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エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

エントリーの概念を簡単に説明しますね。
これはどんな手法でも必要なことです。

上がると思って、買う場合には、どんな手法でも決めなければならないことがあります。

●どこまで下がったら判断の誤りを認めるか?
相場はスイングしてますので、上がると思って買っても、一旦は下がったりしますよね。
これまで、フィボの説明をしてきたので今回もフィボを例にしますね。
例えば、上昇トレンドの中で、少し下降を始めました。
現在値が77.50とします。
それをfibo=38.2=77.00での反転上昇を狙って、買うとします。

もちろんこれが無事に反転上昇すれば、問題ないですが、
76.99になったらどうするか?
76.70になったらどうするか?
これをエントリー後に迷っていては駄目です。

買う前に「76.90まで下がったら、このエントリーは失敗」というラインを決めておきます。
そして、そのラインに初めから損切注文を入れておくのです。
取り消したり、動かしたりしてはいけません。
狭くする方、利益を確定するほうに動かすのはOKです。


●最低どこまでの利益を見込んでいるのか?
先の例で77.00で反転するとして、どこまで上昇するのかを想定しなければいけません。
もちろん、利益をどんどん伸ばすべきですが、最低目標が必要です。
それは、個人的な都合ではなくて、相場のチャートの動きからのポイントとなる部分です。

この二つは売買する前に決めておく必要があります。

すると、損切の幅と目標利益の幅がわかりますね。
損切が10pipsで目標が10pipsだとしたら、成功率が50%以上見込める場合しか、トレードする意味がありません。
成功率が30%だとしても、損切が10pipsで、目標が100pips見込めるなら、勝負をすべきです。

トレードをするということは、売買してからは、不安や恐怖という強大な敵と戦わなければならないのです。
だから、売買をする前にできるだけ、多くの場合を想定しておき
こうなったら、こうするというのを決めておく必要があります。
後は、想定内のことを粛々と進めていくだけです。

特に損切は、メンタルが大きく左右するので、エントリーの直後に逆指値で入れておきましょう^^

基本的には、今のドル円は方向感もなく値幅もないので、個人的にはトレードする気がおきません。

フィボナッチの引き方について、ご質問があったので、1時間足で、もしも自分がトレードするならという視点で書きますね。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

直近のわかりやすい大きな下落に対して、上から下にフィボナッチを引きました。
77.25から76.50です。

フィボナッチで反転を狙うということは、ここで一旦上昇するものの、それは戻り目であり、本格的なトレンドは下降のまま変わっていないとして、トレードをするということです。
(個人的にトレードしないといったのは、今のドル円では、トレンドが下降のまま変わってないとは判断しかねるからです。)


フィボナッチを使うということは、その反転がどこで起きるか?を判断するツールです。

大切なのは、38.2%、50.0%、61.8%の三つですね。

今回のケースで言えば、38.2と61.8で一旦反転しているのがわかりませんか?

これが基本的なフィボナッチの使い方です^^
少し前のニュースになりますが、「タイムマシンが可能になる??」というニュースが流れましたね。

ニュートリノという物体が光よりも速い物体であるとの実験報告があったそうです。
なぜ、それがタイムマシンの可能性になるのでしょうか。

アインシュタインの特殊相対性理論によると、「光速に近づいていくと時間の流れが遅くなり、光速になると時間が止まる」「光速に近づいていくとその空間(長さ)が縮み、光速になると、空間が0になる」などの結論が導かれる。

よって、高速を超えると時間が逆行するということでしょう。

自分は文系なので、あまり詳しくわかりませんが、この実験をするのに730km離れた場所にニュートリノを発射したところ、その到達速度が光よりも速かったということですが。

時間が逆行するとしたら、発射したのが0:00だとしたら、730km離れた場所で検知されたのが、例えば23:59とかなんでしょうかね?
それとも、単純に光が0:02で着いたのに、ニュートリノは0:01だったということでしょうかね?

前者がホントならタイムマシンも可能な気がしますが…
後者だったら、単なる想定外に早い物質があったというだけの話だよね。

23:59に検知された後で、0:00にやっぱり発射しなかったらどうなるのだろうか?

そうすると、自分が生きている時間軸がひとつだけど、世の中には、無限にパラレルな世界があるのかね?

1分後のレートがわかったら、100%勝てるよねー。
あ・・・でもパラレルだから、同じ結果になるとは限らないのか・・・




前回の続きです。

相場を動かすのは、ニュースでもチャートでもなく、実際の売買でしかないということを説明しました。
『買いたい人が多く、売らされた人が多い場合は、価格が上がります。』
『売りたい人が多く、買わされた人が多い場合は、価格が下がります。』

では、買いたい人、売りたい人とは誰なのか?これを今日は考えていきたいと思います。

photo:01


ドルを売りたい人を考えてみましょう。
日本から、モノをアメリカに売って、その対価としてドルを受け取った日本企業ですね。
ドルをもらっても、下請けにドルで支払いできませんし、ドルで従業員の給料を払うわけにもいきません。
この企業は、ドルを売って、円を買いたいはずです。

ドルを買いたい人も考えてみましょう。
アメリカから、モノを日本に売って、その対価として円を受け取ったアメリカ企業ですね。
円をもらっても、下請けに円で支払いできませんし、円で従業員の給料を払うわけにもいきません。
この企業は、円を売って、ドルを買いたいはずです。

