「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉 -5ページ目

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています

 

娘が大学進学のために県外へ引っ越し、
いよいよ一人暮らしが始まりました。

 

 

18年一緒に暮らしてきた我が子が、
家からいなくなるというのは、
こんなにも胸が締めつけられる
ものなんですね。

 

 

息子が一人暮らしを始めたときにも
同じようにかなり寂しさを感じましたが、
これは何度体験しても慣れないものです。

 

 

誰もいなくなった娘の部屋を見ては涙が出て、

娘が使っていたマグカップを見てもまた涙。

心にぽっかり穴が空いたようで、
寂しさでいっぱいです。

 

 

一方で、当の本人はというと、
入学前のオリエンテーションで
さっそく仲良しのお友達ができたようで、
期待に胸を膨らませている様子。

 

 

それを聞いて、

ほっと安心する気持ちもあります。

ホームシックが来るのは、
もう少し先かもしれませんね。

 

 

最近、小さなお子さんを連れた
お母さんたちを見かけると、
胸の奥がぎゅっとして、
うらやましさが

込み上げてくることがあります。

 

 

「もう一度、あの頃に戻れたら…」

そう思わずにはいられない瞬間がやってきます。

 

 

「ママ、ママ!」と、まっすぐな瞳で
ただ一心に求めてくれていたあの時間。
小さな手でぎゅっと抱きついてくれたぬくもり。

 

 

忙しくて、大変で、余裕なんてなかったはずなのに、
今振り返ると、どれもが宝物のように輝いて見えます。

 

 

あの頃は、
「早く大きくなってほしい」
ということばかり考えていたのに、
いざその時期を過ぎてみると、
子育て期は、もう二度と戻らない、
かけがえのない日々だったんだ
と気づくんですよね。

 

 

子育ての時間は、
大変さと引き換えに与えられた、
人生の“黄金期”だったのかもしれません。

 

 

そして同時に、こうも思うのです。

あの頃の私は、
ちゃんと味わえていただろうか。
あの子のぬくもりを、
あの瞬間の尊さを、
そのまま受け取れていただろうか、と。

 

 

私自身は、子どもが小さかった頃、
不安や心配が大きくて、
毎日悩んでばかりいました。

 

 

「自分のやり方はこれでいいのかな」
「ちゃんと育てられているのかな」

そんな思いに追われて、
目の前のわが子を、
そのまま感じる余裕が
全然ありませんでした。

 

 

だから今でも、
後悔や、少しの残念さが
心に残っています。


 

「もう一度最初からやり直せたら」
と思ったことも、何度もありました。

 

 

でも、そんな私が
大きく変わるきっかけになったのが、
NVCという共感的なコミュニケーション
との出会いでした。

 

 

子どもを「こうあるべき」で見るのではなく、
ありのままの存在として受け取ること。
その子の気持ちに、そっと寄り添うこと。

 

 

それを少しずつ実践していく中で、
子育ての時間は、まったく違うものへと
変わっていきました。

 

 

もちろん、
うまくできなかったことも
山のようにたくさんあります。

 


受け止めきれずに

一方的に怒ってしまったことも、
たくさんあります。

 

 

でも今は、
そんな未熟だった自分も、
「それでも精一杯頑張ったよね」と
あたたかく見つめられるようになりました。

 

 

そして同時に、
自分がうまくできなかったからこそ、
真摯に学び、
関係性を豊かに変えてこられたことに、
小さなお祝いの気持ちも感じています。

 

 

子育てが一旦ひと区切りを迎えた今、
「よくやったね」と

自分に声をかけている私もいます。

 

 

だからこそ、今、

子育ての真っ只中にいる方に
心から伝えたいのです。

 

 

子どもと一緒に過ごせる時間は、
限りある、かけがえのないもの。

 

 

その時間を、
不安や心配だけで

いっぱいにしてしまうのではなく、
その中にある「豊かさ」や「幸せ」も、
どうか受け取ってほしいのです。

 

 

そのために大切なのが、

「子どもをどうありのまま受け取るか」
「子どもの話をどうありのまま聴くか」

という関わり方です。

 

 

子どもをそのまま受け入れ、
気持ちに共感できるようになると、
親子の時間は、もっとあたたかく、
そして深いものへと変わっていきます。

 

 

後悔のない子育てがしたい方、
子どもと愛し愛される

豊かなつながりを感じたい方に向けて
共感的な関わり方を学ぶ講座を

4月から開催します。

 

 

この講座では、
子どもをありのまま受け取り、
安心と信頼の中でつながる関わり方を、
丁寧にお伝えしていきます。

 

 

詳細は、メルマガで
ご案内していきますので
ご興味ある方はご登録の上お待ちくださいね。

https://www.reservestock.jp/subscribe/94697

 

 

今この瞬間の関わりが、
未来の宝物になりますように。

 

 

 

 

 

 

先日、小布施町図書館で開催された
NVC調停(ミディエーション)ワークショップ
参加しました。

 

 

 

 

今回は特別に、
NVC調停の実践をされている
素敵なファシリテーターの方々が来て下さって、
対立の場に第三者として関わるプロセスを
体験的に学ぶ時間となりました。

 

 

 

 

 

NVC調停(ミディエーション)とは

 

 

NVCの調停とは、
対立状態にある二人の話し合いに
第三者として関わっていく対話の方法です。

 

 

