ライジング -27ページ目

ライジング

脈略のない乱文・乱筆の嵐.....そう雷神goo

ネットニュースを見て驚きました。
玉置浩二さんと石原真理子さんが結婚!!!

一瞬目を疑いました。
二度見しました。
頬をつねってみました。
一度寝て起きてみました。

個人的にはアーチストとしての玉置さんは好きです。
ソロライブも安全地帯の復活ライブも行きましたが、ホレボレする歌声です。
以前行ったソロライブでは前妻の安藤さと子さんがサポートメンバーとしてキーボードを弾き玉置さんが歌うというステージでした。とても温かいオーラが会場いっぱいを包み幸せのシャワーを観客にも降り注いでくれたのを憶えていますが、その後、二人が別れられた聞き、あんなに幸せそうだったのに!! 何で? という思いでいっぱいでした。

そして、突然舞い込んできたこのニュース。

はっきり言いますが、石原真理子さんの暴露本には否定的です。というか暴露本を出版するという行為が許せません。だから石原さんが嫌いというのではありません。
自分の事を切り売りするのは自由ですが、他人まで巻き込む事が生理的に受け付けません。本を読んでいないので一方的に非難するのはフェアじゃないと思いますが、それでも過去の情事を切り売りするのは有り得ない。
といっても、玉置さんは自身の事を書かれているにも関わらず、石原さんを許し愛したんだから他人がどうこういう筋合いはないですね。

変な言い訳のような内容になりましたが、とにかく、おめでとうを言いたいのと、今度ばかりは末永く幸せになって欲しいということです。

♪幸せになるために 生まれてきたんだから
  好きな人と一緒にいなさい

まったくこの歌のように幸せのランプを灯し続けて欲しい



幸せのランプ / 玉置浩二



ライジング-ベンジャミンバトン


『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』  


老いていくことの意味とは?

老いていくというのに意味は無い?

人は生で始まり死で終わる。その生死の物差しは千差万別ですが、生まれた事実と死の事実は同じです。そして年齢を重ねると老いていくのも同じです。本作は、その"老い"という避けては通れぬイバラに真っ向から挑んだ作品のように思います。


アカデミー賞では最多13部門のノミネートも結果はスタッフ部門の3部門のみの受賞と少々寂しかったのですが、80歳の姿で生まれたベンジャミンがいろんな人や心に触れ、若返っていく自分、どんどん老いていく周りの人々がクロスするとても不思議で奥深い作品でした。


作中のあちこちであの人がこんなに老いてしまったのかという姿が出てきますが、ベンジャミンはそれとは逆にどんどん若く瑞々しい姿へと変わっていきます。

この作品はなんといっても、ブラッド・ピット演じるベンジャミンの生涯を自身の顔を使って特殊メイク、CGで映像化したところですね。年齢は5,6歳であるのに顔は80歳くらいで、腰も曲がっている姿には驚きますが、逆に20歳くらいの自身年齢より若い姿を映像にしているところも目を見張ります。ケイト・ブランシェットもそうですが、80歳を超えた姿も17、8歳の少女の姿もよくこれだけ上手く映像化できるなぁと関心仕切りでした。

きっとこういう技術がプアな時代にはイタ~イ映像になっていたであろう部分が見事に違和感のない自然な感じになっていました。ほんと今の技術力にただただ驚くばかりです。

ブラピのファンにとっては、上映時間の多くが年老いた姿ばかりで、ちょっと残念と思うかも分かりませんが、作品世界にドップリ入るとそんなことはまったく気にならないと思います。


監督デビッド・フィンチャーの薄曇がかかったような独特の作風にブラッドピット、ケイト・ブランシェット・ティルダスウィントンがピッタリはまったように思います。

"老"と"若"、"永遠の命"、”永遠の若さ"を求めて人間は飽くなき挑戦、飽くなき努力を続けています。死なない、歳を取らない、そんな世界になったらどうなるんでしょうか。そんな世界を想像すると、死や老いが無くなった先に人は何を求めるんだろうと考えます。こういうこ話はしていくと1冊の本ができそうですが、この作品では、姿形は変わっても変わらないものがあると教えてくれます。

上映時間が3時間近いのですが、まったく時間の長さを感じませんでした(といいつつおトイレに走る人がたくさんいましたが・・・)。確か、アンソニーホプキンスと共演した『ジョーブラックをよろしく』も3時間の作品ではなかったかと思いますが、この作品も時間の長さを感じさせない良作でした。


余談ですが、実は、デビッド・フィンチャー作品には過去に苦い経験が・・・

友達以上彼女未満という感じだった女の子がブラッド・ピットの大ファンということで、映画デートに行くことになりました。観た映画がそうです。

『セブン』。

最悪でした。

その当時、映画なんてあまり観ないし、予習もしてなかったのですが、よりにもよってというストーリー、結末。デビッド・フィンチャーを恨みました。

ということで、その後、デートは暗く沈んだ皆既月食状態で、その女子とも2ヶ月後に破綻。ある意味忘れられない作品となったのでした。

教訓・・・デートムービーは慎重に選びましょう!!!

