『ブランド人になれ!』(評価★★★★★) | 遠近法で描く中国 -2nd Season-

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

『ブランド人になれ!』(評価★★★★★)

英題:The Brand You 50
副題:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦(1)
著者:トム・ピーターズ
訳者:仁平和夫
発行:阪急コミュニケーションズ / 2000年3月 / 単行本
ジャンル:ビジネス

[目次]

はじめに
読者ガイド

1 自分の人生が帰ってきた
1a 大きくなったら何になりたい?(あなたはもう大きくなった)
2 ついに来た、ホワイトカラー革命!
3 自分の名前をブランドにする
3a あなたまるごとハウマッチ?
4 四つのツール(練習教材)
4a 自画像(アイコン)
5 あなたの仕事は、くだらない仕事か
5a あなたも達人になってみないか
6 さて、どうパッケージしようか
7 自分という名の企業
8 自分が大切にしているもの
9 ビジネス力
9a 八つの頭をもつ怪物
10 ビジネスというゲームはおもしろい
11 自分を世間にどう伝えるか
12 名刺を捨てられないために
13 していることを見れば、その人がわかる
14 政治は汚い仕事ではない
15 つまらない仕事を黄金に変える
15a くだらないことはやめる
16 金が積もれば、心が萎える
17 プロジェクトのポートフォリオ
17a プロジェクトの魅力が、あなたの魅力
18 一点集中
19 お客さんは、あなたの鏡
20 お客さんとともに生きる
21 極めれば、唖然
22 コミュニティーづくり
22a 新しい時代の新しい忠誠心
23 ヘンな人と友だちになろう
24 デザイナーにあらずんば、ブランド人にあらず
25 絶えず新しい品揃えを
26 虹の上を歩いていこう
27 鳥肌が立たないものなんて・・・・・
28 あなたのステージを、みんなが見ている
29 上司の心得
30 アイデンティティーは「よそ行き」ではない
31 ブランドは信頼のマーク
32 たかが名刺、されど名刺
33 インターネットで何をやる?
34 話術は大切なブランド術
35 気持ちが暗くなったら勝てない
36 リニューアル!
37 若返り計画
38 実践・リニューアル50
38a 誰だって厚い壁にぶちあたる
39 後ろ盾活用術
40 現場に向かって走れ!
41 人を見る眼があるか
42 志のないブランドなんて・・・・・
43 ブランド人は「生き方の手本」を示す
44 権力は必要善
45 うわさの男/うわさの女になろう
45a それで、あなたの商品(うりもの)は?
46 たった一人で世界を制す
47 売る!
48 ブランド人=営業マン
49 命がけで守るもの
50 晴れて自由の身になって、泣くヤツがあるか

訳者あとがき


共感した箇所のご紹介です。
<ブランド人の世界>
・人々の記憶に残る仕事をする(すごい仕事でなければ、すごい仕事にする。なにがなんでも・・・・・)。
・日々、切磋琢磨し、達人を目指す。
・このプロジェクトを選んだのは、新しいことを勉強できるから。自分の限界に挑戦できるから。カッコいい人たちと付き合えるから。
・昼食は人脈を広げる大切な時間。
・カッコいい仕事に変えられるなら、つまらない仕事に喜んで飛びつく。
・プロジェクトこそ、私のすべて。そのポートフォリオが生きている証。
・すごい、きれい、気品、革命、衝撃という言葉が好き。
・お客さんのために生きる。
・意識して、変人と付き合う(カッコいい人からカッコよさを学ぶ)。
・楽しくなければ仕事じゃない。
・毎朝、布団をはねのけて飛び起きる。
・正しいと思うことは粘り強く主張する。
・すぐに変われない自分に腹が立つ。
・チャンスさえあれば、大冒険をやりたい。
・明るい色が好き!
・一に行動、二に行動・・・・・。
・すったもんだがあるから人生は楽しい。
・力は自分で奪い取るものだと思う。
・事前に許可を求めるより、あとで叱られるほうがいい。(15-18頁)
→逆さまの立場で<雇われ人の世界>も紹介されていますが、ネガティブな言葉ばかりですので記しません。

「昔の職人は、仲間づきあいと世間の評判を大切にし、修練研鑽を怠らず、誇り高く、自分の腕一本を頼りに生きてきた。これを現代の言葉に直すと、要するに、自分の名前をブランドにしていたのだ。」(36頁)

「3.これからは毎日、自分にこう問いかけてみよう。
 自分が今やっていることは、自分のブランド化になにか役立つだろうか?
 答えがノーなら、時間の使い方を考え直したほうがいい。」(39頁)

