ここから急に現実的な話。
母が亡くなり、哀しむ間もなく
亡くなったすぐその数時間後には
早々に葬儀の打ち合わせに。
八王子から稲城の自宅へ帰る道中
「息を引き取った」と連絡を受け、
とんぼ返りで遺体の安置されている葬儀場へ。
ここは(終活コンシェルジュである)私の出番！
とばかりに、
終始葬儀の打ち合わせに立ち会った。
数年前から葬儀へ向けての積立をし始めていた父は、何の知識もないまま、あるプランに加入していた。
よく見ると、
提示された見積もりにはたくさんの落とし穴が。
どうしてもっと早く手を打たなかったのか、
と思ったところで後の祭り。
内容の一つ一つを葬儀社の方と確認しながら
不要なものは極力排除して、
かなりシンプルにはなったものの、
到底納得行かないものが基本ではなく、
オプション料金になっていたり、
またはその逆も多々あり…。
無知のまま、
結局すべて先方にお任せするしかなく、
後々、莫大な見積書に驚く
というのをよく耳にはしていたが、
実際にそれを目の当たりに。
やっぱり無知って怖い。
無知とは罪だ。
死に直面して率直に感じたのは
哀しんでいる間もなく、葬儀の決め事が、
限られた時間の中で容赦なくのし掛かる。
調べてる暇も、迷ってる暇も一切ない。
それが現実だった。
春分の日の今日3/20は母の墓参りへ。
ばぁばがいなくなってじぃじが淋しいだろうと、
末娘がじぃじにお手紙とお守りを用意していた。
紙粘土で作ったハンドメイド♡
じぃじへ
ばぁばがいなくてさみしいと思うからおまもりを作ったよ。
じぃじとばぁばのを作ったから、
ばぁばのおまもりはじぃじがもっててね。
こんどみんなで旅こうにいきたいな。
もうすぐ4年生になるよ。
ゆめのはせんもんがっこうにいくの。
バーベキューもいきしたいし、
すいぞくかんにもいきたいな。
もしかしたらねこかいぬ、かうかもしれない。
じぃじもゆっくり休んでね。
お仕事がんばってね。
月乃より
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