やりましたね。

第81回アカデミー賞で、『おくりびと外国語映画賞つみきのいえ短編アニメ賞と、日本作品が2部門も受賞という嬉しい結果が舞い込みましたぁ。これはスゴイことです。

純日本的な題材を純日本産で生み出した『おくりびと』が受賞したことに心から喜びたいと思います。短編アニメ賞を受賞した『つみきのいえ』については、作品も作者の加藤久仁生さんもまったく知識がないのですが、とても喜ばしく誇らしいです(ググったらDVDや絵本が出てることが分かりました)。


今回は、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』と『スラムドッグ$ミリオネア』が多数の部門にノミネートされていましたが、結果的には『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞、監督賞をはじめ8部門受賞して俳優部門以外の主要部門は独占状態となりましたね。助演男優賞のヒースレジャー(『ダーク・ナイト』)には主演賞以上の賛辞を贈りたい。これからが楽しみな有望な俳優を失ったことに改めて深い悲しみがこみ上げます。

主要部門の受賞作品は日本ではまだ公開されていない作品ばかりでどうもコメントしようがないですが、これから順じ公開予定だそうなので楽しみにします。


WOWOWの独占放送なので残念ながら華やかな会場をLIVEで観る事も録画して観る事もできませんが、ダイジェストでちょこっと映してくれる民法ニュース映像で我慢します。

こういったイベントやライブを独占LIVEで中継するたびに、WOWOWに魅力を感じてしまいますが、視聴料や視聴機会などを考慮すると実際に加入するかどうかはいつも二の足を踏んでしまうところです。

ちなみに受賞作は、

 『スラムドッグ$ミリオネア』は4月18日公開

 『愛を読む人』は6月19日公開

 『ミルク』はGW公開

 『それでも恋するバルセロナ』は6月公開
 『ある公爵夫人の生涯』は
4月公開

だそうです。

是非とも鑑賞してみたいですね。


作品賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

監督賞 ダニー・ボイル監督『スラムドッグ$ミリオネア』

主演男優賞 ショーン・ペン『ミルク』

主演女優賞 ケイト・ウィンスレット『愛を読むひと』

助演男優賞 ヒース・レジャー『ダークナイト』

助演女優賞 ペネロペ・クルス『それでも恋するバルセロナ』

外国語映画賞 『おくりびと』

長編アニメ賞 『ウォーリー』

ドキュメンタリー長編賞 『マン・オン・ワイヤー』(原題)

ドキュメンタリー短編賞 『スマイル・ピンキ』(原題)

脚本賞 『ミルク』

脚色賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

撮影賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

編集賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

美術賞 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

衣装デザイン賞『ある公爵夫人の生涯』

作曲賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

歌曲賞 『スラムドッグ$ミリオネア』

録音賞(音響賞) 『スラムドッグ$ミリオネア』

音響編集賞 『ダークナイト』

メークアップ賞 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

視覚効果賞 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

短編実写賞 『トイランド』(英題)

短編アニメ賞 『つみきのいえ』



昨晩、決定しましたね。

第32回日本アカデミー賞の最優秀賞。

ご存知のようにやっぱりの『おくりびと』ほぼ独占状態でした。ただ、主演女優賞に『ぐるりのこと』の木村多江さんが選ばれたことには少々安堵したのでした。


TVスタジオでのタカトシのボケツッコミは相変わらずな気がしましたが、これから授賞式っていう映像の狭間で、何度も何度もボコボコどつくっていう姿はどうなんだろうと思いました。でも、まぁ、それが芸風と言われれば仕方ないんですが・・・。


俳優さんを壇上に呼んでのインタビューは卒の無い、卒の有るいろいろな話が聞けておもしろかったのですが、限られた時間での受け応えはどうしてもありきたりな感じになるのは否めませんが、山崎努さんのインタビューはちょっとおもしろかったです。

聞き手の鈴江アナウンサーが『おくりびと』について「ふぐの白子を実に美味しそうに頬張るシーンが印象的でした。あのシーンにはどのような意味があるんでしょう?」と聞いたところ、「あなたはどう思った?」と鈴江アナウンサーに逆質問。これにはTV観ててオッ!!と思いました。でも、鈴江アナウンサーは凄かった。ほんの一瞬エッて感じになったのですが、「生と死を考えた、生きるために生きたものを頂くということを教えてくれています」とぶれることもなく、ロレツも回ることなくしっかり答えると、山崎努さんは一言「正解」!!

