欧州車かく語りき。 -129ページ目

R1150RS 不調の原因

BMW R1150RSが不調を確認してから3か月はたっただろうか・・・。

この時期にはイジるより乗りたい。走っていたい。

しかし昨日から降り続いた雨が、今日のの午前中まで残りそうな感じだったのでゴロゴロしながら、CSで映画を見ていると、窓に陽が射しはじめたのが午後1時。

この時間だと紅葉のキレイなトコまで行くことは不可能、よって以前から気になっていた事でもやろうと。

お盆のツーリングで気になっていた、R1150RSのアイドリング不調の様子見をしてみました。

アイドリングが僅かではあるが上下し不安定で、暖気後ならまだしも冷間時にはヘタするとエンストしてしまう。オットト・・・というのが何回かあった。

前回の整備から1万キロ以上。そろそろアチコチ汚れが蓄積していてもおかしくない状態。
お盆のツーリングの際に、1万キロ以上走ったプラグをデンソーイリジウムに交換したが、変化無しだった。予想ではプラグと思っていたがハズレでした。

となるとエアスクリューかな?という事で、外してみました。

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外してしまいましたが、このスロットルボディの穴に真鍮製のエアスクリューが入っている。

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外したエアスクリュー。
カーボンの蓄積はかなりのモノです。横の黒いモノは同調調整用ニップルのキャップ。
その上に見える濃いコーヒーの様な汁はそのキャップの中に入っていたモノ。ガソリンの燃え残りで、まるでタールです。

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コッテリとのったカーボン。アイドリング時の微妙なエアをつかさどっている部分なので
薄っすら付着しているならともかく、デコボコするくらいでは問題であろう。

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キャブレタークリーナーを使い無事キレイになりました。
段差等もなくОリングもまだまだイケます。柔らかい真鍮なので取付にも注意。
円錐状の部分に段差があれば即交換。

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エアスクリューがそうなら当然その穴も汚れています。
こちらにもキャブレタークリーナーをタップリ吹き入れ清掃。

ついでにスロットルボディもずらして見てみると、タールでかなりしっとりしていたので、キャブレタークリーナーで洗浄。下を向いている同調調整用のニップルから汚れた汁が出てきたのは言うまでもありません。

ハイオクを使用し、たまにワコーズのフューエル1も使用していましたが、燃料の経路や燃焼室等の汚れは落ちても、吹き返し部分であるバタフライバルブよりエアクリーナ側には効かない様です。

エアクリーナからスロットルボディ間、スロットルボディ本体の汚れは非常に酷くタールでグチャグチャだった。
今後は5000キロ毎にはなんらかの清掃をした方が良さそうだ。

R1200GSは2万キロ近くやってないので大変な事になっているのが予想される・・・。

各部を再度締め直し、エアスクリューも規定位置に戻しエンジン始動。
キャブレタークリーナーをタップリ使った為ややセルを多く回したが無事始動。

しかし相変わらず不安定なアイドリング。
ただアイドリングが上がった事を考えると、通路がキレイになった証拠か。

となるとまた別の原因を探さねばいけません。

ツーリング最中にはあまり注意深く確認していなかったが、今回は神経を集中してエンジン音や振動を感じ取ってみると、どうやら左右のバランスがズレている様子。

音はバラつき、振動が大きく多い。

そこでスロットルワイヤの確認をすると、右側シリンダの方がやや引きがあまい事が判明した。
正確にはバキュームゲージでやるべきだが、目で見て左右の遊びや引き始めを調整してみると・・・。

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ここを左右調整すると戻ってきました、本来の振動と音が。
ボクサーエンジンと言えば左右に車体を揺さぶる印象だが、左右バランスした本当に調子の良いエンジンは、素晴らしく滑らかで静かです。

とりあえず問題解決。近いうち近所のオートバイ屋でバキュームゲージを借りて計測してみよう。

しかしエンジンの構造上、左右のバランスを取る事が4気筒等並列エンジンに比べ、難しいと言えるが、ほんの少し修正しただけで戻ったという事は、ほんの少しズレただけで調子を崩すという事になる。