それぞれが自国内で取引する際には、自国の通貨を使えば良いのです。
通貨を売買(交換)する必要があるのは、他国と取引をした場合ということになります。
貿易ですね。

貿易で、国内でつくったものを海外に売ることを輸出といいます。
逆に海外のものを日本で買うことを輸入といいます。

そして、輸出のが輸入よりも多い場合を貿易黒字といいます。

ここで、日本がアメリカに対して貿易黒字だとしたら、それがどういう意味を持つのか?を考えてみます。
日本からは多くのモノがアメリカに輸出され、多くのドルを手に入れます。
そしてアメリカから少しのモノが日本に輸入され、少しの円を渡します。

日本は多くのドルを売りたいと思います。(円を買いたい)
アメリカは少しの円を売りたいと思います。(ドルを買いたい)

この不均衡が相殺されると
ドルを売りたい(円を買いたい)日本が残ります。

買いたい人が多いものは価格が上がり、売りたい人が多いものは価格が下がるので

円の価格が上がり、ドルの価格が下がるという円高ドル安の構図ができます。

この貿易による為替の取引は、実需要と呼ばれます。
これらの取引は、買戻しや売り戻しのない取引でトレンドを形成するものになります。

この理屈では、貿易黒字の国の通貨がどんどん価値があがることになりますが、実際そうはなりません。
そこには、実需要ではなく、仮需要と呼ばれる投資のための為替取引があるからです。
なぜ価格が上がるのか?下がるのか?
これについて、今日はミクロ的に考えてみたいと思います。
まず、世の中の大原則として、
欲しい人が多い⇒対象物の価値が上がる(価格が上がる)
手放したい人が多い⇒対象物の価値が下がる(価格がさがる)
これは、相場の世界でも同じです。

ただ、実際に買いたい人が多いかどうかなんてわかりません。
実際に買われるから、相場が動くのです。ここが一番重要です。
相場においてそれだけが事実であり、真実です。
それ以外のテクニカルもファンダメンタルも所詮その後付であり、真実ではありません。

では、なぜ買われると価格が上がるのか?
これをちゃんと考えたことはありますか?
買いが成立する為には、売りも同じだけある必要があります。
どちらかだけが多いということはありません。
じゃあ、価格は変わらないのでは?となりますよね。

具体例を出しましょう。
Aさんが車をアメリカに100ドルで輸出しました。
Aさんは、もらった100ドルをB銀行で77万円に換えました。

この100ドルを中心に見ると、Aさんが売り手でB銀行が買い手です。
Aさんは、自分の車が77万円になったので、OKです。
ところがB銀行は、100ドル持ってます。B銀行もドルを使うことはないので、売りたいのです。
B銀行は、C大手銀行に100ドルを売るのです。損をしてでも。得をしても。
C銀行も100ドルをD銀行に売ります。
これは、だれかがこの100ドルを受け止めるまで続くのです。
すると、この100ドルの価値は下がりつづけます。

これはつまり、売りたい人と買わされる人の構図です。
買わされた人は、翌日から売りたい人に変わるのです。
売りたい人と買いたい人のバランスが取れれば、レートは動かないです。
これが、買いたい人と売らされる人の構図になれば、価格は上がります。

もう一度確認すると、
なぜ価格が上がるのか?下がるのか?
その原因は、テクニカルでもファンダメンタルでもありません。
「買いたい人が多く、売らされた人が多ければ、価格は上がります。」
逆に
「売りたい人が多く、買わされた人が多ければ、価格は下がります。」
これが、ただひとつの事実であり真実です。

では、テクニカルやファンダメンタルはあてにならないのか?
もちろん役に立つものですが、それらは、全て買いたい人が多いのかどうかを推測するために役に立つという程度のものでしかありません。

FRBが利上げを決定した。だからドルが上がるのではありません。
利上げをしたという情報を入手した人達の中で、買いたい人が多くなると価格があがるのです。

移動平均線がゴールデンクロスした。だからドルが上がるのではありません。
そのチャートのシグナルを見て、買いたい人が多くなると価格があがるのです。

そうすると、相場の全参加者がどんな時に買いたいと思うのか?が重要になります。
これには、仮需要と実需要の違いもあります。

相場の中には、常に買いたい人も売りたい人も混在していて、それらのすべての参加者は、何らかの判断をして売買をするわけで、その判断の材料が何なのか?この全てを理解することは不可能です。
いくら本来上がるべき材料があろうとも、その材料が全体に広く伝播しなければ、買いたいと思う人は増えません。
本来大して下がるべき材料でなくとも、その材料が全体に広く伝播してしまえば、売りたい人が増えるのです。

テクニカルは、自分だけにしかわからないシグナルを出すものは、役にたちません。できるだけ多くの人が判断材料としてみているものが、大きなエネルギーを持つことになります。
複雑に数字をいじりまくっても、他の大勢がそのポイントを意識してなければ、その大勢はそのポイントで判断をしないので、そのポイントで価格が動くわけではありません。

ファンダメンタルは、その情報がどれだけ絶対的な意味を持つのか?よりも、その情報がどのような状況で、どのように伝わったか?そしてその情報が自分が入手した時点でどれほど市場に浸透していて、自分よりも後にその情報を入手して判断をする人達がどれくらい残っているのか?そして、残っている人達の判断の多くが自分と同じ判断になるのか?それを理解することが大切になります。

相場というのは、買いたいか?売りたいか?の人気投票であって、その市場参加者の多数決で価格が決まるということを、テクニカルやファンダメンタルを勉強する前に、是非理解しておくべきだと思います。
よくテクニカルやファンダメンタルを勉強すると「上がるはずなのに下がった」とか「下げるべきなのに上がった」とか思うようになりますが、それは単に自分と反対の判断をした人が多かったということです。正しいとか間違いとかではありません。

次回は、実需要と仮需要、トレンドとボラリティについて、解説したいと思います。