遠近法で描く中国 -2nd Season- -46ページ目

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

英題:The Professional Service Firm 50
副題:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦(3)
著者:トム・ピーターズ
訳者:仁平和夫
発行:阪急コミュニケーションズ / 2000年6月 / 単行本
ジャンル:ビジネス


トム・ピーターズ氏の「サラリーマン大逆襲作戦」シリーズから、第3弾著作のご紹介です。

[目次]

はじめに
読者ガイド

(1) 新会社+お客さん+プロジェクト
1 会社設立
1a 経理部だっておしゃれになれる
2 寝ても覚めても、お客さん
3 お客さんを選ぼう
3a 自分を高めてくれるお客さんを探そう
3b お客さんの人員整理も忘れずに
4 すべての仕事をプロジェクトに変えよう
4a 精魂込めて
5 自分の肩書は自分で決めよう

(2) ポートフォリオの質
6 お客さんに叱ってもらおう
7 プロジェクト・リスト
8 ベンチャー・キャピタリスト
9 週一回のプロジェクト・レビュー

(3) インパクト
10 あらゆる仕事をすごいプロジェクトに変える
11 自分らしさで妥協するな
12 あつく燃えろ
13 インパクトの測定
14 挑発するのがプロの使命
15 お客さんの手を引いて約束の地へ
16 政治は浮世の味
17 絶妙のバランス
18 人を感動させるのがプロ
19 ゼニが取れなきゃプロじゃない
20 背筋も凍るプロジェクト
21 この世に残すもの
22 走れメロス
22a 浮気できないプロジェクト生活
23 こういう会社に、私たちはなりたい
23a 人助け

(4) お客さんと暮らす
24 お客さんはチームのレギュラー選手
24a 押しかけ女房になろう
24b お客さんをエキスパートにする
24c お客さんを崖から突き落とすな
25 お客さんに評価してもらう
25a 世間がステージ
26 綱引きの「たまらない緊張感」
27 自分の殻を破るために

(5) ドキドキわくわく
28 切迫感と興奮を創れ、ときめきとざわめきを創れ
29 空間はパート-ナー
30 祝杯、祝杯、また祝杯
30a 照る日もあれば、降る日もある
30b 道化師求む
31 汝のサポートスタッフを愛せ
32 日程という神の祟りをおそれよ
32a 稼いでこそプロ
33 方法論
34 セールスは他人ごとにあらず

(6) 知が資本
35 研究開発の伝道師になれ
36 ナレッジ・マナジメント
37 デザインを考えよう
38 強みと弱み

(7) タレント
39 タレント鑑定家になろう
39a タレントを引き寄せる磁石になろう
40 ごった煮から生れるもの
40a 人の回転をよくして、風通しをよくしよう
41 なにかで有名になる
41a 敬意は好意より強し
42 完全主義は手抜きをしない
43 神話創造
44 訓練してプロの基本をたたき込む
45 OJTにまさるものなし
46 利口まるだしの馬鹿
47 常人には常識的なことしかできない
48 チャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!

(8) 自分たちのもの
49 考え、夢見て、行動する
50 自分たちの職場は自分たちで変える

訳者あとがき


共感した箇所のご紹介です。
「お客さんとは、
・パートナー
・「深い仲」になる人
・長く苦楽をともにする人
・将来をいっしょにつくっていく人
・運命をともにする人
・心がつながっている人
・強い信頼がなければ、いっしょに仕事をできない人
・手に負えない問題に喜々として取り組むプロ
・自分の評判の源
・口コミの発信源
・いっしょに成長していく人
・自分が負けるときは、いっしょに負ける人
・自分が勝つときは、いっしょに勝つ人」(32頁)

「あなたがどういう人間かは、顧客リストをみればわかる。
 顧客リストは、あなたを映し出す鏡なのだ!」(34頁)

「2. お客さんについて、詳細に記録をつけよう。自分のいちばん大切な資源(すなわち時間)をどのお客さんに使うべきか。いまのお客さんが本当に好きか。どうしても好きになれないなら、どうすればいいか。」(37頁)

「自分を試してくれ、プロとしての成長、人間としての成長を助けてくれるお客さんに投資しよう。巨額の投資をしよう(そうでないお客さんへの投資は打ち切ろう)。」(39頁)