ワイヤは伸びて当然のモノなので、やはり5000キロ毎程度の頻度で調整はすべき。
エンジンの調子は徐々に狂っていくものなので、気をつけていないと分からないので、感じ取れない場合は潔くディーラーに点検に出した方が良いだろう。

10000キロ点検は意外に重要だと実感した。外車だからとかではなく、エンジンの構造上という意味で・・・。その後上がったアイドリングを調整し終了しました。

BMW R1200GS アドベンチャー

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私がこのR1200GSアドベンチャーの乗り始めてちょうど2万キロで2年の歳月が過ぎたところ。

それ以前はR1150GSアドベンチャーを2年で2万キロ乗っており、アドベンチャーという車両とは合計4年の時間と4万キロを共にした事になります。

今年の秋のシルバーウィークに四国へ出かけた事で、このオートバイの素晴らしさを再確認をし、思いを新たに付き合っていこうと思った事で、この記事を書こうと思いました。

BMWオーナーには今更な事なのでスルーした方が良いかもしれません・・・。
4年4万キロで語るなと言われそうですが・・・。

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このオートバイの魅力の一つであるボクサーエンジン。

このエンジンのピストンはセンターに配置されたクランクシャフトを右回転で回す。
よって空吹かしをすると右に車体を揺する。サーキットでは右コーナーでやや強い旋回性を発揮し、逆に左コーナーでは抵抗を感じる。
これは旧いボクサーでは非常に顕著であり、現行では普通に走っている分には殆ど感じる事は無い。

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フロントサス。テレレバーと呼ばれ、ハンドリングの要である操舵とタイヤが受ける衝撃を緩和するサスペンションの動きを完全に分ける。
実際には沈んでいるが、フロントが沈む感じが無く、特に下りのワインディングで有効。

この地面からの衝撃緩和をフロントにあるAアームという部品が完全に受け持ち、剛性はこちらで確保する為、フロントフォーク(BMWはスライダーと言う様です)が細く出来き、自然なタワミが得られる事で豊かな接地感をハンドルまで伝える事が可能になり、地面からの情報量がとても多く絶大な安心感に繋がっています。

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こちらはリアのパラレバー。シャフトドライブだが、リアデフ手前に間接を設ける事で、シャフトの癖であるリアのリフトアップを制御しており、チェーン駆動のオーソドックスなオートバイに乗りなれた人間でもシャフト駆動を感じる事はほぼ無い。
チェーンと違い旅先で切れる心配や注油したりという手間等が無く、非常に信頼性も高く不安の無い旅を継続出来る機構。

今回の四国は酷い道と書く、”酷道”である国道が殆どで、それだけで200キロ以上走った。
道幅は3メートル少々、舗装道路ではあるがとても快適とは言い難い。
そしてセンターには落石や風雨で集まった小砂利と、日陰では道路が苔で緑色に・・・。
舗装林道と呼んで良いでしょう。

そんな峠超えが何ヶ所もあったので、登りもあれば同じだけ下りがありました。
1日中走った酷道・・・そこでの快適性には驚きました。

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このオートバイに装着しているタイヤはデュアルパーパス用の深く広い溝のモノで、フラットダートであれば辛うじて走破出来る性能を有しており、当然雨等でも比較的安定したハンドリングが得られる。
かと言ってドライがダメかと思えば、全くそんな事は無い。むしろつぶれ方が分かり易く、当然限界は低いがハイグリップタイヤより道路の情報が伝わり易く、その中でのハイペースで走れるので、ハイグリップを履き剛性が高すぎてタイヤを潰す事が出来ずに、ロードインフォメーションが得られていないレプリカであれば、ミラーの中に小さくしてしまう事は容易であろう。

登りではリアに荷重を掛けつつ、向きを変えれば巨体が驚く程に曲がってくれる。
下りでは、沈みこまない印象のパラレバーのおかげで恐怖感が殆ど無い。

レプリカ等で前傾姿勢を強いられ、更に下りの状況では恐くないわけがない。
リアに荷重を移す事が出来るくらい下りでもアクセルを開けられるなら、いくらかマシではありますが普通はそうはいきません。

