7/28長野市豊野西小学校の
学校保健委員会にて、
「となりのチカラ・
対話する学校プロジェクトチーム」による
NVC(非暴力コミュニケーション)を土台とした
ワークショップを開催しました。

今回のテーマは、
「育児・仕事・学校のはざまで
~共感し合える場がもたらす心のつながり~」
当日は、先生方と保護者の方々が
同じグループで輪になり、
「エンパシーサークル」を
体験していただきました。
エンパシーサークルとは、
安心できる雰囲気の中でお互いの話を
じっくり聴き合うコミュニケーションの方法です。
NVC(非暴力コミュニケーション)の
考え方を取り入れており、
相手の話を評価やアドバイスで返すのではなく、
「ただ聴く」
「理解しようと寄り添う」
ことを大切にします。
エンパシーサークルとは?
【基本的な流れ】
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輪になって座る
少人数(3~5人程度)でサークルを作ります。
(サークルの中では、どんな人も、大人も子どももみんな対等な立場です)
-
一人ずつ話す時間を持つ
その人が話している間は、ほかの人はただ耳を傾けます。
(途中で意見を言ったりアドバイスはしません)
-
共感で受け取る
話し手が言ったことを「こういう気持ちだったんだね」と
気持ちや大事にしたいこと(ニーズ)に寄り添って
カードを手渡します。
-
役割を交代する
話す人・聴く人を順番に交代し、
全員が話す機会を持ちます。
(話したくない人は無理に話す必要はありません)
【特徴や効果】
・批判やアドバイスがなく、安心して話せる
・「分かってもらえた」という感覚が深まる
・聴く力・共感力が育つ
・チームや親子のつながりが強くなる

日頃、子どもたちのために
一生懸命向き合っている先生方や、
家事・育児・仕事に忙しい保護者の方々。
普段はなかなか自分のために
時間を取ることができず、
心の中にある本当の気持ちに
ゆっくり耳を澄ます機会は
少ないのかもしれません。
エンパシーサークルの中では、
「忙しい仕事や育児の中で
やりたいことが追いつかないもどかしさ」
「子どもに共感的に接したいのに、
余裕がなく反省や後悔をしてしまう残念さ」
そんな一人ひとりの想いや葛藤を、
安心できる場でお互いに分かち合い、
共感し合う時間となりました。

「自分の話をこんなふうに
受け止めてもらえるって、
こんなに安心できるんだ…」
そんな感想をお話ししてくださった
お母さんがいました。
そんな喜びや、安心感
心がほどけていくような感覚を、
多くの方が感じてくださったようです。
以下、参加してくださった
先生や保護者の皆様から
いただいた感想です。
この研修の様子は
信濃毎日新聞にも掲載されました。
(※新聞社の著作権保護のため、記事はぼかし加工をしています。)

先生と保護者が、同じテーブルを囲み、
肩書きや役割を超えて
“ひとりの人”として向き合い、
呼ばれたい名前で呼び合う。
そんな中で、立場や役割を離れ、
心の奥にある本当の気持ちを
安心して分かち合い、
互いに耳を傾け合う姿は、
本当に胸が熱くなる光景でした。
この体験が、明日からの
子育てや学校での関わりに、
少しでも安心やあたたかいつながりを
もたらすヒントとなればと願っています。