声迷線の彷彿線 どこ行き? -35ページ目

とある夕日




無意味に生きて
だらしなく生きて
明日なんて
来なくて良いなんて
思ってみたりして

枯れた心に
君が水を注ぐから
潤んだ瞳から
雫がこぼれる

ものすごく
真っ赤な夕日が
沈んできて
空を染めていく

無駄な今日でも
君に会える明日が
在るのなら
生きていたいと
切に思う

矛盾だらけだと
分かっているけれど

誰しも
何らかの矛盾を
抱え
葛藤してるのだろう

僕が目に見えて
顕著なだけで

ねぇ
そうだろう?

世界の果てで




嘆きに投げ出され
悲しみに
打ち拉がれ
その先に
絶望しか無いと
賢者に云われたとしても

僕には君と云う
希望が或るから
逸れを糧に

この先も生きて逝ける

君に会いに行こう




空の青さが
なんだか眩しくて
少し眩暈がした

こんな日は
憂うつが
脳裏を駈け巡るから
そっと
部屋を抜け出して

君に会いに行こう

君に会いに行こう

何をするという訳で
無く
ただ隣にいてもらえる
大切な人がいる
その幸せを
噛み締める為に

君に会いに行こう