エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -36ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

上達の場に至るに二道あり、理より入るものあり、業より入るものあり、何れより入るも善しといへども、理より入るものは上達早く、業より入るものは上達遅し。」
これは、江戸時代の剣豪として名高い千葉周作の言葉です。
物事を上達する道に、実践から入る人も、理論から入る人もいるが、理論から入る人は上達が早く、実践から入る人は上達が遅いとの意味です。

これは、もちろんどちらも修練を積む前提での話です。
センスが有り、いきなり実践から入り成功するトレーダーもいるでしょう。
ただその他の一般のセンスの方であれば、そういうわけにもいきません。

武道において、「守破離」という概念があります。
「守」とは、師の教えを守り、それを反復して練習することとされています。
「破」とは、師に教えられ身に付けたことを自分の特性に合うように修行して、他流の良いところも取り入れ型を破るとされています。
「離」とは、守にとらわれず、破を意識せず、自分だけの境地を生み出すとされています。

これは、トレーダーにおいても非常に当てはまる技術習得のステップだと思います。

まずは、師となるべき本を読み、何度もそれを習得できるまで、実践と反省を繰り返すのです。この「守」は上達が見えにくく長いとされています。
すぐに芽がでるものではありません。何年もかかるかもしれません。
ただ、この段階で勝てないからといって、他の手法に変えても同じことです。
そこでまた「守」から入るのです。

いろんな手法をかじった程度で勝てるほど、相場は甘くないのが現状です。
逆にひとつの手法をしっかりと身に着けていれば、どんな手法でも勝つことができるのも相場です。

「守」の時期に勝てないのは、当たり前なのです。
そこでお金が増えなくても仕方ないのです。失敗して経験を積み、いろいろなものを身に着ける時期なのです。

ただ、初心者の方には、「広くいろんなものを見て、自分に合うものを探すように」とよく言っていますが、これは「守」を軽視しているわけではありません。

初心者というのは、まだどこの道場にも入門していない状態だと考えているので、自分が苦しい「守」の時期を乗り越えることができる道場を見つけてください。という意味です。

そして、他の流派の方に、「エリオット波動であればこうする」といった助言をしないのも「守」の段階のかたに余計な混乱をさせたくないからです。

自分の選んだ流派を信じて、修練を積んでください。目指すゴールはその先にあるはずです。基本となる書を自分の力で読み解き理解し、実践をしてください。
実践だけでは上達は遅くなります。
今日のテーマは、こちらです。

「衝撃波の第3波は、必ずチャンネルをブレイクするのか?」

実は、何度かこれについて調べてはみたのですが、現時点での見解として書いていきます。

まず、何が問題になっているのかを解説します。

エリオット波動理論の中でチャネリング(channeling)という手法があります。
これは、それぞれの波の終点を予測することに役立つとされています。

この内容については、今回は割愛します。

このロジックの準用して



「第3波については、始点から2波の終点を結ぶラインに対し、1波の終点から引かれた平行ライン(以後アッパーラインと呼びます。)を上に突き抜ける」としたものです。

このロジックは、使い方的には、「第3波と想定した波動がチャンネルをブレイクしたので、やはりこの波は第3波で間違いないだろう。」といったイメージが多いと思います。

では、もしもこの第3波と想定した波が、チャンネルをブレイクしなかったら?
果たして、それは第3波と言えるのだろうか、ひいてはその波動は衝撃波と言えるのだろうか?

「第3波は100%チャンネルブレイクする」という説について
この説を展開しているのは、日本のエリオット波動の研究者として有名な杉田勝氏です。
著書「FXエリオット波動実践投資術」において
「…3波はこの延長戦上を必ず上回ります。上回らない場合は推進波ではありません。」
との記述をしています。

これについて検証を行ってみたというのが今回の内容です。

「エリオット波動入門」パンローリング社に書かれているチャネリングについて引用します。
「衝撃波のチャネリングでは、まず最初に少なくとも3つの基準点が必要である。
図2.8に示したように、第2波が終了したら、次は1波と3波を結び、2からそれと平行な線を引く。こうしてできたチャンネルの下側のラインは、次の第4波の予想される下限となる。
(多くの場合、第3波がかなり延長すると、当初の始点は最終的なチャンネルの基点ではなくなる。)

括弧内の記述では、「多くの場合」としています。ここから読むと、100%ではないと解するのが妥当に思われます。

原書の「The Wave Principle」での記述も見てみます。
「Wave number three should normally terminate at around the upper channel line.If wave number three exceeds the upper channel line,the upmovement has taken on temporary strength,whereas if wave number three terminates below the upper channel line,the upmovement has developed temporary weakness」

訳すと
「第3波は、チャンネルのアッパーライン周辺で終えるべきである。もしも第3波がチャンネルのアッパーラインを越えた場合は、上昇の動きは強いものと仮定される。逆に第3波がチャンネルのアッパーラインより低く終えた場合は、上昇の動きは弱いものと仮定される。」

つまり、第3波がチャンネルのアッパーラインを超えないことも想定されていると解するのが妥当に思われます。

次に、Financial World Articlesでエリオット自身によって書かれた記事を見てみます。
「Wave 3 ,normally parallel to wave 1 ,should end in the approximate vicinity of the tentative or dashed upper line of the channel.

