声迷線の彷彿線 どこ行き? -92ページ目

嘘と不快に佇む猿

星も月も雲さえも
見えない宙

掌を透かしてみた所で
翳りすら映らない

言葉の咀嚼を
試みるが
産まれ立ての
赤子の様に

声に為らない
声ばかりで

まるで糞に群がる
蛆の様で
否 その蛆にさえ
集られる事すら
してもらえない

矮小な存在で

偽善も 嘘も
受け入れられない
愚かな俺は
何者なの?

踏み出そうともしない
踏み出そうにも出来ない

ただただ
銀色の糸に
ぶら下がって
迷い惑い

血色の悪い空間を
瞼を閉じさ迷って
居るだけ

こんな俺に
希望と云う名の光は
見えるのか…

枯れ朽ちた葉を
踏み潰す

歯痒さを
なすりつける様に

いっそ一思いに
首でも掻き切って
みようかと考えるが

生にしがみつく
震えと柵が
一瞬の炎を灯すから

実際は実行不能
未遂以前に終わる

あと幾年
重ねれば
解放されるのだろう?

今は…
猿でも出来る傍観だけ

真実とは遠く
かけ離れて行く






鬱向く視線の先には何も有りはしない

道は何処までも
果てしなく
広がっていて

真っ直ぐに
伸びている物も
在れば

斜めに傾いた物も
ましてや、枝葉の
ついて無数に
連なる無限の世界

まるで
ダリの絵画の様に
シュールで
カオスに傾いた
脳細胞では

どれが正解なのか
判別不可能な
状態で

助言を得た所で
思考は膨らむ
ばかりで

まったくもって
収集がつかない

このまま
朽ちる訳には
行かないと

発起しては
みるけれど

如何せん
瞬発力も持続力も
長続きはしなくて

独り頭を
抱え込む
得体の知れぬ
涙を目に浮かべては

生きる事が辛いなら
いっそ
終わらせた方が
良いのかも知れないが

そんな勇気も
持ち合わせて無くて

脱け殻の様な
毎日を過ごして居る
自分が不甲斐なくて

けれど為す術も
無いままに
夜は更けて行く

善人ぶった人には
憐れみを乞い
悪人ぶった人には
蔑みを貰う

部屋に明かり刺す
闇の中にあって

無情にも
無限に思える
虚無の中で

如何様に行えば
世間様の
色眼鏡に叶うのか

考えあぐねて居る
今日 此の頃です

答など
幾通りも有りそうで
その実
無いのだけれど

slow

もしも、君と
世界中の人の群れに
忌み嫌われ様とも

もしも、生きる
意味と意義を
履き違えて様とも

殺し合わせと
生かす神の戯れの
あいなかに挟まれ

銃口を頭に
突きつけられた
気持ちになろうとも
日々は流れ続ける
朗々と