声迷線の彷彿線 どこ行き? -43ページ目

For You…


君が
物憂げな時
僕は君に
何を与えられる
だろうか?

静かに沈んだ
心に
ひとときの
潤いを
捧げる為に
手を差し伸べたい

疲弊した躯に
柔らかな
温もりを
捧げたい

なれど
身体的な距離が
遠過ぎて

君に触れられ無い

凄く無念で無力な
自分を痛感する
心はいつも一緒だと
言っているのに

この情で
只 抱きしめたい
髪をなぞり
撫でていたい
その濡れた睫毛を
拭ってあげたい

眠りにつく時には
寄り添って
あげたい

今は叶わぬ
夢だけれど

一歩ずつ
君に向かうから
そんなに
無理しないで

訃報

決意の意味


酸に満ちた
雨に打たれ
この顔が
崩れ様とも

荒涼たる
風に吹かれ
この躯が
削がれ様とも

嘆きを悔い
神の慈悲に
縋る事はしない

例え
罅割れた爪だとて
もがき
足掻き
地に立って
歩んで行くのだ

脈々と鼓は
鳴って居るのだから