訳すと、
「通常は1波と平行である3波は、破線で書かれたチャンネルのアッパーラインの周辺で正確に終わるべきである」
としています。
これも、もしも越えた場合は・・・と続くのですが
ここでも、やはり第3波がアッパーラインを超えないことを想定されているように解します。

もうひとつ別の視点からですが
衝撃波においては、第1波がエクステンションされることも想定されています。
「The Wave Principle」において波の理想的な比率について書かれている部分があります。それによると、第1波がエクステンションした場合は、第1波の値幅を1.00、第2波から第5波までを0.618としています。
第4波と1波が重ならないという原則を踏まえて、この理想比率で、第3波がチャンネルブレイクするのは、とても困難に思います。
(第2波の下落と第3波の上昇が時間的に極端に短い場合のみ可能になります)

こんな感じですね。

「エリオット波動入門」の図6.12についても、3波がチャンネルブレイクをしていないようみ見えます。


以上の検証から、個人的には
エリオット波動理論では、第3波が必ずしもチャンネルをブレイクするわけではないと考えます。ただ、為替相場に限定したルールやガイドラインががあることや、時代の経過により新たな概念ができることまでを否定するつもりはありません。

もしも、エリオット、プレクター、フロストらの書かれたもので、100%ブレイクするとの記述を見つけた方は、ご連絡していただけると非常にありがたいです。

テーマとしては、『なぜ、トライアングルは第2波ではなく4波で出るとされているのか?』このなぜを掘り下げていきたいと思います。

正確に問題を定義すると、「エリオット波動入門」の第1章のトライアングルの記載の中で

(以下引用)
「トライアングルは常に、より大きなパターンにおける最後のアクション波に先立つところに出現する。具体的には、衝撃波の第4波、ABC波のB波、またはダブルジグザグやトリプルジグザグ、その複合型の最後のX波などである。』
まず、ここまでで一旦切って考える。
トライアングルのガイドラインとして
①衝撃波の第4波
②ABC波のB波(ジグザグ、フラットを示していると想定する。)
③ジグザグ複合波の最後のX波
上記3つの状況で出現すると言っている。
 
ここで明確にしておかなければならないのは、「より大きなパターンにおける最後のアクション波」とは何か?
「より大きな」とは「何より大きな」と言っているのか?
(以下省略)
 
記事をリニューアルしました。
 
こちらをご覧ください。



ドル円4Hです。
122.02で3波が完成したとの見方をしています。
120.06で4波が完成しているかもしれませんし、ここから120.16までの押しがまだあるかもしれません。
基本的には、この状態の時は、トレードのパフォーマンスが落ちるのでトレードを行いません。

第4波は、いろんな意味で難しいですね。
理論からでなく経験則の話になりますが、



まず、第4波は、複雑になることが多いです。
上記のチャートは、15mですが、最初のジグザグからX波とつないで、未だ4波中と想定しています。
120.65からの上昇を5波スタートで推進波というには、言い難い波形になっています。

こういう時は、一定の幅でどちらにも動く可能性があり、抵抗帯も薄く間延びしてしまい、優位性のあるポジションが取りにくいですね。

上の122.02を抜けた場合は、第5波に入ったのが概ね間違いないと言えるので
追いかけてもいいと思います。

ただ、下の120.65は抜けてもそこで第4波終了となり、第5波の上昇に合うかもしれません。

まぁ、今週はエントリーをしないかもしれません^^

ということで、有意義な時間の使い方をしたいと思います。



これいつもと画面違うんですけど、わかりますか?
よっぽどコアなブログ読者の方でなければわからないかもしれません。

遅ればせながら、MT5デビューしました^^

いろいろとカスタマイズしていたので、MT4から抜け出せずにいたのですが
今日、fenwickさんより、チャート上のある期間のローソクが抜けているとの話を頂き、調べたところ確かに抜けていました。

そこで、ヒストリカルデータのダウンロードをしたりしてたのですが、うまくいきませんでした。
いっそのこと新しいのMT4を一から入れようと思いサイトを見ていたら、MT5があったので、DLしてみました。
ユーザー目線でインターフェイスが改良されています。



なんと、指標がここで確認できます。



ニュースだって読めちゃいます。

更に、タブを見てもらえばわかりますが、「シグナル」では、誰かの作ったシグナルの運用成績が載っています。
多分無料でダウンロードもできそうです。
使いませんけど。

そんな感じで、今日からデビューしちゃいます。