声迷線の彷彿線 どこ行き? -64ページ目

荒涼


脳内がざわついて
仕方が無い

日常と非日常の間を
行き来している

只今未だ闇の中
足掻きもがき
疲労困憊中

ペシミスト?
裏の裏では
前を向いている

けれど
なかなか現状打破は
難い

膝を抱えて朦朧と
する事は容易いが
それをすれば
戻れ無いのは想定内

もう戻れ無い
もう戻れ無いか
入り口は
塞がれてしまった

このまま
立ち尽くしても
仕様が或るまいし

前へと歩んで
行かねば
雄々しく逝けぬ

散る事は
潔さそうで良いが
様々なしがらみが
もつれた黒い糸の様
絡み付いて
取れそうも無い

並ば
心半身屍に朽ちても
進むしか無く

力尽きて倒れるなら
次は物云わぬ
枯れ木に成りたい

穴の迷子

何処までも
其処はかとない
ほの暗い穴に
落ち込んで
右も左も分からない

何とかこの場に
踏みとどまって
居るものの
何時まで保つか
見当が付かない

はてさて
この身を
どう処遇すべきか

敗北者は沈黙の
観覧者として
上から下からと
目線を送るままに

いっそ死のうか?
死ねば楽だ
全ての不都合も
不備も覆せる

されど
止めよと泣く者も或る

一体 何をせよと
私に問うのか?

天でも地獄でも良い
その答えを
教えてくれ

限り無き命の
使い方を

新世界

水玉模様の夜光虫に
導かれる様に
歩いている
果ての無い道を

いったい
どれ位の時間が
過ぎたのだろう?
どれ程の季節が
移ろいだのか?
僕らは歳を取り
大人になった

けれど
毎日は何ら
変わる事を知らぬが
如く
ルーティンワークの
繰り返しにも慣れて
夢が何なのかさえ
忘れてしまいそうだよ

社会のルールや
モラルに縛られて
雁字搦めになってる
そんな自分に気付いた時には
もう後の祭りで
其処から出られ無い
もがく事も出来ない

上を眺めれば
空は遥か遠く青く
仰ぐ腕を真っ直ぐに
舞う様に伸ばせば
突き抜けるのかな?
現実が

こんな疲れた夜には
君の体が欲しいよ
一時の安らぎを
くれるから

それでも朝になって
しまえば…

このまま手を繋いで
二人飛び込んだなら
新しい世界が
目の前に
拓かれるかななんて
思いながら
また真冬の夜が残酷に繰り返すよ

行く宛ても無く
存在理由を捜しながら