これまで何冊か中国関連の書籍を読んできた中で、「上海」をテーマにした小説を紹介します。
『上海クライシス』春江一也著
元外交官の著者が中国を舞台にした渾身の外交サスペンス。時代的には911アメリカ同時多発テロから北京五輪開催前夜まで、男性向けですが、在上海領事自殺事件がモチーフになっていて、切ない恋愛やウイグル事情も交錯して読み応えは十分な作品。
『上海ベイビー』衛慧/ 桑島道夫訳
中国のアンダーグラウンドな世界を描いた作品。好き嫌い分かれますね、私的には苦手。
『月下上海』山口恵似子著
戦時中の上海を描いた作品、主人公は凛とした貴族出身の日本女性。往年の昼ドラマにありそうな設定と展開。
『ナンバーナイン #9』原田マハ著
中国という国において美術品やその鑑賞というものがいかに文化として成熟していないかは、住んでいて本当に感じましたが、こちらは日本と上海を舞台とした大人な恋愛作品。
中国関連書籍もそれなりに読んできて、上海、かつ小説というジャンルで抜き出してみると、以外に少なかった。しかしこうして並べてみると、「魔都上海」という言葉がしっくりくるなと感じました。
私が中国赴任をしていた30代、意図せずしてリーダーになりました。
当然部下となるスタッフは全員、中国人の若者たちでした。
日本から中国に行って仕事するだけでもそれなりに大変でしたが、
幸いにも上海などの大都会ではなく、個人的な自由時間が多く取れたので、日本から大量に本を持ち込んで、終業後は読書の日々でした。
ビジネス本や自己啓発本を読んだのもこの頃が初めての経験でした。
その中でも、世界的にも多くの人に読まれ、「成功哲学」書として認められ、我々日本人にとってもためになると思われる本を3冊紹介します。
①『人を動かす』D・カーネギー著
②『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン著
③『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル著
初めてリーダーになる人、営業や接客業、会社内などで人間関係に悩みをお持ちの人には①がお勧め
自分の望む「結果」を得るためには何が必要か、つまりは「原因」があるから今ある「結果」なのであり、違う結果を求めるなら、自分をどうするべきか?②は薄い本なので、入門編として。
②で物足りない人へ、かなりのボリュームなので覚悟して③を手にとってください。
ビジネス本や自己啓発本は、その内容はあまり変わりません、アプローチが著者それぞれあるだけです。自分に合った1冊を見つけて、折に触れ読み返すことが大切です。
その意味でも②が一番良いと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
*どこか別のブログで私が書いたものの転載です。
が、そのブログはたぶん見つかることはないのでいいかなと。。。
著者:片岡義男
発行:朝日新聞出版 / 2016年9月 / 単行本
ジャンル:短編小説
<目次>
豆大福と珈琲
深煎りでコロンビアを200グラム
鯛焼きの出前いたします
この珈琲は小説になるか
桜の花びらひとつ
小説とはいえども、豆大福を菓子皿に乗せて、ナイフで切ってデザート・フォークで食べる日本人を描けるのは、片岡義男氏以外、存在しないとも思える、ファン期待どおりの片岡ワールドを魅せてくれる、珈琲を主題とした短編5篇による小説集です。
素敵な女性をうしろから、その多くは階段やエスカレーターから、描きはじめて、髪のつくりを褒めて全身の美しさを表現していく定番コースが健在だったり、
両親が仕事でアメリカに移住することになり、父親が7歳の息子に発する言葉が「きみも来るかい」で、少年の応えが「いきません」なんて、心地よいシーンも満載です。