「セミナーのあと、ある女性の参加者からメモを渡された。見ると、こう書いてあった。
「私はコンサルティングの会社を経営していますが、自分の肩書を<代表取締役>から<革命推進役>に変えました。」
 やるじゃないか!」(53頁)

「1. 知能を売る会社は何で成り立つのか? 答え―人材とお客さんとプロジェクトで成り立つ。だから、まず始めに、この三者について、在庫を点検してみよう。」(65頁)

「友人(俳優)から聞いたのだが、演劇界ではこう言われているという。
「小さい役はない。あるのは、小さい役者だけ。」」(71頁)

「自分の「ポジション」を八語で書かなければいけないという人もいれば、三十五語で書ければいいという人もいる。私の意見はこうだ。自分の居場所(ポジション)を確認したほうがいい。」(73頁)

「私たちはカッコいい仕事をしている、はずだ。
 大事な仕事をしている、はずだ。
 だったら、自分の仕事に情熱をもてないはずはない。
 燃える経理部、燃える人事部、燃える情報システム部、燃える経理部・・・・・。」(76頁)

「デービッド・マイスターは『真のプロフェッショナリズム』の中でこう書いている。

 専門的な知識や技能をもつプロにインタビューするとき、私はよく「なぜ、いまのお仕事をしているのですか」と聞いてみる。お金も、意義も、チャレンジももちろん大切だが、私がなによりも聞きたいのは「人を助けるのが好きだから」という答えなのだ。この答えが抜けていると、相手が急につまらない人間に見えてくる。」

トム・ピーターズのコメント―異議なし!」(122頁)

「「自分だけが知っていることは、なにがなんでも人に教えるな」というのが、これまでの常識だが、これほど人を卑しくするものはない。私の仕事、プロとしての仕事は、日々成長することだ(長い年月のうちには、飛躍的に成長していることだ)。だから、今日の「企業秘密」などになんの未練もない。欲しい人がいれば、いくらでもくれてやる。私の生き残り戦略はただひとつ、毎日脱皮をはかり、つねに人より先を行くことだ。」(136頁)

「私がこれまでいっしょに仕事をしてきた一流のプロはみな、おそるべき「個人教授(パーソナル)大学」をもっていた。つまり、創意の泉を涸らさないために、「知恵袋」を大切にしていたのである。彼らは、個人教授大学の教授陣の拡充に余念がなく、最先端にいる人たちの知恵を拝借して、最先端よりさらに先を行こうと考えているのだ。」(151頁)

「1.みんなの仕事には、いつもプレッシャーがかかっている。だから、激励する機会、ほめる機会を探すのに、苦労などしないはずだ。ものすごい情熱を傾けている人をほめてあげよう。え、成果も出ていないのに、ほめられるかって? ほめないから、成果が出ないのだ。」(166頁)

「知能販会社の心得
・サポートスタッフを採用するときは、十分注意を払い、若き弁護士や公認会計士を雇うときと同じ採用基準で選別すべし。
・サポートスタッフには十分の報酬を払うべし。
・表彰の候補、パーティーの招待リストから、サポートスタッフをはずすべからず。
・尊敬に値するサポートスタッフには、尊敬の念をもって接すべし(人を二流市民扱いすれば、賞状も金一封もたちまち色あせる)。」(177頁)

「購買部だろうが、財務部だろうが、情報システム部だろうが、研修部だろうが、職に就いている人はみな職人である。」(196頁)

「・私たちは「知のビジネス」をしている。
・知識共有は自然に発生しない。
・知識共有を促進する簡単な構造と明確なインセンティブが必要になる。
・知識を引き出し、それをパッケージする人間が必要になる。」(202頁)

「たとえば、顧客サービスのあり方を変えるプロジェクトに取り組んでいたら、インターネットに接続し、顧客サービスをテーマにした本を一ダースほど、アマゾン・ドット・コムに注文する。届いた本を次々と読破していって、すごい本にめぐりあったら、さっそくその本の著者に電話をかけ、ぜひお会いして、お話を聞きたいと頼んでみる。」(204頁)

「デービッド・マイスターは『専門サービス会社マネジメント』の中で、よそには絶対負けない強みをつくる際に、考えるポイントを八つあげている。
・常識をくつがえす求人方法。
・卓越した研修。
・他の追随を許さない問題解決の方法論。
・顧客の相談にのり、助言を与える高い能力。
・質量ともに充実した価値ある知識基盤。
・プロジェクトとチーム編成に対する独自のアプローチ。
・群を抜く研究開発力
・マーケティング・スキル、顧客の話を聞くスキル。」(212頁)