「一、ブランド価値・チェックリスト
1.自分はいま、いくつのことで名前を知られているか、今後一年間に、その分野をいくつ増やそうと思うか。
2.現在進めているプロジェクトで、自分の力をほんとうに試されるものがいくつあるか。
3.この三か月の間に、新しく学んだことがいくつあるか。
4.この三か月の間に、名刺ホルダーの中に重要な人の名刺が何枚増えたか。
5.現在、自分が断然目立っていることはいくつかるか。
6.この三か月の間に、履歴書に箔を付けるために何をやったか。
7.現在の履歴書は、一年前の履歴書とどこが違うか。」(43頁)

「四、バンパーステッカー
 一九九八年十一月の中間選挙のとき、ある候補者にこんなことを言った新聞記者がいた。
「どうもあなたのことがよくわからない。バンパーステッカーを作ってくれませんか」。いい考えだ!あなたもパンパーステッカーを作ってみたらどうか。」(45頁)

「仕事という言葉の使い方には注意したい。
「それは私の仕事ではありません」
「この仕事を火曜日までにやっつけなくちゃ」
 あなたはそんなに仕事をするのがイヤなのか。」(52頁)

「自分のことを一個のパッケージだと思っている人は少ないだろうが、実は、人は誰しもパッケージなのだ。(中略)
 自分をブランドに仕立て上げるコツは、自分をどうパッケージすれば、メッセージを的確に伝えられるかを考えることだ。」(59頁)

「自分にはどういう能力があるのか。自分はどういう性格なのか。自分の得意技は何か。その他大勢と自分がはっきり違うものは何か。自分が経営者で、自分を雇うとすれば、年に七万ドルも払う気がするだろうか。あるいは自分がお客さんで、自分にサービスを頼むとすれば、一日八〇〇ドル払っても安いと思うかどうか。問題は、パッケージだ。」(61頁)

「予定表は神聖なり。毎日、状況は刻一刻と変わるが、それでも、自分の予定表はテレビ局の番組表と同じものだと考えていい。大統領の秘書官に負けないくらい、真剣にその日の予定を考えてみよう。あなたの一挙一動がメッセージをもっている。片時も息は抜けない。どんな些細なこともおざなりにできない。あなたがその日何をやるかで、あなたのブランド・イメージは上がりもするし、下がりもする。自分が、自分という会社のスポークスマンになり、広報マンになり、メッセージ・メーカーになるのだ。」(66頁)

「ウイリアムズ・ブリッジズは『自分という名の企業を創れ』の中で、八つの帽子をそろえる必要があると説いている。その八つとは、
・マーケティング帽
・商品開発帽
・業務管理帽
・顧客サービス帽
・販売帽
・情報管理帽
・時間管理帽
・計画帽」(74頁)

「・自分はいったいどういう人間か
 ・自分の商品(うりもの)は何か
 ・それは何がスペシャルなのか
 ・類似品と何が違うのか
 ・その信頼性をどう表現すればいいのか
 ・自分がすすんでることをどう伝えればいいのか
 ・自分がカッコいいことをどう伝えればいいのか」(85頁)

「ブランドとは、さわれるもの、さわれないもの、見えるもの、見えないものの複合体である。たとえば、コカ・コーラが売っているのは、不思議な味がするドリンクだけではない。安心感、爽快感、疲れたときのひとやすみ、仲間と談笑する楽しさ・・・・・いろいろなものを売っている。この「プラスα」がなければ、あれだけのブランドにはならない。」(86頁)

「少しでも時間が見つかると、あれもこれもと手を出すヤツがいる。仕事も遊びも細切れにしかできないヤツがいる。どうでもいいことに忙殺されて、時間が足りないとぼやいているヤツがいる。大馬鹿者!時間を大切にして、はじめて時間ができる。」(93頁)

「トム・ワトソンが言ったことには、まったく賛成である。
「エクセレンスへの道は、いますぐ、エクセレントではないことをすべてやめることだ。」
 言葉にすれば簡単だが、やるとなれば難しい。
 くだらないことをやめる=エクセレンス+ブランド人への第一歩」(105頁)

「ブランド人=抜群=実行=鬼神のごとき一点集中」(119頁)

「お客さんへの思いやりがないのなら、困っているお客さんを命がけで助けようと思わないのなら、ブランド人になろうなどとは思わないほうがいい。あなたも私も、人助けのプロなのだ。その意味で、私たちは全員が救急隊員だ。(中略)

ブランド人は、お客さんの話をよく聞く。
 ブランド人は、お客さんをいたわる。
 ブランド人は、お客さんを助ける。
 ブランド人は、お客さんと苦楽をともにする。」(127-128頁)

「プロのサービスは、ひとの悩みを聞き、ひとを助け、苦しみを分かち合うのが商売だ。私たちはみんな、特殊技能を持っている(そうでなきゃ、そもそも技能を磨く必要はない)。しかし、人間らしい心をもたなければ、お客さんと心が通い合わなければ、どんな特殊技能も児戯に劣る。このことを考えてみよう。親しい同僚と話し合ってみよう。冗談ではなく、ここが、ブランド人になれるかどうかの境目なのだ。」(128頁)

