イン・ザ ・シャイン | モロコシボックス

イン・ザ ・シャイン

今回は

戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー から

ミッシングリンク C-01 総司令官コンボイです。

◼︎ビークルモード


TFミッシングリンクシリーズ(以下ML)とは

『あの時代に存在したかもしれない仮想復刻版「ミッシングリンク」シリーズがトランスフォーマー生誕40周年を記念して始動!

もし初代コンボイがフルポーザブル仕様だったら?をイメージして当時のサイズや質感、ノスタルジーもそのままに完全新規造形で商品化!』(公式HPより引用)

と言う事で、往年のコンボイ司令官(以下G1コンボイと呼称)が現代の技術でフルアクション仕様になってリメイク!


ビークル形態はトレーラートラック。ビジュアルは1984年当時品玩具そのまま。

元になった「ダイアクロン カーロボットシリーズ」らしい、精巧なディティールが格好良いです。

トレーラー部の青ラインが非常にクール。

転がし走行が可能。


トラックキャブ部は左右に振ることが可能。

トラック玩具としては あると嬉しいギミック!


◼︎トレーラーキャブ


トレーラートラックの前部であるキャブ。

昨今はコンボイと言えばキャブ単体のみの販売が多くなった…と、思っていたのですが ここ数年の作品は大型商品としてトレーラー付きで販売されることが増えましたね。喜ばしい事です。

TF MLシリーズでも「アニメカラーver.」がキャブ部のみで発売しています。

天面にはシークレットエンブレムがあり、温める事でサイバトロンマークが浮かび上がります。

転がし走行が可能。


運転席部をガバッと開けると 内部にはマトリクスが。


マトリクスチェンバーごと取り外す事で運転席が出現。

84年のG1玩具と同じく、ダイアクロン隊員を乗せられます。


トランスフォーム!


ライト部を左右に展開。


運転席後部からパーツを左右に展開。


車体後部を左右に開き


下ろします。


股関節を


左右に展開。


つま先を曲げて立たせ、頭部を出して完成!


◼︎ロボットモード


これぞG1コンボイ!というビジュアル。

変形ギミックは単純な部類ですが、MLシリーズになった事でG1玩具のギミックとは細部が異なります。

84年の玩具らしいプロポーションはワクワクさせられます。

胴が短く、腕が長めですが この歪つなシルエットに安心感を覚えます。

ユーザーシールが付属しますが、腕、膝、つま先は 貼らなくてもモールドに塗装されているのが嬉しいです。


84年の玩具らしく、切れ長の目が特徴的な顔。

G1玩具そのまま かと思いきや、ML版は柔和なイメージに変わっていました。


可動

頭部:左右回転

肩:基部 上下可動、前後左右可動

肘:90°可動、クリック間接、付け根横ロール

拳:内外可動、付け根横ロール、指開閉可能


胴体は前後に屈伸させられます。


腰は回転可能。


股は↓の程度まで開脚可能。


股関節:前後左右可動

腿:付け根横ロール

膝:130°程度可動、クリック間接

足:上下可動、つま先 左右可動


上記の可動範囲でポージングが可能。

TF MLシリーズ最大の特徴はこれ!

なんと言っても可動が非常に優秀!

「84年当時のオモチャと同じ見た目なのに めちゃくちゃ動く」というのが 非常に面白いです。


武器のコンボイガンを持たせられます。

これまでの復刻で付いてきたコンボイガンとは異なっており、グリップが前後2つになっています。


また、拳にはエナジーアックスを取り付け可能。

オレンジのクリアパーツが格好良い!


エナジーアックスは下側のカバーを開き、拳に被せる取り付け方法に変わりました。


上記した 胸部内部のマトリクスは手に持たせられます。

映画「トランスフォーマー ザ ☆ムービー」の印象的なシーンを再現できるのが嬉しいです。


◼︎トラックトレーラー

トレーラートラックの後部であるコンテナ部。

アウトリガーを前方に可動させる事で安定して自立します。

トレーラー後部を開くとタラップになっています。

内部からミニマシンを発進!


◼︎ローラー


コンボイのトレーラー部に収納されているサポートマシン。

喋りはしませんが、それなりの意思疎通が可能であり、6話でコンボイが爆発した際には彼の名前を叫んでいました

座席にはダイアクロン隊員を乗せられます。

転がし走行が可能。


後部はどんでん返しでサイレンが出現。

アニメ設定画のビジュアルの再現です。

このギミックも今回のMLからの新解釈。


後部にはコンボイガンを取り付けたり


エネルギー補給パイプを取り付けたり出来ます。

エネルギー補給パイプは 正直単体では持て余す付属品…。

最初触った時は「なんだこりゃ?」と思いました。どう遊ぶのかが解らん…。

とか思っていたのですが、コンボイと組み合わせると これが中々楽しいです。


トレーラーはアウトリガーを左右に展開し

左右に開く事が出来ます。

コンボイとのコンビネーションが用意されています。


◼︎サイバトロン移動基地

フォーメーション1。

現場で展開!仲間をサポート!的な形態でしょうか。

コンボイとのコンビネーション遊びは玩具オリジナルで、劇中では登場しません。

G1玩具版にあった ローラーの発車ギミックは廃されています。


指令コクピットは左右に回転可能。左側に付いているアームは上下左右に可動し、先端部は開閉も可能。


緑◯のスイッチを押す事でミサイルを発射。


◼︎移動攻撃体制

フォーメーション2。

指令コクピットをトレーラー上部から露出した形態。

ケレン味が増して 一気にロボットアニメ的なビジュアルに!