ところがこのGSではフロントが19インチと大きめのホイールを採用する事とパラレバーのおかげで、同じBMW17インチ車両に比べても前下がりを更に防いでくれています。

そしてフロントタイヤがリアタイヤの外側を回る感じ、いわゆる弱アンダー傾向が下りの峠で安心感に拍車をかけている様に思います。
サーキットと違い、バンクしている時間が長い一般公道では、そのバンク中の安心感が重要であり、バンク中であっても進路を自由に変えられるのは大径フロントタイヤのおかげである事に他ならず、非常に魅力である。


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高速走行では、大きなスクリーンが上半身への風を上手に往なしており、一日1000キロを走る私の大きなアドバンテージとなっています。
幅広のハンドルバーを邪魔に感じるのは購入当初だけで、轍等でハンドルが暴れた際は小さな力で制御する事が可能である事のメリットの方が大きい。

寒い冬にはグリップに付くヒーターも大きな魅力。

強いて言うなら、ギア比がショート傾向である為、巡航速度の割に回転数が高く、せわしないのと燃費が悪いのが問題なのと、R1150GSから比較して、各部品が明らかに単価を落とそうとした形跡が見て取れ、全体に安っぽくなった事でしょうか・・・。

四国での”酷道”三昧でも感じた絶大な安心感でしたが、本当の凄さは帰宅時に通った深夜の峠道でした。

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四国帰りの疲れた体で約300キロ高速を走り、渋滞40キロの表示に落胆し高速を途中下車して、夕飯と温泉を堪能しマッタリした後の小雨降る山梨県”柳沢峠”越え。

塩山市内から上がるとさすがこの時間帯だと4輪が殆どいない。街灯も無く、路面はウェット。
気温も17℃程度まで落ち込んでいる。そして3泊4日四国漫遊で疲れた体で、直前まで温泉でマッタリもしていた。

それでも、愉しく感じたのには正直驚いた。
今まであれば、絶対このケースだと我慢して渋滞に巻かれていましたが、今回はなぜか峠越えを選択してしまった。しかし結果としてそれが良かった様です。

起きた上半身と高いシート高でカーブの先まで見渡せる視界と、後付けではありますが、HIDのヘッドライトにフォグランプ、タップリとしたストロークのサスペンション、ワイドレンジなタイヤ等々、挙げればキリが無い程過酷な状況の為の装備に助けられた形になってます。

初心者や女性には一番の心配であるシートは確かに高いですが、臆せず倒せばいいんです。もちろん場所にもよりますが・・・。

タチゴケで壊れるのはエンジンカバーとハンドルのグリップエンドくらいなモノです。
エンジンが横へ張り出しているお陰で足を挟む事も少なく、そのエンジンがある為支点になり、倒れた車体も起こし易いといえます。

走り出してからは全く重さを感じる事が無く、200キロ以上のモノが股の下にあるとは到底思えません。ハンドリングはダルいとも言えますが、運転に自信の無い方にはとても優しいハンドリングに感じる事でしょう。

エンジンも然り・・・。ある程度のレスポンスを有していますが、それでも国産ハイパワー車両に比べると、こちらもダルな感じで安心してアクセルを開ける事が出来るので、積極的にリアに荷重をのせる事で安心感をさらに高められます。

私はこのGSをむしろ初心者に乗ってもらいたい車両だと思います。
車両全体の優しい動きは、運転の上達にもなり、自身をも付けてくれると。

大きく重い部類のオートバイではありますが、シートの加工でかなりマシになりますし、無理に選んで損の無いモノだと思います。

上級者はそのダルな動きをあらかじめ予想出来き、先回りした車体制御をしてあげれば、やはりそれなりに速いのがGSなんです。

売却も考えた事がありますが、今はこのオートバイにずっと乗っていようと思っています。あくまで今の所で先は分かりませんが・・・。

とても良い車両に出会って幸せに思います。でも・・・。このオートバイを越えるとすれば・・・。

















































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こいつかもしれない・・・。

暑くない四国漫遊~漫遊でもないか・・・東側の旅~

瀬戸内海に浮かぶ小さな島での一夜も楽しく過ぎ、波の音を聞きながらの目覚めの最終日(予定)。

本日はRさんともお別れです。

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今朝も美味しい朝食を頂いた後に、軽トラで港まで搬送されます。

