声迷線の彷彿線 どこ行き? -173ページ目

朝に想うは 花と…

染め上げる 蒼
緩やか 流る
小川のほとり

蔦 絡まし
可憐に咲く 朝顔
愛でる

昨日よりをと
願う今日を

甘い想い
抱く人を
重ねて

優し気な眼差し
与えられる様に

水面にくゆらす
光に照らして

密かに望む

翠 眠

緩やかな波を
漂って
零れるミドリまで

しなやかな葉の香り
躰を離れ

螺旋の向こう側へ

思考が薄れゆく
心地良さに
酔い痴れ

肌触り
よほど滑らかな
余韻の夜に

解けてゆく
重さが
今宵を結ぶ

清々しい明日へと

画面越しに
指先を潜らせ
明日のそのまた
明日の種を蒔いて

いずれ芽吹き
花が咲くのを
眺め 待つ

鼻腔をくすぐる
甘い匂い
キミの姿
映す匂い

柔い陽射し
とりどりの
笑顔咲かせ
ひとつ
また ひとつと
実り 祈り

葡萄の様に
艶やかな彩を
携えて

円い想い
円いカタチ
描き続けていたい

この先で
出会うだろう
キミと…