こんにちは、神社伝書びと 守本です。

昨年秋の鹿児島弾丸旅を
プチシリーズで書いています。
枚聞神社のあとに向かったのは、、
龍宮神社です。
龍宮神社は、長崎鼻という岬に
あります。
まあ、当然鉄道は通ってないですが
路線バスはあります。
けど、幹線である鉄道の時刻表が
アレですから、岬へ行くバスは
もっと本数が少ないのです…。
そこで、行きだけは最寄り駅の
山川からタクシーを予約して乗りました。
山川駅は、かつて日本最南端の
有人駅とありましたが、無人駅だった
時期には看板を外したりされたようです。
現在は、、、よくわかりません。
 
(市販の画像です)
 
タクシーの運転手さんは、道すがら
この地方の高齢化が進んでいて、
タクシーがライフラインになっていること
それから、美しい開聞岳は頂上に雲が
かかっていることが多いらしくて
今日も見えないね~
お客さん見えるといいですね、など
話してくれながら、龍宮神社手前の
商店の辺りで引き返して行きました。
 
岬の方へ降りて行くと、
鳥居が見えてきます。
 
見えてきました。
 
鳥居の向こうに鮮やかな社殿が見えます。
 
ほんとに竜宮城みたいな感じですね。
青い空と岬の海の景色とのコントラスト
で、とても美しく見えました。
 
始めは祠だったこの神社を
鹿児島まで新幹線が開通したときに
2年かけて建立したのだそうです。
 
海の側にも鳥居があります。
 
鳥居から出て振り返って撮った写真です。
鳥居は木造ではなく、コンクリート?
的な材質でした。海風がすごいんでしょうね。
 
 
ご参拝します。
 
御由緒です。
 
看板の日本語の部分から抜粋。
この龍宮神社は古事記、日本書紀に
ある豊玉姫(乙姫様)を祀ってあります。
長崎鼻には古くから龍宮伝説があり、
発祥の地と言われています。
古書に「竜宮城ハ琉球ノ地ナリ」と
云われ、黒潮浮かぶ琉球の地を
彷彿とさせます。
(中略)
長崎鼻の龍宮神社は浦島太郎と
乙姫様が出会った縁結びの神様として
また家内安全・商売繁盛・航海安全の
守り神として今も多くの人が参拝に
訪れます。
 
そう、龍宮神社と言えば、
豊玉姫さまです。
遠く小樽の地でもお祀りされて
おりますね。行ってみたいですが。
 
御祭神の系図もありましたが
絵が超独特・・・( ´∀` )
でもわかりやすいですね。
 
 
人間くさい神様(を演じている神様)も
多い中、トヨタマヒメさまは
超人的な感じがする神様です。
(守本はよく「宇宙的」と言っていますが)
 
そんな風にちょっと特殊な感じの
神様ではあるんですが、
守本が初めて魂の交流をさせて
いただいた神様で、自分にとって
絆を少し感じる神様なんです。
↓そのときの話
このトヨタマヒメさまは、
ヒコホホデノミコトさまと結ばれ
ウガヤフキアエズノミコトさまを
お産みになりました。
有名なのは日向神話ですが、
この地では、
トヨタマヒメさまを乙姫さま、
ヒコホホデさまを浦島太郎とし
その<二人の出会いの地が
ここである>としています。
 
出産にまつわる神様であるからか
海の神様であるからか
子宮、宇宙と連想させる繋がりで
遺伝子レベルのことをお聞きしたい
と考えました。
 
 
男と女の体の違いは遺伝子の
仕組みの違いによるものですよね。
そのことについてお聞きした内容です。
この時も直接のお言葉ではなく
概念で理解した内容で
私の言葉で書かせていただきますね。
 
「男」はY染色体で決まります。
人はXXが基本形で、Yがつくことで
「男」になりますよね。
つまり、Yがあって初めて男になる、
というわけです。
(正確にはY染色体の中のSRYと
いう部分だそうですが)
 
X染色体に比べてY染色体はとても
小さく、解明されていない部分が
多いということです。
そして、生命活動には寄与しておらず
退化しつつあるのだそうです。
生命のダイナミズムというか、
人の体も長い時を経て、
遺伝子レベルで変化をしている、
ということなのでしょうね。
※素人の書くことですので、正確では
ないと思いますがご容赦ください。
 