「給与体系をひっくり返す。プロスポーツでは、下にいるスーパースターが、上にいる監督やコーチの何倍もの給料をもらっている。人事部でも総務部でも、そういう給与体系にしていけない理由はない。タレントには高給をはずもう。」(221頁)

「管理職全員を、タレント育成能力で評価する。タレントの鑑定力が社運を左右するなら、タレントを発掘し、育てる能力のない管理職は、まさに無能だということになる。だから、誰かを管理職に昇進させるときには、何よりもまず、その人にタレント育成能力があるかどうかを見なければならない。そして昇進させたあとも、タレント育成の実績で、その人を評価しなければならない。」(223頁)

「辞めていく人がいないと(あるいは少ないと)、空気がよどむ。
 離職率ゼロの(あるいは低い)プロ野球チームや劇団を想像できるだろうか。もちろん、できない。そうだろ? 期待のルーキーに一か八か賭けてみようとしないプロ野球チームや劇団を想像できるだろうか。答えは同じだろう。」(233頁)

「次の中から、お好きな言葉をお選びください。
・おそるべき腕前
・神も舌を巻く神業
・不世出の達人
・どえらいやつ
・ただものではない
・世界一」(237頁)

「2.ボーイスカウトでもスポーツチームでも劇団でも何でもいい、自分がかつて属していた「すばらしい集団」について話し合ってみよう。「すばらしい集団」とは何か(私なら、こう断言する。志を果たすために、全員が死力を尽くす集団であると)。そこで得た結論を、現在のプロジェクトに活かしてみよう。」(242頁)

「2.週刊『感動速報』を発行しよう(電子メールでもいい)。感動のストーリーを、みんなで共有する習慣をつけていこう。ストーリーを共有財産にしない限り、神話は生まれない。」(248頁)

「エド・フリーマンとダニエル・ギルバートは、オリジナリティーに富んだ『企業戦略と倫理の追求』の中でこう書いている。

 会社というのは、人間の集まりである。・・・・・会社とは何か、我々の見方はかなり単純である。それは「社員」と呼ばれる人たちのプロジェクトを実現する手段である。会社は、人間が自分の仕事をやりとげる一つの方法にすぎない。少し言い方を変えると、それぞれの目的地への通過点にすぎない。・・・・・会社とは、自分のプロジェクトをやりとげようとする社員間の合意の集積であるともいえる。」(254頁)


次回からは、「トム・ピーターズのマニュフェスト」シリーズを2冊、ご紹介します。






トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈3〉知能販のプロになれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (3))/トム ピーターズ

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著者:ジェリー・ガルシア / チャールズ・ライク
訳者:片岡義男
発行:草思社 / 1976年5月(1998年6月新装版1刷) / 単行本
ジャンル:音楽、哲学

1960年代のアメリカで伝説のバンドといわれた「グレートフル(グレイトフル)・デッド」のヴォーカル、ジェリー・ガルシアが語る、「もうひとつの生き方」について書かれた本です。この本は二人の対談形式になっています。

[目次]

序 チャールズ・ライク

1 新しい生き方を目ざして
1) 十五歳でドロップ・アウトしてから
2) ロックンロールの直撃を受けて
2 新しい生き方のなかで

もうひとつの生き方? 片岡義男


共感した箇所のご紹介です。
「現代のアメリカは、体制がもはやかたまりすぎ、超管理状態にあるため、なにか新しいことをしている人たちにとっての唯一の突破口は、ドロップ・アウトすることなのだ。
 管理社会のいいなりになっていると、自分の一生をそれこそ文字どおり「なんにもしないで」終わってしまうことになりかねない。」(9頁)

「ガルシア  ぼくは、個人的な哲学というものを持たない。ぼくが持っているものといえば、循環を感じとる能力だけだ。ぼくが考えるのだが、ものごとはなにごとによらず多かれ少なかれ、循環している。いろんなことが、周期をもって、起こってくる。だからその周期が自分にとってもっとも不利になっていくことがたとえあっても、大局的には均衡がとれていて、これが、時というものの機能なのだと思う。」(51頁)