ここで大切にしているのは、
どちらが正しいかを

決めることではありません。

 

 

それぞれの人の奥にある

  • 何を大切にしているのか

  • どんな願いがあるのか
     

その「ニーズ」に耳を傾けながら、
失われてしまった理解やつながりを
少しずつ取り戻していくプロセスです。

 

 

 

この考え方は、
心理学者の
Marshall Rosenberg
が提唱した

NVC(Nonviolent Communication:非暴力コミュニケーション)

を土台にしています。

 

 

 

 

ワークショップで起きていたこと

 

 

今回のワークショップでは、

・対立の場に第三者として関わるとはどういうことなのか
・NVC的な調停の視点とはどんな感覚なのか
・調停の場では何が起きているのか

を、頭だけではなく
実際に体験しながら学んでいきました。

 

 

ロールプレイを通して見えてきたのは、
対立の表面にある言葉の奥に、

「わかってほしかった」
「大切に扱われたかった」
「尊重されたかった」

そんな切実な願いが

どんな人にもあるということ。

 

 

多くの人は、対立を見ると
「どちらが正しいのか」
「どう解決すればいいのか」

と考えがちです。

 

 

けれどNVC調停では、
解決を急ぐことよりも、
お互いのつながりを
取り戻すこと
を大切にします。

 

 

第三者が共感的に関わることで、
それまで届かなかった言葉が
相手の心に届くことがある。

そのプロセスを体感する時間でした。

 

 

 

対立は、
壊れてしまう関係の始まりではなく、

本当の願いに出会う入り口
なのかもしれません。

 

 

 

今回、貴重な学びの場を

創ってくださった
ファシリテーターのお二人に
心から感謝しています。

 

 

これからも、
人と人のあいだに理解とつながりが生まれる
対話の場を大切にしていきたいと思います。

 

 

 

子育てをしていると、

子どもに強く言いすぎて
自己嫌悪になる日もあれば、


本当はイヤなのに
我慢して飲み込んでしまう日も
ありますよね。。。

 

 

実はこの揺れには、
“力の使い方”のパターンが
関係しています。

 

 

今日は、NVC(非暴力コミュニケーション)の視点から、
3つの力のかたちについてお伝えします。

 

 

 

 

 

そもそもNVCとは?

 

 

NVCは、
Nonviolent Communication(非暴力コミュニケーション)の略で、

心理学者の
Marshall Rosenberg
によって体系化された対話法です。

 

 

特徴は、

・相手を責めない
・自分も我慢しない
・感情の奥にある「大切にしているもの(ニーズ)」を見る

というアプローチ。

 

 

テクニックではなく、
“つながりを回復するプロセス”です。

 

 

 

 

 

Power Over(支配の力・力で押さえる)

 

 

「早くして!」
「なんでできないの?」

 

正しさや不安から、
相手をコントロールしようとする力。

 

 

責任感が強いお母さん、
ちゃんと育てたい
気持ちが強い人ほど、
この形が出やすいです。

 

 

その奥には、

「安全でいてほしい」
「困らないようにしたい」

という愛があるのに
その愛は、子どもには
伝わりにくくなります。

 

 

 

 

 

Power Under(自己抑圧の力・自分を抑える)

 

「まあいいか…」
「私が我慢すればいい」

自分の気持ちを後回しにする力。

 

 

優しい人、衝突が苦手な人ほど、
この形に傾きやすいです。

 

 

ただ、この抑圧が続くと心が疲れ、
ある日突然爆発することもあります。

 

 

 

 

Power With(共創の力・共にある力)

 

NVCが目指すのはここです。

 

どちらが上でも下でもなく、

「私は今、こう感じている」
「あなたはどう?」

と、お互いの大切に
しているものを尊重しながら
解決を探す関わり方。

 

 

これは“優しさ”だけではなく、
自分のニーズも同じように
大切にする姿勢です。

 

 

 

 

大事なのは、
 Power Over(支配の力)が悪い
 Power Under(自己抑圧の力)がダメ

という話ではないこと。

 

 

私たちは誰でも、
育ってきた環境や経験によって
“傾きやすい方向”があります。

 

 

気づかないままだと
無意識に繰り返してしまう。

 

 

でも、

「あ、今  Power Overだな」
「今は Power Under に入ってるな」

と気づけた瞬間から、
 Power With(共創の力)
に向かう選択が生まれます。

 

 

 

 Power With(共創の力)の
関係が育つと、

子どもは
「支配されている」でも
「気をつかっている」でもなく、

“安心して本音を出せる”

という土台を持ちます。

 

 

そしてお母さん自身も、

我慢でも罪悪感でもなく、
“満たされるつながり”を
感じられるようになります。

 

 

 

 

もし、

・私はどのパターンが多いんだろう?
・具体的にどうやってパワーウィズに近づくの?
・感情とニーズって実際どう扱うの?

 

そんな疑問があれば、

NVC講座で、理論と体験の両方から
丁寧に学ぶことができます。

 

 

頭で理解するだけでなく、
日常に落とし込める形で
練習していきます。

 

 

ご興味のある方は、
下記のお問い合わせフォームから
お気軽にご連絡ください。

 

 ※お問い合わせフォーム

 

https://www.reservestock.jp/inquiry/31865

 

 

 

怒りすぎる私も、
我慢しすぎる私も、
どちらも大切なサイン。

 

 

そこから一緒に、
“つながりの質”を育てていきましょう。