エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -87ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

汚い字ですいません。これは、自分が5月20日に書いていたノートです。
要約します。

○今後のユーロドルに影響を与えるギリシャの動向についてまとめたものです。

(1)ギリシャがユーロ圏から離脱する?
ギリシャの債務負債が膨大になり、ギリシャ国債を保有しているECBや各国銀行の損失は多大になり、世界恐慌を起こしかねない。これは非現実的で考えにくい。

(2)ギリシャの元本カットを含む債務の再編?
現状は、ギリシャの財務状況をEUとIMFが調査している段階で600億ユーロの追加支援の話もでているので考えにくい。

(3)ギリシャの債務返済期間延長での債務再編
現在進んでいる600億ユーロの追加支援と返済期間延長での債務再編が一番現実的で可能性が高い。

という見解でした。

さて、それから5ヵ月が経ちましたが…

考えにいくとした(2)の元本カットを含む債務再編はEU首脳会議で決定されてしまいましたね。
未だギリシャ内部では、モメモメしてるようですがw
支援受ける側が何を言ってるんでしょうかね…

そして、有り得ないと思っていた、ギリシャのユーロ圏離脱も今となっては可能性を否定できない状況にまで来ていると思います。

為替は、先が読めないと言われますが、本当にどうなるかわかりませんね。

来年、自分が南の島でのんびり過ごしている可能性もあるということですね^^

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ユーロ円の時間足です。
水曜日のトレードの日記です。

火曜日に想定以上に下がり、目先でのトレンドが上昇ではなくなったと判断した中、エリオットの波形としては、非常に不鮮明でしたが、水曜日の欧州時間に入り、直前の下落(介入の戻り)に対する調整の上昇波形が見えました。チャートで12345と書いてある部分です。調整のトライアングル波に見えましたので、その終点になりそうな雲の下限で売りました。
107.765です。

ストップは、浅めの107.90です。
もしも、これが本当にギリシャのデフォルトやユーロ離脱絡みの下落であれば、104.72を下抜けると想定できます。

30pips程の利益が出た時点で、半分を利確しました。

その後、下げ期待で持ってましたが、予想以上には下げきらず、106.50の壁が堅い。

木曜日になって、直前の戻り目の107.00付近までストップラインを引き下げておくが、そのまま終了。
76.5pips

ということで、平均53.5pipsの利益でした。

成功でも失敗でもなくといったトレードでした。

淡々と粛々と予定どおりにコントロールできた良いトレードです。
以下は、ベージュブックのサマリーです。本文のフルレポートはこちら↓
http://www.federalreserve.gov/fomc/beigebook/2011/20111019/FullReport.htm


Reports from the twelve Federal Reserve Districts indicate that overall economic activity continued to expand in September, although many Districts described the pace of growth as "modest" or "slight" and contacts generally noted weaker or less certain outlooks for business conditions.
12地区の連邦準備銀行からの報告によると、9月の全体としての経済活動は、拡大を続けた。しかしながら、多くの地区ではその成長のペースは「緩やか」または「わずか」と説明された。そしてビジネスコンディションの見通しは、一般的には、より弱く、より不確かであると示した。

The reports suggest that consumer spending was up slightly in most Districts, with auto sales and tourism leading the way in several of them.
レポートでは、消費支出がほとんどの地域で僅かな上昇を示唆している。その上昇は、自動車販売や観光等が牽引した。

Business spending increased somewhat, particularly for construction and mining equipment and auto dealer inventories, but many Districts noted restraint in hiring and capital spending plans.
事業支出は、特に建設業、鉱山機械、自動車ディーラーの在庫のためやや増加した。しかし多くの地区では雇用や設備投資計画の抑制に言及した。

By sector, manufacturing and transportation activity was reported to have increased on balance.
セクターでは、製造業と運輸業の活動はバランスよく増加していると報告された。

A few Districts also reported slight improvements in construction and real estate activity; nonetheless, overall conditions for both residential and commercial real estate remained weak.
2,3の地区では建設業と不動産業で僅かな改善を報告した。しかし居住用不動産、商業用不動産の両方の状況については、低調に推移した。

Districts reporting on nonfinancial services cited mixed results with activity varying widely by industry.
いくつかの地区では、非金融サービスは業界で広く変化していることもあり、混在した結果を報告した。

Loan demand by and large moved lower, with the exception of an increase in mortgage refinancing in many Districts.
ローンの需要は大きく減少し、多くの地区ではモーゲージのリファイナンスの増加を予測していた。

Crop conditions at harvest were generally less favorable than a year ago.
穀物の収穫の状況は一般的に1年前よりも好ましくなかった。

In contrast, energy and mining activity continued to strengthen in several Districts, with the exception of some storm-related slowdowns in the Gulf of Mexico.
対照的に複数の地区でエネルギーや鉱山の活動は強さが継続し続いていたが、例外的にメキシコ湾で嵐によりスローダウンした。

Cost pressures eased in the majority of Districts, though there was some further pass-through of earlier increases to downstream prices.
コスト圧力はほとんどの地区で緩和されたが、??????