「ガルシア  教えるということは、結局、教え方の問題なんだ。しかし、誰もが人に教えるというのは、よくないと思う。人はやはりなにかをやるべきなんだ。たとえば音楽を学ぶときには、音楽のあるところへいけばいい。それが、音楽を学ぶことだ。ぼく自身、音楽を教えてもらったけれど、教えてくれる先生というような存在は、ぼくにとっていたためしがない。
 生きるということは、基本的に言って、前へ向かっていくことなんだ。生きていけば、より多くを知り、より多くのことがらを発見していく。さらにいろんなことがおこってきて、より多くのことがわかっていく。ずっとひとつにつながって、つづいていくわけだ。」(151頁)

「ジェリー・ガルシアは、十五歳のときにドロップ・アウトしたという。
 ドロップ・アウトとは、なにだろう。
 この本のなかでジェリーが語っているところによると、ドロップ・アウトするということは、生きるということを社会的な一般的な視点からとらえるのをいったんやめにして、ごく個人的な感性のレヴェルでとらえていくことなのだ。
 これは、さほど特別なことではない。」(230頁)

「自分はこれをやるのだときめたこと、見つけたことをやりつづけることによってのみ、ジェリーの言う「新たなる空間」つまり「もうひとつの生き方」が、ただ単なる夢ではなく、自分の日常をとりまく現実のものとなっていく。
 ハイとは、理想の社会を自分の生活からつくっていこうとすることなのだ。」(233頁)

「良質のドロップ・アウトたちとつきあってつくづくわかるひとつのたしかな事実は、自分の好きなものとして一生やりつづけていけることがらとの健康的なつきあいをとおして、その好きなことにかかわるたいへんなトレーニングを自己に課し、ながいあいだの自己訓練をへて、彼らが高度にプロフェッショナルになっている、という事実だ。」(234頁)

「人と人とのコミュニケーションに、ひんぱんすぎるほどについてまわる否定のパワーやマイナスのエネルギー、つまりひとことで言えば、抑圧だが、この抑圧を必要としなくても、人間の集団生活は社会として成り立つのだということを実証しようとしている世界、それが、ジェリーの「もうひとつの生き方」であり、ジェリーはその生き方を、コズミックな共感世界へ持っていこうとしているようだ。」(235頁)


ドラッグを使ってハイになって演奏するミュージシャンが、わざわざ生き方を説くのか、という先入観のもとに読み始めました。
親しんだ片岡氏の繰り出す文章の力だけではなく、ジェリー・ガルシアという人間の哲学、彼の言う宇宙とのつながり、その世界に圧倒されます。
チャールズ・ライクは、それを宗教だと言います。
仕事とは、コミュニケーションとは、そして生きるとは、そんなことに迷っている若いひとにお勧めします。
ただ、片岡氏の文章に不慣れな人にとっては、読みづらい部分があるかもしれません。




自分の生き方をさがしている人のために/ジェリー ガルシア

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『ブランド人になれ!』(評価★★★★★)

英題:The Brand You 50
副題:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦(1)
著者:トム・ピーターズ
訳者:仁平和夫
発行:阪急コミュニケーションズ / 2000年3月 / 単行本
ジャンル:ビジネス

[目次]

