声迷線の彷彿線 どこ行き? -189ページ目

停滞中

肌に残る煙草の匂いでやたらと
眠くなって

仕方なく狭めていく
思索の狭間で
確かに
今、確かに
日々が
見え隠れしているんだ

真ん中にある
物事を
何と無しに
片付けたら

僅かに覗く余白に
また日々を思い
覆い被せるんだ

ずっしりとした
サイズの
月が照らす
最前線で

途方に暮れる
トパーズの夕立
ぼんやりと
背中越し

疲れた壁際の手摺
もたれながら
軽く佇み

たまには
歩かない事を
疑い用も無く
楽しんでみるんだ


なんてことない

柔らかに
折り曲げられた
ページには

そつが無い
文字が注がれていて

頭の中
漂うんだ

この目で
確かめていく
ヒビ割れた重みで

素振りなく
諦め悪く
干涸びさせないで

靴音から
潤していくんだ

黒く塗られた
椅子に腰降ろして

白くたゆたう影
踏み付けて

テーブルに咲いた
色はどれだっけ?

探し損ねた…

遠回りし出すのなら
取り敢えず
匙で掬ってやった

顔を逸してみたら
はにかんだ
意味が遠く見てた

嫌な雨なり出した
広場の傘は
泣いてる

謎かけに
黄昏てきたから

部屋も明かりを消して
このまま
モノクロへ
沈みこんでしまおう


TELL ME WHY?


ただ、だからって
何かを得るわけ
じゃない

萌葱色の道を
進み続けて

背中に残る
灰になった影は
ヌカルミに
伸びきって
沈んだ

繰り返しで綴る
代わり映えしない
日常は

定刻通りに発車して

同じ場所ばかりを
行き違って
退屈な吐息
雨を降らせる

くだらない
物語はいつ終る事も
無い

明日もその先も
ずっと流れ続ける

意味の無いモノを
気にしようとするから
いつでも
もがいてみるんだろう?

抜け出そうともせずに