Wage pressures remained subdued outside of a few exceptions in which firms noted having difficulty finding appropriately skilled workers.
賃金圧力は、企業が適切に熟練労働者を見つけることは難しいこと指摘する例外を別にすれば、いくつかの地域で抑制されたままだった。

以上です。各地区の詳細については上記リンクのFEDのページで確認してください。また、各地区連銀総裁やバーナンキ議長のスピーチについても下記のとおり掲載されていますので、参考に^^

October 22, 2011
Governor Elizabeth A. Duke

October 21, 2011
Vice Chair Janet L. Yellen

October 20, 2011
Governor Daniel K. TarulloNew York

October 18, 2011
Chairman Ben S. Bernanke

October 4, 2011
Chairman Ben S. Bernanke

これらがやはり一次情報になりますので、ファンダメンタルを分析するなら是非加工される前の情報を参考にしましょう。

各地区の連銀総裁のスピーチは、今回解説したベージュブックのサマリーではなく、それぞれの地区のレポートに基づいて発言されたものですので、①ベージュブックの各地区の状況、②地区連銀総裁の発言、③これまでの総裁のスタンス等を見比べて、今回のFOMCに向かって市場がどのように情報を理解し、動いてきたか?を調べると見えてくるものがあるかもしれませんね。

くれぐれも、二次情報や三次情報、過去の値動きを後から理由づけしている情報などに、惑わされてトレードしないように気をつけてくださいね。





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$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-1102

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今日は、ユーロ円の買いに失敗しました。
とはいえ、ナイズトレードでしたので、気にしてません。

介入翌日ということで、様々な噂が飛び交っていましたが、気にせずトレードできました。
入ったのは、1時間足の矢印部分です。
介入による高値を第3波の終了と判断し、その戻りを第4波と判断しました。
そしてエントリーしたのは、第5波の推進波のつもりでした。
108.360と少し引き付けが足りない気もしましたが、先行スパンに差し掛かり、モメンタムも売られすぎを示していましたので、買いを検討しました。
もしもこのカウントが正しければ、この下落の第4波は、第1波の高値である108.12を下回ることはない。
そこから考えるとストップは、108.12以下に置く必要がある。リスクは、25pipsと少し大きい。ただこれが第5波の始まりであれば100pips以上の伸びは期待できる。
ということで、普段の半分の枚数でエントリーする。

結果は、一旦伸びたものの、108を割り込み107円台に突入し、損切する。

トレードの戦略からエントリー、そして手仕舞いまでを自分のコントロール下で行うことができた非常に良いトレードだった。
特に、108円を割り込んだ時に、衝動でショートのエントリーをしなかったことが、今日は一番の成功でした。結果論でいえば、ショートしてれば、大きな利益でしたが、なんら根拠のないトレードになってしまうことを避けれたのが良かった^^

さて、反省はここまでにして、カウントの調整をしなければいけませんが、日足で見ると、この介入により、C波が終了し、新しい波動を形成するのではないかと思われます。
時間足で見ると、いくつかのカウントの仕方が見えますが、まだ戦略を立てれるほど明確なものではありません。
明日のFOMC後に東京市場は休みですし、今週のクロス円絡みはなかなかトレードが難しい状況ではないかと判断しています。

