エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -69ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

概ね、先週の想定通りのスタートですね。
この数日ですが、アクセス数が異常に伸びています。書き手としては、非常に喜ばしいことですか、気軽に書いていたものが、間違ってはいけないという何か圧迫感すら感じます。

ここで、読んで頂いている皆様にお願いを一つだけさせてください。
疑問質問は、なんでも受け付けるつもりですが、漠然とした「100円割りますか?」とか、「明日は、いくらで売ればいいんですか?」とかの質問には、責任ある回答はしかねます。

そんな事がわかる能力があったら、今頃私もブログなんて書いていません笑

エリオット波動を主体とした議論をこのブログ上で皆さんと共有し、お互いが成長できるものになればと思っています。

このブログを持って一部のメッセージに対する回答とさせて頂きたく思いますので、御承知ください。
今日は、消費税の増率が相場に与える影響について、考えてみたいと思います。

現時点の自分の知識内での考察に過ぎませんので、そのあたりはご承知ください。
書き終えた結果からすると、答えは出ませんでしたw
それでも読んでいただける方は、読んでください。

ケインズの総需要モデルでは、国民所得はIS-LMで構成されるとしています。
IS曲線は、投資と貯蓄を意味します。
LM曲線は、流動性と貨幣を意味します。

理論上は、増税は消費を減退させて総需要を減らすことになります。
逆に、減税は消費を刺激して、総需要を増やすことになります。

ここから相場の話に似てくるのですが

ミルトン・フリードマンという学者が「恒常所得仮説」という理論を提示しました。
これは、消費が単純に現在所得によってきめられるわけではなく、未来の予測も考慮して所得を決定するという理論です。

まぁ、もっともな理論ですよね。
来月は、給料が少ないことがわかっているのであれば、今月の消費を減らし、貯蓄を増やしますよね。
では、4月からの増税となった場合には、どうなるのでしょうか?
個人的には、ここで理論とは逆の動きをすることが合理的であるように見えます。
4月以降に増税なので、つまり所得が減少するということです。
なので、理論上は4月からの所得減少に備えて、貯蓄を増やすのが正しいですね。
でも、実際は、住宅や車など可分所得を越えて、借入までも入れて消費行動を取ることが多いように思います。
この事実からしても、単純な消費関数で分析は無理ですよね。

相場にかかわっている方なら、効率的市場仮説はご存じかと思います。

市場の参加者がすべて合理的な選択をするとしたら・・・・
この仮定間違ってますよね?

消費行動を取るのは、人間であって、すべての人間が合理的ではあるはずはないと思うのです。
来月は、給料が少ないことがわかっているのであれば、今月の消費を減らさなきゃいけないんだけど、ストレスも溜まってるし、飲みに行ってしまおうという人も必ずいます。

つまり、相場と同じように、増税という情報を聞いても人の受け取り方は様々で、情報を入手するタイミングも様々で、消費行動を取るタイミングも様々であり、増税後の景気動向を推測するのは、4月のチャートを推測するのと同様に不可能に近いのではないかと思います。

更に加えるならば、増税後の景気の落ち込みに対する、なんらかの金融政策の可能性もあります。マネーサプライを調整するのか?実質金利を調整するのか?

まぁ、結局のところ他のファンダメンタルと同様に、消費税が8%になるということは、後付けの理由にしかならないということです。

「…消費税の増税の影響が出ている」
といわれるのか?
「…消費税の影響は既に織り込まれていた」
と言われるのか?
はチャートの動き次第ということですね。

同じチャートを見て、買う人もいて、売る人もいる。
同じニュースを聞いて、買う人もいて、売る人もいる。

2014031501

ドル円1Hです。
5波がエクステンションした様子ですね。
102.90のショートは、ここで利確しておきます。

第5波が第3波の1.618を少し超えて、オシレーターもダイバージェンスを起こしています。
この101.19が第5波になるのではないかと想定しています。

そしてABCの調整をして新たな下落を考えています。

来週はこの下落を売っていきたいと思います。
現時点での想定売りポイントは、102.17です。

今週は美味しい相場でした。来週も期待です^^

2014031401

ドル円の1Hです。
チャンネルラインを抜けて、直前の上昇に対するFIBO61.8に迫る状況ですね。
ここを下抜いていくと、この波が第3波となり、この下落も推進波だという想定が強くなりますね。

とはいえ売りを追加するタイミングではないので、いまのポジションのストップ管理くらいしかやることはありませんね。

この数日は非常にやりやすいですね。
判断に迷う波形が少なくて^^

2014031301

今日のドル円1Hです。

概ね昨日の想定どおりの動きでしたね。
102.58付近での反発も想定通りです。

予定どおり102.60での半分利確を行いました。

が…未だにこれがABCの調整波なのか?123の推進派なのかはわかりません。

青線のチャンネルを下にブレイクすれば、推進派なのですが、下に抜けた時点でおそらく3波終了となるので、あまりエントリーの合理性に欠けますね。

逆に上に抜ければ、ABC波が終わり新たな上昇推進派が始まるという怖い可能性もあります。

また、つなぎ波を形成して、更にチャンネル内で調整の下落が続く可能性もあります。

今回は、エリオット波動を学ぶみなさんに良いケースを紹介できたのではないかと個人的には思っています。
いつもきれいに、12345ABCとカウントすることはできません。
そのなかで波形のいくつもの可能性を常に考え、単なる5割の可能性ではない優位性を見つけた時にエントリーを行うということです。

そして、想定どおりの動きをすれば、利益を伸ばし、想定外の動きをすれば、損失を抑えるということが大切なのだと思います。

相場において、私は違和感という表現を使いますが、直感というものは大切なものだと思います。それは、長年毎日チャートを見続けている自分が理論にはできない何かを感じたのですから。
ただし、この直感を使うのは、撤退するときだけです。
間違ってもエントリーを直感でしてはいけませんw