R1150RS 不調の原因 | 欧州車かく語りき。

R1150RS 不調の原因

BMW R1150RSが不調を確認してから3か月はたっただろうか・・・。

この時期にはイジるより乗りたい。走っていたい。

しかし昨日から降り続いた雨が、今日のの午前中まで残りそうな感じだったのでゴロゴロしながら、CSで映画を見ていると、窓に陽が射しはじめたのが午後1時。

この時間だと紅葉のキレイなトコまで行くことは不可能、よって以前から気になっていた事でもやろうと。

お盆のツーリングで気になっていた、R1150RSのアイドリング不調の様子見をしてみました。

アイドリングが僅かではあるが上下し不安定で、暖気後ならまだしも冷間時にはヘタするとエンストしてしまう。オットト・・・というのが何回かあった。

前回の整備から1万キロ以上。そろそろアチコチ汚れが蓄積していてもおかしくない状態。
お盆のツーリングの際に、1万キロ以上走ったプラグをデンソーイリジウムに交換したが、変化無しだった。予想ではプラグと思っていたがハズレでした。

となるとエアスクリューかな?という事で、外してみました。

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外してしまいましたが、このスロットルボディの穴に真鍮製のエアスクリューが入っている。

イメージ 2

外したエアスクリュー。
カーボンの蓄積はかなりのモノです。横の黒いモノは同調調整用ニップルのキャップ。
その上に見える濃いコーヒーの様な汁はそのキャップの中に入っていたモノ。ガソリンの燃え残りで、まるでタールです。

イメージ 3

コッテリとのったカーボン。アイドリング時の微妙なエアをつかさどっている部分なので
薄っすら付着しているならともかく、デコボコするくらいでは問題であろう。

イメージ 4

キャブレタークリーナーを使い無事キレイになりました。
段差等もなくОリングもまだまだイケます。柔らかい真鍮なので取付にも注意。
円錐状の部分に段差があれば即交換。

イメージ 5

エアスクリューがそうなら当然その穴も汚れています。
こちらにもキャブレタークリーナーをタップリ吹き入れ清掃。

ついでにスロットルボディもずらして見てみると、タールでかなりしっとりしていたので、キャブレタークリーナーで洗浄。下を向いている同調調整用のニップルから汚れた汁が出てきたのは言うまでもありません。

ハイオクを使用し、たまにワコーズのフューエル1も使用していましたが、燃料の経路や燃焼室等の汚れは落ちても、吹き返し部分であるバタフライバルブよりエアクリーナ側には効かない様です。

エアクリーナからスロットルボディ間、スロットルボディ本体の汚れは非常に酷くタールでグチャグチャだった。
今後は5000キロ毎にはなんらかの清掃をした方が良さそうだ。

R1200GSは2万キロ近くやってないので大変な事になっているのが予想される・・・。

各部を再度締め直し、エアスクリューも規定位置に戻しエンジン始動。
キャブレタークリーナーをタップリ使った為ややセルを多く回したが無事始動。

しかし相変わらず不安定なアイドリング。
ただアイドリングが上がった事を考えると、通路がキレイになった証拠か。

となるとまた別の原因を探さねばいけません。

ツーリング最中にはあまり注意深く確認していなかったが、今回は神経を集中してエンジン音や振動を感じ取ってみると、どうやら左右のバランスがズレている様子。

音はバラつき、振動が大きく多い。

そこでスロットルワイヤの確認をすると、右側シリンダの方がやや引きがあまい事が判明した。
正確にはバキュームゲージでやるべきだが、目で見て左右の遊びや引き始めを調整してみると・・・。

イメージ 6

ここを左右調整すると戻ってきました、本来の振動と音が。
ボクサーエンジンと言えば左右に車体を揺さぶる印象だが、左右バランスした本当に調子の良いエンジンは、素晴らしく滑らかで静かです。

とりあえず問題解決。近いうち近所のオートバイ屋でバキュームゲージを借りて計測してみよう。

しかしエンジンの構造上、左右のバランスを取る事が4気筒等並列エンジンに比べ、難しいと言えるが、ほんの少し修正しただけで戻ったという事は、ほんの少しズレただけで調子を崩すという事になる。

ワイヤは伸びて当然のモノなので、やはり5000キロ毎程度の頻度で調整はすべき。
エンジンの調子は徐々に狂っていくものなので、気をつけていないと分からないので、感じ取れない場合は潔くディーラーに点検に出した方が良いだろう。

10000キロ点検は意外に重要だと実感した。外車だからとかではなく、エンジンの構造上という意味で・・・。その後上がったアイドリングを調整し終了しました。