ハプニングというほどでもなかったのですが、この番組で一番緊張した瞬間でした。ちょっと質問的にはどうかなと思ったんですが、そこを軽妙に捻る山崎さんとよどみなく答えた鈴江アナの最優秀問答賞もののやりとりでした。


最優秀作品賞
おくりびと


最優秀アニメーション作品賞
崖の上のポニョ


最優秀監督賞
滝田 洋二郎 「おくりびと」


最優秀脚本賞
小山 薫堂 「おくりびと」


最優秀主演男優賞
本木 雅弘 「おくりびと」


最優秀主演女優賞
木村 多江 「ぐるりのこと。」


最優秀助演男優賞
山﨑 努 「おくりびと」


最優秀助演女優賞
余 貴美子 「おくりびと」


最優秀音楽賞
久石 譲 「崖の上のポニョ」


最優秀撮影賞
浜田 毅 「おくりびと」


最優秀照明賞
髙屋 齋 「おくりびと」


最優秀美術賞
桑島 十和子 「パコと魔法の絵本」


最優秀録音賞
尾崎 聡・小野寺 修 「おくりびと」


最優秀編集賞
川島 章正 「おくりびと」


最優秀外国作品賞
ダークナイト


話題賞
(作品部門)「容疑者Xの献身」
(俳優部門)松山 ケンイチ 「デトロイト・メタル・シティ」


新人俳優賞
 小池 徹平「ホームレス中学生」
 松田 翔太「イキガミ」
 アヤカ・ウィルソン「パコと魔法の絵本」
 長渕 文音「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」
 福田 沙紀「櫻の園‐さくらのその‐」
 吉高 由里子「蛇にピアス」


ライジング-リダクテッド


『リダクテッド 真実の価値』


リダクテッドは、redact(編集する)の過去形「編集済み」という意味で、ここでは、「都合の悪い情報が削除された文書や映像」を指します。


巨匠ブライアン・デ・パルマ監督の今作、イラクのサマラに駐留する米軍兵士のプライベートビデオによるドキュメント映像に検問所における悲劇、米軍による悪逆非道な惨殺事件、米兵への報復などが絡み、プライベートビデオの映像は明るく弾けた当初からは想像できないほど、どんどん陰鬱で暗澹たる映像になっていきます。

この作品は、あくまでフィクションであるとしていますが、実際の事件やたくさんの資料を基に作り上げた限りなく真実に近い虚像であるといえます。


サマラのある検問所にはピンと張り詰めた空気が漂っています。そんな場面にレクイエムのような音楽が流れ、さらなる緊張を煽ってきます。

米軍のいるあちこちにはテロによる爆弾が仕掛けられ、常に死と隣り合わせの中、緊張、恐怖、疑心暗鬼に心身は疲弊していきます。

そんな中、検問所にやってくる車を検問する米軍は、識字率の低い市民に通過方法を事細かく指示し、その指示を破った者には銃弾を浴びせます。


2年間の検問で、米軍が殺した2000人のうち、敵はたったの60人だったそうです。

1940名は、まったく罪も無い一般市民です。しかも、米軍兵は、何のお咎めもなしです。


また、検問所を通る少女には犯罪まがいのボディチェックを行い、己の欲求を満たしているかのように思えるシーンも。そして、米軍によるレイプ殺人事件が発生します。己の欲望・欲求を満たすために悪鬼と化す姿は、抑止され恐怖や緊張を強いられる中で行き着いた、人間崩壊を見せられたようにも思います。


最後にはイラクの国民の目を覆うばかりの真実の写真が惨状を訴えかけてきます。

そして、まったく無音のままエンドロール。

観客は完全にフリーズ状態となり映像が走馬灯のように繰り返されます。


この作品には悲劇しかありません。誰も幸せにはなりません。誰も喜んでいません。作品からくる強いメッセージを受け止めて、戦争の愚かさ、残酷さ、卑劣さを改めて思い知りました。

日本もそうですが、都合の悪い事は隠し、捻じ曲げ、時には闇に葬っている事実に、ただただ虚空を仰ぎ、憤るしなかないのか。

現状を知らない、知らされない自分たちに何が出来るんだろう。


今、アメリカでは大不況のなか、軍隊へ入る若者が増えているといいます。しかし、その一方で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)による自殺者が多数おり、爆発や爆風による脳障害が相当数(イラク戦争では派兵された2割以上と言われています)に及んでいるといいます。

力による抑制、抑圧が正義なのか、それを是とするならば、何の罪も無い民間人の命を奪うのが本当に正義なのか、自国の兵士の人生を狂わせるのが正義なのか、当事者に強く問いたい。