声迷線の彷彿線 どこ行き? -20ページ目

逃飛中



目隠しのまま
宙を飛んだ
何色に至るの
だろうか

淡い色彩の
落下点なら
誰しも幸い

けれど
だいたいの場合
目に余る様な
極彩色

混ぜこぜに
なった世界で
生きていくには
まだ 強さが
足りなくて

けれど
歩を進めなきゃ
その先は
望めないから

怖いから
目隠しは
取らないで
手探りで
歩いてみようと思う

涙が溢れる



仕方ないよと
嘘を積み重ねて
その瓦礫に
埋もれてる

これが現実だと
分かっていても
どうしても
違う道を
探してしまう

これが人の性?

だって
本当の事を
言ってみたって
疲れてしまう
だけだもの

傷つきたくないし…

それが
本 音 な の ?

誰だって
正直に
生きていたい

それは容易く
許されない

わかってる

自分の弱さだと

足元を踏み潰しても
何も変わらない
無駄な事
繰り返して

紫の感情が
揺り動かされて

何故か
涙が溢れる

トビオリロウ

息忘れた
生き忘れた
群れの中を
這いずり廻るんだ
勢いに身を任せ