こういう時にこそ、普段できないような勉強をしたり、本を読んだりして、ベースとなる知識を増やしていきたいものですね。
「禁断の市場」という本の一節から
「…はたして市場をに理解するということは、どれほど現実味のある話なのでしょうか?
20世紀初頭の物理学では、量子論が出現し、ミクロの世界ではすべての現象の原因と結果が確立的にしか記述できないことが明らかになりました。また、20世紀末には、カオス理論が発展し、自然界にはマクロな現象でも予測が原理的に困難なものがたくさんあることが解明されました。
世界は、現象をブラックボックスで捉える見方が主流となりました。
…たくさんの人間と物とお金が複雑に絡み合う金融の世界を完全に理解するなどということが、どれだけ無謀なことかは明らかでしょう。金融市場とは、ブラックボックスを更にベールで覆ったようなものです。なかで何が起きているかまったくわからないだけでなく、入っていくものでさえ、不確かでよくわからない状態なのです。ブラックボックスに入っていくものは、経済指標や情報の入り乱れた新聞記事やデマなどですが、それ自体ありとあらゆる情報に左右されて、また、同時に矛盾していることもあり、因果関係を特定することは困難というのが真実です。ブローカーに聞いても、自分に有利な情報しか教えてくれません。それをどう補正すれば、公平な情報にできるのでしょう。更に不確実な要素は、ディーラーたちの市場への期待の大きさです。投資家が、良いニュースを発表した企業の株を買うのなら、市場の動きに説明が付けられます。しかし、投資家はたんにニュースだけに反応するのではなく、他の人たちが買い始めた瞬間を敏感に読み取り、そのトレンドに乗って、更に値上がりするのを待ちます。期待による群衆の動きは、経済現象特有の要素です。これは個々のディーラーの心の動きが複雑に絡んで引き起こされる群衆心理から生じるものと言えます。このような群衆心理は、量子力学によって解明された不確定性の問題よりも、すっと難解です。人間の期待というものは、ほんのささいなことで大きく膨らみもしますが、はかなくはじけてしまうこともあり、それを数学的に記述することは難しいからです。」


以上、フラクタルを分析からランダムウォーク理論に対立したベノワBマンデブロの著書からの引用です。
これは、要約すると、市場のマーケットの値動きに必要なすべての情報を入手して、分析することは困難である。
そして、仮にその情報のすべてを入力が可能で、それをシュミレーションできるスーパーコンピューターがあったとしても、カオス理論によって、ほんの些細な誤差や要因のずれによって、まったく異なる結果が出る。すべてを把握できたとしても、結果は確率的にしか答えを出せないということです。

まぁ、この部分だけ読むと、ランダムウォーク肯定にも見えなくはないですがw
この後、彼の持論によるフラクタル理論が展開でれていくわけですが、興味のある方は是非読んでみてください。ただ、この本を読んでトレードの役に立つかと言えば、まったく役に立ちません。著者自身もそう書いてますし。

今日の介入後、午後には、膠着時期がありましたね。その時期を見てこんな記事が流れました。

「政府・日銀は31日、日本経済を直撃した急激な円高を食い止めようと、外国為替市場で単独の為替介入を実施し、円売りドル買いの攻防を続けた。介入で円相場は、31日朝にオセアニア市場で付けた戦後最高値の1ドル=75円32銭から4円近く戻し、東京市場では79円20銭前後で数時間にわたって膠(こう)着(ちゃく)。「一定の水準を設定して介入する新手法がとられた」(市場関係者)が、海外勢が取引に入る夕方には再び78円台前半まで上昇し、介入効果は大きく後退した。
 「納得いくまで介入する」。安住淳財務相は介入直後の31日午前、記者団にこう語り、円高阻止に向けて市場を牽制(けんせい)した。
 通常は介入額を決めて円売りドル買いを実施するが、今回は「防衛ライン」を定めて断続的に介入を続けたもようだ。介入額は過去最高だった前回8月4日の約4兆5千億円を大幅に上回った可能性が高い。
 市場関係者からは「対ユーロでスイス・フランの上限を設定し、無制限で介入するスイス国立銀行(中央銀行)と同じ手法を一時的にとった」との見方が出た。」


ところが、しばらくして17時前には、このラインを下抜けしました。

ロングで入ったのに、大きな損失を出してしまったとのメールをいただきました。

このニュースをもう一度よく見てください。「ドルベック制の介入をしたから、膠着状態になった。」のではありません。「膠着状態になっているから、理由を探すと、ドルベック制を取っているのではないか」です。
結果論に後付で理由を付けているだけの記事です。更に言えば、それは直接的な因果関係が実証されたわけでもなく、ブラックボックスに入れたもののひとつに過ぎないのです。
「介入があった」、「外国ファンドの介入狙いの買いが貯まっていた」、「ミセス渡辺が買いあさっている」、「先週の口先介入が多すぎた」などなどの多くの要因をブラックボックスに入れたら、79.20一旦膠着の後下落という結果が出たということだけです。

今一度情報のご利用は計画的に^^