義母と最後になるだろうとのことでお別れをし、2歳の息子を連れて一足先に帰国した。
↓前回の記事
初めからは
![泣くうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/670.png)
![泣くうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/670.png)
最後にもう一度会いたかったし、出来れば私の手の中で抱っこしながら逝って欲しかったよ…
しかも家族も用事で家を出ててその間に息を引き取ったらしい…
私が我が子(犬)を置いて、外国に男(夫)作って(実)家に帰らなかったからなの?
それとも、死にそうな義母を置いてきたからなの?
私も出家すべき??
さらに、私が帰国したその日に親戚の一人が亡くなり、お葬式などで両親はバタバタであった(小さい子がいるからと両親と姉だけが代表で出席)
亡くなった方の家族は私達と仲も良く結婚式にも出席予定だった。
さすがにこんな事があって、結婚式もキャンセルしなきゃダメなんじゃないの??って思ったんだが…
両親も親戚も大丈夫だから決行しなさいと言う。
そして私が日本に帰ってから数日後に、義母が入院したと知らされた。
死期が迫ったのを知り、痛みを和らげるために義母が自ら病院に行くと言ったらしい。
そしてその数日後に、
義母が亡くなったと知らされた…
その日からちょうど両親が旅行で何日間か不在だったので、私は氣兼ねなく泣いたり、落ち込んだり、お酒で清めたり(呑ベェ)、義母が好きだった歌を捧げたり(家で1人カラオケw)、義母と愛犬の写真にひたすら話しかけたり、喪に服す?事が出来た
死後から数日経ち
オーストラリアにいる夫と話をした。
彼は義母が亡くなった日に会いにいったらしいが、緩和ケアのモルヒネの作用で、意識がもうろうとしていて、とても話せる状態じゃなかったという。
そして、その日の深夜に病院から電話がかかって来たそうだ。
彼女の最後は微笑みを浮かべ、安らかな顔をしていたそうだ。
そして、手には青い石を握りしめていたと....
青い石…まさか?
私は、以前天然石のお店で、彼女の病氣などに効果がありそうな石を数個買ってプレゼントしたのだが、その時に目に入った青い石(彼女はブルーが大好きで服もブルーばかりだった)が目についたのだ。なんの石だったかな
石には“Angel”と書かれていた。
私は、もちろんそれも購入して彼女に
「これはエンジェルに生まれ変わるチケットなんだよ。」とそう言って渡したのだった。
脳内BGMは“one night carnival” by 氣志團
ワンナイト・カーニバル 胸の奥
Zuki-Zukiと音たてる Angel!!
「とにかくもう 学校や家には帰りたくない」 Angel!!
退屈に怯えてたのさ 夜の闇に逃げ込んだ Angel!!
「俺達まるで捨て猫みたい」 Angel!!
Can you mastar baby, mstar ベイベ~~~~~!!
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/616.png)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
それを彼女はちゃんと覚えていてくれたのだ
入院をする時に、いつも着けていた結婚&婚約指輪、その他のアクセサリーを全て外して行ったそうだ。
でも青い石はちゃんと持って行ってくれたんだ…
そう思うとまた涙が出た
お義母さん…
本当にありがとう
さようなら…
夫の話しにはまだ続きがあった。
義母が亡くなった翌朝、夫がスクランブルエッグを作っていた。
そして出来上がり、コンロの上に置いていたフライパンが急に床に落ちたと言うのだ。
F●●K! と叫ぶ夫が目に浮かぶw
その瞬間、その場の雰囲氣が一変し、義父の犬が突然吠えだし、テーブルの下に隠れたそうだ。
二人はお互い目を合わせて、“彼女が通って行ったな”と思ったそうだ。
私の所には来なかったのかななんも感じなかったぞ。
そんな体験したことありますか?
なかなか興味深いですね
話が変わるが、私がオーストラリアに帰ってから数ヶ月後には大好きだった祖母も他界した。彼女は後1ヶ月で98歳だった。
この年には大切な人(犬)がたくさん亡くなったなぁ…
祖母は認知症で、私に会っても誰だか分かっていない様子だったが
それでも私が「おばあちゃん、大好きだよ。ありがとうね。次はいつ会えるか分からないけど、また会おうね。」と手を握って声をかけると、凄く神妙そうな顔をして私の顔を見ていた。
きっと思いは伝わったんじゃないかな…ってそんな氣がした。死に目にも会えなかったし、お葬式にも行けなかったけど、お別れ出来たのかなって…。
オーストラリアの義母のお葬式も行けなかったしね
向こうのお葬式は結構カジュアルで、普段着でゆるい感じだったそう。
そして義母と愛犬を失っても、感傷的になる時間も無いくらい私は結婚式の準備でいっぱいいっぱいだった。
なんせ1ヶ月で何から何まで準備したのだ。
披露宴は、今まで私達に関わり見守ってくれた方々への感謝の宴だ
食事や引き出物に一番お金をかけたいとすれば予算を抑える為には労力と時間を使うしかない
あとは真心ね
私は殆ど自分で手配したり、手作りをしたりとまあ忙しかった訳ですよ
2歳児も邪魔するしな
場所(と日にち)だけは拘りがあって、幼い頃からお世話になっている神社で挙式をしたかったのだ。
披露宴会場も昔からある近くのレストラン(おしゃれにリノベーションされている)
どちらも40年前に両親が挙式・披露宴を挙げた場所だった。
こういうとこ拘るの私8ハウスぽいわ~w
そして、蟹座の地元愛 (占星術)
そして、夫も一週間前に来てダンス(海外式)の練習(一夜漬け)をしたり、手紙(私の両親に書きたいと)の和訳を書いたり、色々と打ち合わせをした。
“俺は日本人じゃないから着物は着ない”とブーブー言っておりましたが、神社の決まりだと言って無理やり着せました
適当にオンラインでお手頃レンタル(夫婦共々)したけどなかなか様になってたよ
そして、いよいよ結婚式前日…
明日の天気は
降水確率95%
ジューンブライドでもないのに
素敵な中庭でケーキカットとブーケトスする予定なのに
私は超晴れ女やのに~
夫め!さては雨男だな!!
私は焦って天の義母にクレームを入れた
「お義母さん、そっちでなにやってんのよ!明日雨だってよ?!エンジェルになったんでしょ?明日ちゃんと来れるでしょ?何とかしてよ~。もし明日晴れだったらちゃんと来てくれたって信じるから!」
とふてぶてしく要求したんだわ
マリッジブルー(子育てしながらの準備と夫の非協力でイライラw)でちょっと情緒不安定だったかな
そうしたら
なんと
当日は
お天道様もびっくりするぐらいの
快晴!!
ゲストの皆さんもビックリ!
そして、披露宴が終わって少し経ってから雨が降った。
もうこれは、義母の出席確認とれたってことで
異議はないよね?
いや、私は彼女が晴れにしてくれたってそう信じたい
お義母さん本当にありがとう
長くなり過ぎたので次回に少しだけ続きます。
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
モリリン🥭