連休明けの行き渋り | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

 

連休明け
「学校に行きたくない~」
と、登校を渋る子もいるのではないでしょうか?

 

 


ちょうど5月の連休明けくらいから


「頭が痛い」
「お腹が痛い」
「学校に行きたくない」


と、子どもが言い出したり

 

朝起きられない
玄関から出られない

 

という症状が現れる子どもが
増えてくる時期です。

 

 


新年度が始まって
慣れない環境の中では
私たちは「交感神経」
という神経を使って
頑張って乗り切ります。
 

 


 
交感神経は
アドレナリンやコルチゾール
という物質を体内から出して
何とか外側にうまく対処しようとして
私たちの身体を動かしてくれます。

 

 


でも、その交感神経の働きには
限界があります。

 

 


交感神経が
「もうこれ以上頑張るのは無理!」
「これ以上我慢するのは無理!」

という状態になると


身体は「背側迷走神経」
という神経を働かせて
私たちの身体にブレーキをかけて
活動をストップして
なんとか休む方向へ向かわせようとします。

 

 


これは本人の意志とは全く関係なく
自動的に動く神経系の働きなので
本人にもどうすることもできません。

 

 


子どもたちが
「学校に行きたくない」
「頭が痛い」
「お腹が痛い」
と言い出すときには
この「背側迷走神経」
というブレーキの神経が
動いている状態に
入っているかもしれません。

 

 

 

子どもが「学校に行きたくない」
と言い出したとき
私たち大人は不安で
うろたえてしまいますよね。。。

 

 


大人から見ると
子どもが「学校に行きたくない」と
言い出したときは
まだちょっと行きたくない
くらいの気持ちだったら
何とか頑張ればいけるようになるはずだと
思いがちなので
あの手この手を使って、
子どもに頑張らせて
何とか登校させようとしがちです。

 

 

 

でも、子どもの視点でみると
「学校に行きたくない」
という言葉が出てくる時点で

それまでの学校の環境の中に
安心安全を感じられずに


(安心を感じられていたら
背側迷走神経の状態に入りません)

 

交感神経を使って必死に頑張ったけど
もうどうにもならない!
もう限界だ!という
神経系のSOSのサインです。

 


 

そのサインを無視して
無理を続けてしまうと
神経のシャットダウンが起こります。



シャットダウンに入ると
呼吸は浅くて鈍くなり
体は動かない
力が入らない
頭は真っ白で
何にも考えられない
という状態になります。
(これがうつの状態です)

 

 

なので
「学校に行きたくない」
という子どもの声を軽く扱わずに
真っ正面から受け止めてあげてほしいと思います。

 

 

 

 

そして
学校に通えるようになるために
一番必要なのは
子ども本人の努力や頑張りではなくて


(子ども本人は、限界を迎えるほど
もう十分頑張っています!)

 

学校側に、学級の環境の中に
安心安全を感じられるような
努力をしてもらう必要があります。

 

(それがなかなか学校に通じない
という問題もありますが。。。)

 

 


そういうとき
親が自律神経の仕組みを知ることで
子どもの心と身体に何が起こっているのかを
理解できるようになり
余計な不安や心配に駆られずに
対処することができるようになります。

 


神経系の働きが分かると
子どもが「学校に行きたくない」
と言い出したときや
不登校期間中に
子どもの身体にとって一番大切なことは何なのか
どんなふうに過ごしたらいいのか
そんな本質も自ずと見えてきます。

 


神経系の仕組みを学び
子どもの心と身体を守りたい方
こちらの講座がおススメです。
 

 

 

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複雑な神経系の仕組みを
シンプルに分かりやすくお伝えするので
初めての方でも参加大歓迎です。

 

 

 

子どもに無理を強いて
心も身体も傷つく方向ではなく
神経の土台を育てながら
子どもを守る智慧を育んでいきましょう!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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