声迷線の彷彿線 どこ行き? -22ページ目

はれるや



春の嵐のあと
満開の桜の下で
君が笑う
それだけで
心 晴れるや

足取りは
まだ重いし
頭でっかちな
妄想が
膨らむけれど
確実に
日々は流れる

それだけで
なんか
ハレルヤ

吐瀉物



昨日は起きて
見当識が無くなった

ただ
不安と恐怖感だけが
去来して
動けなくなりそう
だったから

彼女に会いに行った
感情失禁下あと
寝た

そして今度は
帰り際
彼女が寂しいって
泣いた

頭を撫でながら
強く抱き締めて
なだめて
帰った

今日

また仕事に
行きたく
無くなった

ギリギリまで
待って
頭の中にある
被害妄想やら
軽い死年気慮やら
ねじ伏せて

出発した

職場に着くと
心配の声や
入居者の優しい言葉が
胸に染みた

自分の居場所は
やっぱり
この現場だと
痛感した

春になって
気分も揺れがちに
なり

具合もまだ良く無い
けれど

今年こそは
桜を綺麗だと
思える春が

来そうな気配がする

音と根



言の葉を
唇で包んで
秒針で突き刺す

水で溢れた花瓶から
零れない様に

綺麗な華を
咲かせましょう

その口から
なる音は

あなたの
根っこに
繋がって
いるのだから