声迷線の彷彿線 どこ行き? -62ページ目

来ない明日



何処までも遠く
もがき歩いていたけど

暮れる思いを
抱えたまま
一日が終わる

何時に成ったら
明日は来るの?
気付けば昨日の
繰り返しで
今日すら
無自覚に無駄使い

目が覚めたら
全てが夢だったら
どんなに
良いものか?
現実は幻想の様に
甘く無く

目をもたげて
沼の中へ
沈んで行くだけ

今日の命日


病んだ空
病んだ僕
何処と無く
澱んだ空気

溜まって行く
二酸化炭素の
塊と物知れぬ
違和感が
周りを支配する

混在して行く
無意識の死の渇望が
首をもたげ

そして
今日も
日が暮れる

夜が来る前

黄昏を刺されて
太陽はまだ
沈まない

目眩の中で
現実を逃避する

眼前に透ける
たおやかな夜は
まだ来ない
或るのは
只 希望とは
正反対の気持ち

冷め切った
穏やかな
思いなど
当の昔に
忘れてしまった

堂々巡りのまま
絶望を抱いて
何処まで
歩けば良いのか

解らない

もう少し
このままで
頭痛薬を飲もう