こんにちは、神社伝書びと 守本です。
淡路島を目指す旅の記録です。
※2025.12.30にアップした
神社参拝記録の記事を修正しました。
神社の書き漏れがありました。
石鎚神社(愛媛県)
大麻比古神社(徳島県)
伊弉諾神宮(兵庫県)
岩上神社(兵庫県)
安乎岩戸信龍神社(兵庫県)→今回はココ
自凝島(おのころ)島神社(兵庫県)
自凝(おのころ)島神社
おのころ島神社は、
国生み神話にちなんだ神社です。
伊弉諾神宮のときにも書いた
国生み神話をもう一度。
イザナギ、イザナミは天浮橋に立ち、
天沼矛で渾沌とした地上を掻き混ぜ
ました。このとき、矛から滴り落ち
たものが積もって淤能碁呂島
(おのごろじま)となりました。
この、天沼矛から滴り落ちるしずくが
自ずから凝り固まって生まれた島
というのが、社号の名前の由来です。
wikiによれば、淤能碁呂島というのは
古事記の表記で、『日本書紀』では
磤馭慮島という文字らしいです。
「おのころ」という音にはどういう意味が
あるんでしょうね…
薬師如来さまの真言とも似ていますね。
公式HPではここの御由緒を
当神社は、古代の御原入江の中に
あって伊弉諾命・伊弉冉命の
国生みの聖地と伝えられる丘に
あり、古くから「おのころ島」と
親しまれ崇敬されてきました。
と紹介されています。
とても立派な、赤い鳥居です。
朱色というよりは赤ですね。
塗りなおしがされたそうですので
今はもっと赤いのかもしれません。
日本三大鳥居の一つなのだとか。
公式のご由緒のとおり、ここは小さな丘に
なっていまして、ご参拝は階段を
登ります。ちなみに、縄文時代には
ここは島だったのだとか。
見えてきましたよ。
着きました!正殿です。
なんて清々しい空間なんでしょう!
おのころ神社の御祭神は、
反射で読めないですが(;^_^A
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)さま
伊弉冉尊(いざなみのみこと)さま
で、菊理媛命さまを合祀しています。
この配祀は、どうやら縁結びを意識
しているようですね。
菊理媛命(くくりひめのみこと)さま
は、イザナギ・イザナミの仲を
取り持ったと言われる神ですから。
(実は謎の神様ですけどね)
ちなみにですが、「おのころ島」の
場所については諸説ありまして、
こちらはその1つという位置づけです。
どこが正解かということはさておき
そのような由緒の神社にご参拝を
させていただけたこと、このご縁に
素直に感動しました。
こちらの正殿は、見ての通り
神明造となっています。
千木が内削ぎで鰹木が8本ですね。。。
その影響か、優しい印象の社殿です。
正殿の後ろ側に向かいます。
摂社の八百萬神社です。
イザナギさまとイザナミさまの
御子神様を御祭神としています。
たくさんの神生みをなさいました
ものね。。
こちらも気持ちのいい空間でした。
借り物ですが境内図の看板の
画像です。
さて、おのころ島神社にはもう一つ
人気のスポットがあります。
鶺鴒(せきれい)石です。
正殿の手前、階段を昇ったところに
あります。
↓説明書です。
石に結んである赤い紐、白い紐を
【新しい出会いを授かりたい場合】
【今の絆をより深めたい場合】などに
応じて握るとのことです。
興味がある方は、写真を拡大して
読んでみてくださいね。
鶺鴒(せきれい)という言葉も
聞きなれない方がいらっしゃるかも
しれませんね。
セキレイというのは鳥の名前で、
イザナギ、イザナミに夫婦の交わりの
作法を教えたと言われています。
この石の上が鶺鴒のつがいが交尾を
した場所であるということみたい。
最近多用しすぎですが、AIさんに
描いてもらいました。
イザナギ・イザナミが、鶺鴒(せきれい)から
夫婦の交わりの作法を学ぶという、日本神話の
中でも繊細で象徴的な場面を描いています。
説明書ではキセキレイの絵が
描かれていますが、私たちが生活の中で
よく見かけるのは(九州住みですが)
ハクセキレイですね。
AIさんもハクセキレイを描いています。
コンビニバードとも言われていて
コンビニの駐車場で、尾をぴょこぴょこ
させて歩く姿をよく見かけます。
説明書では、神前結婚式における
三三九度の仕草の元になっていると
書かれていますね。
(でもつがいではあまり見かけないような)
写真からこの尾羽を上下に振る姿を
思い出してもらえたら嬉しいです。
脱線しまくりですが
福岡の多賀神社(直方市)のご神紋は
珍しいセキレイ紋です。
もちろんイザナギさま、イザナミさま
がお祀りされています。
ちなみにこの鶺鴒石、
紐を引っ張ってはいけないので
ご注意くださいね
倒れるから
ではでは
御朱印です。
神社のご紹介としては以上ですが
せっかくなのでイザナギさまに
後からですが
「国を造る」ということについて
教えていただきました。
イザナギさまは課題を出す神様でして
答えを出すにはだいぶ時間がかるの
ですが、問答を繰り返した結果の
まとめです。
国を造るということを見る前に
「国」とは何か。
日本人にとっての「クニ」とは
故郷という意味もありますね。
クニという音魂を掘り下げると、
「ク」は区の意味のようです。
区は区切り、区別というように
何かを分ける意味が一義的には
ありますが、ここがイザナギさまの
掘り下げ課題でして。
区ということばは「ひとまとめにする」
というところから来ている。
ある程度似た性質のものをまとめて
それをより分ける。それが「区」です。
「分ける」の前に「まとめる」が
あるということです。
クニの「ク」は、
似た性質の人たちをまとめると
いう意味になります。
「ニ」については、まだちゃんと
解にたどり着いていないのですが、
ニッポンの「ニ」、日というのが
最有力です。日は火、赤い丸が
「丹」。日本人にとって、「クニ」は
<我々は日の本の人の集団だ>
というような意味になるのでは
ないかと思います。
イザナギ、イザナミ様が国生みを
された際、混沌から八つの島が
生まれましたね。
イザナギさまによれば、
国とはそのように、それぞれが
混沌からすくいあげる概念
なのだそうです。
ある人は宗教的なまとまり、
ある人は文化的なまとまり、
ある人は言語的なまとまり、
ある人は外見のまとまり、
というように人によって
その概念は少しずつ違う。
その最大公約数が
今「国家」と呼ばれているもの。
自分が思う「日本」という国は
どういう姿なのか?
それを思い続けていくことが、
「国を造る」こと。
その概念は変化していってもいい。
だけど、国の姿を想い続けることを
放棄してはいけない。
そういうことを、
教えていただいたのでした。
淡路島の記事もこれで最後。
沼島のおのころ神社にも行きたかった
のですが、沼島汽船の発着時刻と
予定をすり合わせできなくて
諦めました。
せめて二泊できたらいいんですけどね。
さて、次の記事はどう進めようかな。
ちょっと考えます。


