はじめに
読者ガイド

1 自分の人生が帰ってきた
1a 大きくなったら何になりたい?(あなたはもう大きくなった)
2 ついに来た、ホワイトカラー革命!
3 自分の名前をブランドにする
3a あなたまるごとハウマッチ?
4 四つのツール(練習教材)
4a 自画像(アイコン)
5 あなたの仕事は、くだらない仕事か
5a あなたも達人になってみないか
6 さて、どうパッケージしようか
7 自分という名の企業
8 自分が大切にしているもの
9 ビジネス力
9a 八つの頭をもつ怪物
10 ビジネスというゲームはおもしろい
11 自分を世間にどう伝えるか
12 名刺を捨てられないために
13 していることを見れば、その人がわかる
14 政治は汚い仕事ではない
15 つまらない仕事を黄金に変える
15a くだらないことはやめる
16 金が積もれば、心が萎える
17 プロジェクトのポートフォリオ
17a プロジェクトの魅力が、あなたの魅力
18 一点集中
19 お客さんは、あなたの鏡
20 お客さんとともに生きる
21 極めれば、唖然
22 コミュニティーづくり
22a 新しい時代の新しい忠誠心
23 ヘンな人と友だちになろう
24 デザイナーにあらずんば、ブランド人にあらず
25 絶えず新しい品揃えを
26 虹の上を歩いていこう
27 鳥肌が立たないものなんて・・・・・
28 あなたのステージを、みんなが見ている
29 上司の心得
30 アイデンティティーは「よそ行き」ではない
31 ブランドは信頼のマーク
32 たかが名刺、されど名刺
33 インターネットで何をやる?
34 話術は大切なブランド術
35 気持ちが暗くなったら勝てない
36 リニューアル!
37 若返り計画
38 実践・リニューアル50
38a 誰だって厚い壁にぶちあたる
39 後ろ盾活用術
40 現場に向かって走れ!
41 人を見る眼があるか
42 志のないブランドなんて・・・・・
43 ブランド人は「生き方の手本」を示す
44 権力は必要善
45 うわさの男/うわさの女になろう
45a それで、あなたの商品(うりもの)は?
46 たった一人で世界を制す
47 売る!
48 ブランド人=営業マン
49 命がけで守るもの
50 晴れて自由の身になって、泣くヤツがあるか

訳者あとがき


共感した箇所のご紹介です。
<ブランド人の世界>
・人々の記憶に残る仕事をする(すごい仕事でなければ、すごい仕事にする。なにがなんでも・・・・・)。
・日々、切磋琢磨し、達人を目指す。
・このプロジェクトを選んだのは、新しいことを勉強できるから。自分の限界に挑戦できるから。カッコいい人たちと付き合えるから。
・昼食は人脈を広げる大切な時間。
・カッコいい仕事に変えられるなら、つまらない仕事に喜んで飛びつく。
・プロジェクトこそ、私のすべて。そのポートフォリオが生きている証。
・すごい、きれい、気品、革命、衝撃という言葉が好き。
・お客さんのために生きる。
・意識して、変人と付き合う(カッコいい人からカッコよさを学ぶ)。
・楽しくなければ仕事じゃない。
・毎朝、布団をはねのけて飛び起きる。
・正しいと思うことは粘り強く主張する。
・すぐに変われない自分に腹が立つ。
・チャンスさえあれば、大冒険をやりたい。
・明るい色が好き!
・一に行動、二に行動・・・・・。
・すったもんだがあるから人生は楽しい。
・力は自分で奪い取るものだと思う。
・事前に許可を求めるより、あとで叱られるほうがいい。(15-18頁)
→逆さまの立場で<雇われ人の世界>も紹介されていますが、ネガティブな言葉ばかりですので記しません。

「昔の職人は、仲間づきあいと世間の評判を大切にし、修練研鑽を怠らず、誇り高く、自分の腕一本を頼りに生きてきた。これを現代の言葉に直すと、要するに、自分の名前をブランドにしていたのだ。」(36頁)

「3.これからは毎日、自分にこう問いかけてみよう。
 自分が今やっていることは、自分のブランド化になにか役立つだろうか?
 答えがノーなら、時間の使い方を考え直したほうがいい。」(39頁)

「一、ブランド価値・チェックリスト
1.自分はいま、いくつのことで名前を知られているか、今後一年間に、その分野をいくつ増やそうと思うか。
2.現在進めているプロジェクトで、自分の力をほんとうに試されるものがいくつあるか。
3.この三か月の間に、新しく学んだことがいくつあるか。
4.この三か月の間に、名刺ホルダーの中に重要な人の名刺が何枚増えたか。
5.現在、自分が断然目立っていることはいくつかるか。
6.この三か月の間に、履歴書に箔を付けるために何をやったか。
7.現在の履歴書は、一年前の履歴書とどこが違うか。」(43頁)

「四、バンパーステッカー
 一九九八年十一月の中間選挙のとき、ある候補者にこんなことを言った新聞記者がいた。
「どうもあなたのことがよくわからない。バンパーステッカーを作ってくれませんか」。いい考えだ!あなたもパンパーステッカーを作ってみたらどうか。」(45頁)

「仕事という言葉の使い方には注意したい。
「それは私の仕事ではありません」
「この仕事を火曜日までにやっつけなくちゃ」
 あなたはそんなに仕事をするのがイヤなのか。」(52頁)

