声迷線の彷彿線 どこ行き? -55ページ目

瞬きの日々

愛を亡くした
人が笑った
言葉も居なく
なったよと

僕は掛ける言葉が
見つから無くて
思わず笑い返して
しまったよ

それでも
世界は廻る
愛があろうと
無かろうと

無いよりかは
在った方が
人生的には
幸せなんだろうけど
僕も愛が無いから
分からない

太陽の反射が素敵
壊れた夢の狭間に
真実がひとつ

何を忘れ
何を越えて行けるかこの身を
付箋を描いて

やっぱり

桜舞い散る頃…

咲き誇る桜が
舞い散る頃には
同じ様に
さらさらと
散って逝った
彼の人を
特視して
照らし出す

子供の頃には
あんなにも
共にはしゃいだものなのに

何故に今は胸に
切迫するのだろうか
何をするでも無しに
深い深い慈愛に
満ちた佇まいで
皆を包み込んで

時には
津波の勢いで怒り
皆を萎縮させて

歳の割りには
ユーモラスで
冗談を飛ばす

そんな貴方は
今でも私の誇りです
言葉にすると
余りにも儚く
言い澱む
目頭が熱くなる

本当に居ないんだなと…

もし死んで
同じ場所に居られるなら
何時もの様に
甘い珈琲飲んで
将棋でも差しましょう
前よりも
強く成ったから