPVに感染すれば子宮頚がんになるリスクはあります。国内外の疫学研究からは、日本が認可した2種類のワクチンで、子宮頚がんの7割は予防できるといわれています」
●ワクチンは大人になって打ってもムダ?
「いいえ。HPVは主にセックスでうつりますから、性体験のない女性の方が、確実に予防効果はあります。ただし性体験があっても、16型、18型ハイリスクHPVの感染がなければ効きます。国内の研究によると、20~25歳の女性の16型、18型HPVの感染は10%以下。つまりこの年代でのワクチン接種は、90%の女性に効果が期待できるということです」
●ワクチンはどこに打つ?
「肩への筋肉注射で、半年間に3回打ちます」
●ワクチンの有効期間は?
「製薬会社の書類では、接種後のHPV16型、18型への予防効果持続期間は約7年となっています。しかし、最初の臨床試験からこの期間しか経っていないからで、推計学的には20年以上の持続が期待できると予測されています」
●副作用は?
「日本での発売3カ月後調査によると、約5万件のワクチン接種後に、発疹ができた、お腹の調子が悪くなった、熱が出たなど115件の報告があり、うち6件はやや重いものでしたが、命に関わるようなものではありませんでした」
しかし、こうした症例すべてが必ずしもワクチン接種が原因ではない。報告はワクチン接種後、一定期間内に起きたすべての症例についての記録であり、持病や不注意によるケガが原因の症例も含まれるからだ。
「このワクチンは、世界100カ国以上で使用されています。国内では約10万人以上、世界中では5000万回以上接種され、WHO(世界保健機関)が安全性と副作用のモニターを行っています。臨床試験中に1件、発売後に英国で1件死亡例が報告されていますが、いずれもワクチン接種との因果関係は否定されています。日本では、ワクチンは副作用ばかりが注目されがちですが、接種すればそれ以上のメリットがあることを冷静に判断して欲しいものです」