「自分のことを一個のパッケージだと思っている人は少ないだろうが、実は、人は誰しもパッケージなのだ。(中略)
 自分をブランドに仕立て上げるコツは、自分をどうパッケージすれば、メッセージを的確に伝えられるかを考えることだ。」(59頁)

「自分にはどういう能力があるのか。自分はどういう性格なのか。自分の得意技は何か。その他大勢と自分がはっきり違うものは何か。自分が経営者で、自分を雇うとすれば、年に七万ドルも払う気がするだろうか。あるいは自分がお客さんで、自分にサービスを頼むとすれば、一日八〇〇ドル払っても安いと思うかどうか。問題は、パッケージだ。」(61頁)

「予定表は神聖なり。毎日、状況は刻一刻と変わるが、それでも、自分の予定表はテレビ局の番組表と同じものだと考えていい。大統領の秘書官に負けないくらい、真剣にその日の予定を考えてみよう。あなたの一挙一動がメッセージをもっている。片時も息は抜けない。どんな些細なこともおざなりにできない。あなたがその日何をやるかで、あなたのブランド・イメージは上がりもするし、下がりもする。自分が、自分という会社のスポークスマンになり、広報マンになり、メッセージ・メーカーになるのだ。」(66頁)

「ウイリアムズ・ブリッジズは『自分という名の企業を創れ』の中で、八つの帽子をそろえる必要があると説いている。その八つとは、
・マーケティング帽
・商品開発帽
・業務管理帽
・顧客サービス帽
・販売帽
・情報管理帽
・時間管理帽
・計画帽」(74頁)

「・自分はいったいどういう人間か
 ・自分の商品(うりもの)は何か
 ・それは何がスペシャルなのか
 ・類似品と何が違うのか
 ・その信頼性をどう表現すればいいのか
 ・自分がすすんでることをどう伝えればいいのか
 ・自分がカッコいいことをどう伝えればいいのか」(85頁)

「ブランドとは、さわれるもの、さわれないもの、見えるもの、見えないものの複合体である。たとえば、コカ・コーラが売っているのは、不思議な味がするドリンクだけではない。安心感、爽快感、疲れたときのひとやすみ、仲間と談笑する楽しさ・・・・・いろいろなものを売っている。この「プラスα」がなければ、あれだけのブランドにはならない。」(86頁)

「少しでも時間が見つかると、あれもこれもと手を出すヤツがいる。仕事も遊びも細切れにしかできないヤツがいる。どうでもいいことに忙殺されて、時間が足りないとぼやいているヤツがいる。大馬鹿者!時間を大切にして、はじめて時間ができる。」(93頁)

「トム・ワトソンが言ったことには、まったく賛成である。
「エクセレンスへの道は、いますぐ、エクセレントではないことをすべてやめることだ。」
 言葉にすれば簡単だが、やるとなれば難しい。
 くだらないことをやめる=エクセレンス+ブランド人への第一歩」(105頁)

「ブランド人=抜群=実行=鬼神のごとき一点集中」(119頁)

「お客さんへの思いやりがないのなら、困っているお客さんを命がけで助けようと思わないのなら、ブランド人になろうなどとは思わないほうがいい。あなたも私も、人助けのプロなのだ。その意味で、私たちは全員が救急隊員だ。(中略)

ブランド人は、お客さんの話をよく聞く。
 ブランド人は、お客さんをいたわる。
 ブランド人は、お客さんを助ける。
 ブランド人は、お客さんと苦楽をともにする。」(127-128頁)

「プロのサービスは、ひとの悩みを聞き、ひとを助け、苦しみを分かち合うのが商売だ。私たちはみんな、特殊技能を持っている(そうでなきゃ、そもそも技能を磨く必要はない)。しかし、人間らしい心をもたなければ、お客さんと心が通い合わなければ、どんな特殊技能も児戯に劣る。このことを考えてみよう。親しい同僚と話し合ってみよう。冗談ではなく、ここが、ブランド人になれるかどうかの境目なのだ。」(128頁)

「2.単純にして、細大もらさぬ名刺管理システムを考えだそう。いいか、システムだぞ、システム!まずは名刺を分類する。分類したら、名刺一枚一枚の余白や裏に、その人に関するすべての情報(仕事のことでも私生活のことでも)と、最後に連絡を取った日付(電子メールでも手紙でも電話でも)を書きこんでおく。」(136頁)