トヨタマヒメさまから伝わってきた
お話の内容は、
XとYはいずれ混ざる?というか
何か進化した形に変異するよう
なのですが、Yの解明されて
いない部分には重要な情報があり、
それを失ってはならない、と
いうことなのです。
ジャンクといわれる部分を
余すことなく読み解くことができれば
人が奥深いところで大切に
守ってきた秘密が明かされる、と。
(特に日本人のY染色体)
 
Y染色体は組み換えを起こさないため
父親から息子に直接伝わります。
そして、今流行りの(?)縄文遺伝子、
YAPもY染色体が引き継いできたもの
であることを考えると、
高度に平和な社会を築いていたと
言われる縄文人のマインドや
ひょっとしたらそれよりも古い、
宇宙の知識までもが隠されている
のかもしれませんね。
 
ですから、トヨタマヒメさまの教えは
”男の中には、まだ紐解かれていない
叡智が隠されている”
ということのようです。
 
ゆっくりとYが淘汰されていくという事実
遺伝子はもはやデジタルデータとして
保存することができるようになっていく
という事実を考えると、
近い将来には、第三の性が生まれている
のかもしれませんね。
 
あっ そうではなく
性の在り方の概念が広くなり、
もしも分類するならば、複数の性が
自由に交わって、子をなすことが
できるようになる、というイメージの
方が、トヨタマヒメさまから伝わる概念
としては近そうです。
となると、この叡智はクラウド化して
皆が使えるようになっていくのかも。
そうだといいですね^^
 
UFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFOUFO
境内をご紹介します。
この竜宮城みたいなお社の
背後に小さな鳥居が見えました。
 
 
そちらの方に歩いていきます。
 
わ、素敵な空間です。
どんな神様なんだろう。。。
 
んんん~?何か像のようなものが
ありますが、近寄ってみても
わかりませんでした。
恵比寿さまかな?
手前にあるピンクの像も気になりますが
やっぱりわかりませんでした。
だけど、この場はとっても気持ちが
いいところでした。
 
この小さなお社の隣には、
「水神」と書かれた石が祀って
ありました。
 
美しいハイビスカス。
福岡にもありますが、海や空の青、
神社の赤の色のコントラストは
やはり南国だなと感じました。
 
 
神社から先は岬に向かう道になります。
ちなみに、今ここにおります。
青い点が私がいる場所で、
ここが長崎鼻です。
 
浦島太郎像がありました。
歩いていくと、可愛い灯台が
見えてきました。
それとハートマークも。
 
 
多分こんな感じで撮影する用?
ハートの中にカップルで入るような
絵になるのかな。
 
灯台です。
なかなか人が切れないので、
灯台単独の写真は撮れませんでした。
 
この灯台にいる人が見ているのは
開聞岳です。
あとで写真をご紹介しますね。
 
水平線。。。少し丸みを帯びて見えます。
 
岬に灯台からの帰り道、海に降りる道を
見つけて降りてみました。
 
美しい開聞岳!かなり雲は晴れたけど
あと少し・・・

 

御朱印ですが、神社に一番近い

商店のところでいただけるようでした。

マンゴーシェイクを飲みながら少し

待ちましたが、書いてくださったのは

きさくな軽装のおじさまでした。

記念スタンプ的なものなのかと

思いきや、ものすごく流麗な文字で

書いてくださいました。

素人とは思えないので、神社の

ご関係の方なのかもしれないですね。

 

 

 

さて、帰りですが

数少ないコミュニティバスに乗るため、

少し歩きました。

 

その道中に見た開聞岳です。

雲が晴れて、心の中で「やった!」と

喜び、先ほどのタクシーの運転手さんに

”見れましたよー(誇)”と心で

ご報告しました。

 

 

開聞岳は、薩摩富士と呼ばれていて

本当に美しいです。

南国風景だからか、よりエキゾチックで

躍動感がありました。

 

バス停の時刻表です。

一日3本ですねあせる

 

次回は、揖宿神社のご紹介です。