「2.単純にして、細大もらさぬ名刺管理システムを考えだそう。いいか、システムだぞ、システム!まずは名刺を分類する。分類したら、名刺一枚一枚の余白や裏に、その人に関するすべての情報(仕事のことでも私生活のことでも)と、最後に連絡を取った日付(電子メールでも手紙でも電話でも)を書きこんでおく。」(136頁)

「いまは、おかしな時代だ。この点については、みなさん全員がうなずくだろう。だから、みなさんもおかしくならなければ、時代についていけない。自分がどこまでおかしくなれるかは、付き合っている人のおかしさで決まる。」(141頁)

「私は何よりも恐れているのは、澱んで腐ることだ。それを避ける方法はひとつしかない。私の頭を攪拌してくれるもの(すなわち変わり者)に、絶えずわが身をさらすしかない。
 いつも同じ仲間と昼食をとり、いつも同じ顔ぶれの会議に出席し、いつも手慣れた仕事だけをやるのは実に楽だ。一方、自分とはまったく考え方の違う人と付き合い、自分の信念が揺らぐような発想にいつもわが身をさらすことは実にしんどい。」(142頁)

「ひとめでわかる、おトク、きれい、優雅、やさしい、誠実―その総体があなたというブランドだとすれば、それをどういうシンボルマークにデザインすればいいのか。デザインでライトアップしてはじめて、あなたのすばらしさは輝く。」(146頁)

「どんな障害が起ころうと、なにがなんでも、約束は守らなければいけない。言い訳はいっさい許されない。(中略)
 あの人に頼めば大丈夫―そう言われる人が、ブランド人である。」(168頁)

「あなたの正体を明かすもの、たいての場合、それは名刺である。
 名刺は、相手の心を動かすか、動かさないか、そのどっちかしかない。」(172頁)

「ビッグ・プロジェクトだろうが雑用だろうが、自分を大きくしてくれるものが仕事である。そうでないものは、蹴っ飛ばせ!仕事だけでなく、私生活でも話は同じだ。成長のない人生など、生きるに値しない。」(189頁)

「・憂鬱を追い払うために・・・・・。T・H・ホワイトの『永遠の王』の中で、予言者のマーリンは王にこう言っている。「うちひしがれたときに一番の妙薬は、何かを学ぶことよ。決して失望せず、心が決して倦(う)まず、さまよわず、恐れや不信や後悔に決して苦しめられることのない唯一のもの、それが何かを学ぶこと」」(190頁)

「いくら頑張っても前に進めないときに、自分には素質がないなどと諦めてはいけない。目には見えないところで、力が蓄えられているのだから・・・・・。それは、学んだことをしずかに吸収している時間なのだ。学んだばかりでまだバラバラになっている情報やら技術やらが、頭の中で、体の中で、互いに結びついて壮大な回路を形成していく時間なのだ。」(207頁)

「一流のコンサルタントは、どんな小さなことでも、崔真極秘情報をじかに仕入れるため、一直線に現場に向かう。どんな問題でも、どんな状況でも・・・・・。これはぜひとも見習いたい。現場に強い味方をつくろう。現場の人たちと仲良くなると、会社の健康状態と自分がやった仕事の成果が手に取るようにわかるから・・・・・。」(213頁)

「ブランド人は会社を頼らず、
・自分の腕を頼りに、
・輝く個性を頼りに、
・同志のネットワークを頼りに、
・プロジェクト(すごいプロジェクト)を頼りに、
・成長を頼りに、生きる。」(226頁)

「1. マーケティング=オーラ
2. マーケティング=名前を覚えてもらうこと
3. マーケティング=イメージ
4. マーケティング=あなたの評判/あなたのうわさ」(233頁)

「商品(うりもの)なくして、ブランドはなく、マーケティングなくして、ブランドはない。
 あなたの商品は何か?
 あなたが提供する商品は、ほんとうに、お客さんにお金を払ってもらえるだけの価値があるか?」(237頁)

「あなたは営業ができるか。商談ができるか。ひとが取ってきた仕事をやるのが雇われ人、自力で仕事を取ってくるのがブランド人だ。(中略)

 仕事を取ってくる人
 その人がいちばん偉い
 ブランド人=企業人
 ブランド人=商品(よそじゃ売ってない商品)
 ブランド人=商品のすばらしさを伝える
 ブランド人=営業マン(セールスマン)」(244-245頁)


トム・ピーターズ氏の著作は他にも所蔵していますので、追って紹介していきます。
中でもこの本が一番心に響く1冊です。


追記:楽天の書籍紹介ブログでは字数制限がありましたので、ご紹介したい部分すべては、書いていません。
こちらアメブロでは問題ありません。


トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))/トム ピーターズ

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