「いまは、おかしな時代だ。この点については、みなさん全員がうなずくだろう。だから、みなさんもおかしくならなければ、時代についていけない。自分がどこまでおかしくなれるかは、付き合っている人のおかしさで決まる。」(141頁)

「私は何よりも恐れているのは、澱んで腐ることだ。それを避ける方法はひとつしかない。私の頭を攪拌してくれるもの(すなわち変わり者)に、絶えずわが身をさらすしかない。
 いつも同じ仲間と昼食をとり、いつも同じ顔ぶれの会議に出席し、いつも手慣れた仕事だけをやるのは実に楽だ。一方、自分とはまったく考え方の違う人と付き合い、自分の信念が揺らぐような発想にいつもわが身をさらすことは実にしんどい。」(142頁)

「ひとめでわかる、おトク、きれい、優雅、やさしい、誠実―その総体があなたというブランドだとすれば、それをどういうシンボルマークにデザインすればいいのか。デザインでライトアップしてはじめて、あなたのすばらしさは輝く。」(146頁)

「どんな障害が起ころうと、なにがなんでも、約束は守らなければいけない。言い訳はいっさい許されない。(中略)
 あの人に頼めば大丈夫―そう言われる人が、ブランド人である。」(168頁)

「あなたの正体を明かすもの、たいての場合、それは名刺である。
 名刺は、相手の心を動かすか、動かさないか、そのどっちかしかない。」(172頁)

「ビッグ・プロジェクトだろうが雑用だろうが、自分を大きくしてくれるものが仕事である。そうでないものは、蹴っ飛ばせ!仕事だけでなく、私生活でも話は同じだ。成長のない人生など、生きるに値しない。」(189頁)

「・憂鬱を追い払うために・・・・・。T・H・ホワイトの『永遠の王』の中で、予言者のマーリンは王にこう言っている。「うちひしがれたときに一番の妙薬は、何かを学ぶことよ。決して失望せず、心が決して倦(う)まず、さまよわず、恐れや不信や後悔に決して苦しめられることのない唯一のもの、それが何かを学ぶこと」」(190頁)

「いくら頑張っても前に進めないときに、自分には素質がないなどと諦めてはいけない。目には見えないところで、力が蓄えられているのだから・・・・・。それは、学んだことをしずかに吸収している時間なのだ。学んだばかりでまだバラバラになっている情報やら技術やらが、頭の中で、体の中で、互いに結びついて壮大な回路を形成していく時間なのだ。」(207頁)

「一流のコンサルタントは、どんな小さなことでも、崔真極秘情報をじかに仕入れるため、一直線に現場に向かう。どんな問題でも、どんな状況でも・・・・・。これはぜひとも見習いたい。現場に強い味方をつくろう。現場の人たちと仲良くなると、会社の健康状態と自分がやった仕事の成果が手に取るようにわかるから・・・・・。」(213頁)

「ブランド人は会社を頼らず、
・自分の腕を頼りに、
・輝く個性を頼りに、
・同志のネットワークを頼りに、
・プロジェクト(すごいプロジェクト)を頼りに、
・成長を頼りに、生きる。」(226頁)

「1. マーケティング=オーラ
2. マーケティング=名前を覚えてもらうこと
3. マーケティング=イメージ
4. マーケティング=あなたの評判/あなたのうわさ」(233頁)

「商品(うりもの)なくして、ブランドはなく、マーケティングなくして、ブランドはない。
 あなたの商品は何か?
 あなたが提供する商品は、ほんとうに、お客さんにお金を払ってもらえるだけの価値があるか?」(237頁)

「あなたは営業ができるか。商談ができるか。ひとが取ってきた仕事をやるのが雇われ人、自力で仕事を取ってくるのがブランド人だ。(中略)

 仕事を取ってくる人
 その人がいちばん偉い
 ブランド人=企業人
 ブランド人=商品(よそじゃ売ってない商品)
 ブランド人=商品のすばらしさを伝える
 ブランド人=営業マン(セールスマン)」(244-245頁)


トム・ピーターズ氏の著作は他にも所蔵していますので、追って紹介していきます。
中でもこの本が一番心に響く1冊です。


追記:楽天の書籍紹介ブログでは字数制限がありましたので、ご紹介したい部分すべては、書いていません。
こちらアメブロでは問題ありません。


トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))/トム ピーターズ

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