上部から展開したマシン部が めちゃくちゃ格好良いです。


◼︎スペシャル高射砲


フォーメーション3。

なんとML版では指令コクピットを基部から取り外し、独立したマシンになりました。

これはマスターピースコンボイ3.0からのフィードバックですね。

単体のメカとして 結構格好良いです。

転がし走行が可能なのも嬉しい。


キャノピーは開閉可能。

内部にはダイアクロン隊員を乗せられます。


コンボイを支援!司令基地からローラーと共に発進!

…的な遊び方をすると楽しいです。


また、コンボイの前方に立たたせて 武器としての見立て遊びも出来ます。

何となく必殺技的というか、ビーストコンボイのプラズマキャノン.. 的で格好良いです。


◼︎サイバトロン用 整備ドック

フォーメーション4。

コンボイの玩具と言えばこれ!と言う程印象的な形態。

オールドヒューチャー感溢れるトレーラー内部の基地感と、スキャナーの様な司令コクピット、整備用アームなど めちゃくちゃワクワクします。

エネルギー補給パイプは この形態で活きるのか!と驚きました。


ついでにMPコンボイ3.0であったギミックもフィードバックで再現。
◼︎タワー基地

トレーラー部の遊び方の発展形態の1つ、といった印象。


◼︎移動指揮体制

司令基地部を前方に展開し、ローラーに牽引させた形態。

G1当時玩具では、トレーラー前方の穴の使い方の指示が無かったので MPコンボイ3.0で補完したのは良いと思います。

双方ともダイアクロン的なワンダーが有りますね。


玩具上のフルセット!

とてもワンダーに満ち溢れています。


以下、適当にアクション。





玩具上のコンボイフル装備!


トレーラーの基地はコンボイを立てたり

ビークル形態で乗せたりするだけでも楽しい!



どうしても「ザ ☆ムービー」の印象的だったコンボイ無双のシーンを再現してしまう。


TF ミッシングリンク コンボイのレビューでした。

最大の難点なのですが、股関節の構造に不安があり破損しそうなのが非常に残念。

変形機構を変え、股関節を左右に開く構造になった都合上 作りが不安になってるのは頂けません。

また、開いた股関節はロックが無い為 動かしてると閉じていってしまうのも残念。

他にも製品状態では腿付け根の横ロールが硬すぎる為、一度バラしたり シリコンを吹いてやる必要が有ります。

高額トイの為、上記した股関節の作りの不安さや ロックが無い為に閉じてしまう 作りの稚拙さが とても残念に感じます。この値段でそりゃ無いよと思います。

また、フルアクションの為に変形が無駄に やりづらくなった箇所が有るのも残念。


良点としては 何より「当時玩具の見た目で ものすごく良く動く」事!

これぞG1シリーズのファンが望んでたことでは無いでしょうか。

また、84年の当時玩具と同じ箇所に合金が使われており 触った時のずっしり感や ひんやり感はワクワクします。

新たなギミックとして スペシャル高射砲や、ローラーのサイレンの露出ギミックなど、MPシリーズから転化されたギミックの追加も嬉しいですね。

そして、私の様に「G1コンボイの復刻版が欲しい」という人が入手できるというのが 非常にデカいと感じます。

最後のG1コンボイの完全な復刻は2000年。実写オプティマスとの抱き合わせセットだったコンボイのみの再販のTFクロニクルが2012年と、「ちょいちょい復刻されてるから今じゃなくていいや…」と思っていたらリリースされなくなってしまった…という 憂き目にあった私の様なファンには有り難い発表でした。


TFシリーズのオモチャを買うのは4年ぶりで、最近は「トランスフォーマー」というコンテンツに辟易して遠ざかっているのと、早すぎる発売ペースに値段の高騰と すっかり「側から見てるコンテンツ」だったのですが、それでも『これは欲しい!』と思わせる魅力が詰まった逸品だと感じます。

気になる難点こそありますが 当時品の復刻でありながら、格段に進化している 大変素晴らしい玩具です。







◼︎オマケ

G1ウルトラマグナスのインナーロボットと。ビークル形態で。

G1コンボイと異色同型のウルトラマグナス インナーロボットと比較。

見比べるとフロントライトの穴の有無位しか差異が解りません。


ロボット形態で。

基本的には同じモノなのですが、ML版は可動範囲のおかげでプロポーションが良く感じます。


G1ウルトラマグナスのビークル形態とコンボイのビークル形態で。

ヒューチャーカーキャリアトラックとトレーラートラックの並び!ワクワクします。


ロボット形態で。

シティコマンダーと総司令官の並び!

感動〜!


司令基地形態で並べるとワンダーが増します。


一応、無理やりですが アウターアーマーにコンボイを取り付けてみました。

機構が異なる為、正しく取り付ける事は不可。


スーパージンライのビークル形態と。

コンボイも移動攻撃体制にすると、後のシリーズの主役に引けを取らない格好良さになります。


ジンライとコンボイ。ロボット形態で。

フルアクションになったML版コンボイと並べると、ジンライのプロポーションが悪く感じます。笑


スーパージンライとコンボイで。

初の合体司令官と栄光の初代総司令官の並び!

圧巻…。

ギミックの進化や楽しさを感じられます。

久々に出したら スーパージンライのパンツ部が黄変してしまっていたので、白く塗り直しました。記事はこちら


基地形態でコンビネーション!

サイバトロンシティ感があって ワンダーが増します。