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この島は小さい上に、坂が非常に多くミニバイクが大活躍。警察が無いのか治外法権なのか、誰もヘルメットを被っていません。

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船の荷物にイリコが。夜の宴会時にサービスでイリコを出してもらいましたが、さすが乾きモノとはいえ新しいモノは旨かったです。

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これが、イリコ加工場。と言っても網で取ったかたくちイワシを生きたまま急いで港へ持って来て、画像で見えるホースみたいなモノで吸い上げて、そのままお湯にドボン、その後乾燥炉へ。イワシは鮮度が命だそうです。

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さよなら伊吹島。恐らくもう来る事はないでしょう。
悪い意味ではないですよ。

そして今日は朝食を軽めに取って、今回メインとも言えるウドンを食べに行きました。
まず、観音寺港そばの、”柳川製麺所”。

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かま玉の小¥230を注文したが、量は普通です。これでは2杯目がキツくなりそう・・・。
これぞ讃岐うどん。昨日食べたトコより値段ものど越しも良いです。
このうどんを食べた後、松山道へ乗るRさんとは固い握手をし再会を約束したトコでお別れとなりました。

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4台となった我々の2軒目は”つるや”さん。
ここも観音寺駅から歩いていける程の距離です。

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このうどん屋さんはおでんがあります。もの凄い色の汁ですが、これと言ってしょっぱいわけではありません・・・。
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こんにゃくが旨そうだったので・・・。でもうどん通に言わせると、おでんがある店はイマイチだそうです。

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そしてこれが”しょうゆうどん(小)”¥150也。
こちらのうどんの食感は先ほどより更にコシがあります。もの凄い弾力でアゴが鍛えられます。でもこのくらいじゃないと食べた気ないのは私だけでしょうか。
しかし2杯目はキツイ。宿の朝食を抜けば良かった・・・。
この後夕方まで、満腹キープでした。味の素をかけるのもミソ。

なんとなく予定はしていましたが、ここで10時を回っていたので延泊決定。
帰路にある宿を探しだしますが、さすが連休中日、どこも満室です。

しょうがないので取りあえず松山道から瀬戸中央道で本土岡山へ。

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しまなみ海道にも行きたかったんですが、とても遠回りなのでこちらを選択。
しまなみ海道に比べ、少々短い橋ですが景色はとても良いです。

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パーキングにはオートバイが沢山いました。地方テレビと思しきインタビューも行われていたので、僅かに映っていたかも?

岡山の早島から山陽道、播胆道で中国道へ。
昨日ご対面出来なかったT本さんより、本日お会いしましょう!とのメールを頂きましたので、その待ち合わせ場所の加西SAに向かいます。

鳥取からわざわざ出て来て下さったT本さんとの対面を無事済ませ、次のインターまで一緒に走ってお別れ・・・。
この加西SAで京都大原の民宿を予約完了していたので、一路京都東ICへ向かって爆走。

到着したのは午後5時過ぎ。今日も350キロ程走りました。

ここで四国漫遊の幕を閉じました。酷道ばかりでしたがとても楽しかった旅もアッと言う間に終わって、一日空けて社会復帰です。

Rさん、大変お疲れ様でした。私の道路選択が悪かったばかりに苦労の連続で、とても辛い旅になってしまいましたね。これに懲りずに次回は快適道路選択に精進したいとおもいます。

先述した通り、四国には暑い時期しか行った事が無く印象があまり良くなかった私ではありましたが、とても良い土地でまた行ってみたいと思う様になりました。
西側を選択すれば、さほど酷道もなさそうですし・・・。

台風さえ避ける事が出来れば比較的天候も安定してますし、また機会があれば言ってみたい土地です。でもGSでホント良かった。