繊細な子は、大人がはかりしれないようなたくさんの不安を抱えている | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

新年度が始まって

入学式

授業参観

学級懇談会

家庭訪問

 

 

たくさんの行事が並んでいて

この時期は

親にとっても

子どもにとっても

ドキドキしたり

不安になったり

緊張する場面が続きますよね。

 

 

この時期になると

体調を崩す子も

次第に増えてくると思います。

 

 

新年度が始まって

慣れない環境の中では

私たちは「交感神経」を使って

頑張って乗り切ります。

 

 

その状態がしばらく続くと

「背側迷走神経」という

ブレーキの神経が動くので

ちょうどゴールデンウィークが始まる頃から

身体の調子が落ちてしまうことが多いのです。

 

 

4月から

入学や進級をして

新しい環境に変化があった人は

少しずつブレーキをかけて

ゆっくり休養を取りながら

過ごしてくださいね。

 

 

 

この時期に、繊細な子が、

新しい環境や集団生活の中に

入っていくときには、

本当にたくさんの山のような

心配事や困りごとがあります。

 

 

教室にいれるか心配


新学期の朝の集団登校が心配


学校で隣の席の子や、

同じ班の子に大きく影響を受ける


先生の大きな声、低い声が怖い


クラスの元気で活発な友達の動きが怖い


クラスの中がザワザワして

騒々しいのが落ちつかないし疲れる


クラスのみんなと同じように行動できるか心配


黒板の板書をノートにとれるのか心配

 

 

偏食、苦手な食べ物が多いので、

給食の時間が苦痛


給食で苦手なものが出たらどうしよう、

先生になんて言おうかと心配


咀嚼音が周囲に聞こえてるんじゃないかと思うと

怖くて噛めなくなる、飲み込めなくなる


体育着/制服に着替えるのが心配


当番活動、委員会活動が心配


感覚過敏からくる苦痛

(蛍光灯の光がまぶしい、

チャイムの音がうるさい、

寒い暑い、椅子が固い)


移動教室が次、どこに行けばいいのか心配


授業中、先生に指名されたらと思うだけでも怖い


休み時間などの自由時間に

どう過ごせばいいのか分からなくて不安


友達との交流、コミュニケーションが怖い

 

 


こうやって挙げていけばキリがないくらい、

いろんなこだわりや

苦手に感じることがたくさんあり、

小さな体と心の中で、

本当にたくさんの

大人からは計り知れないような

不安や心配を感じています。

 

 

多くの苦しさや生き辛さを感じながらも、

なんとか周りに適合しようと

精一杯頑張って無理を重ねて、

死ぬほどつらい気持ちを抱えながら

登校している子どもたちもいます。

 


不安が続くと神経の過負荷が起こり、

心身のバランスが崩れていくので、

頭痛や腹痛などの身体症状として

現れてくる子もいます。

 

 

私たち大人は、

子どもたちが発してくれた

色んな言葉やシグナルを、

どんなふうに受け止めているでしょうか。

 


「それはわがままだ」


「心配しすぎだ。

その心配性をなおしたほうがいい」

 

「気にしすぎだ。

考えすぎだ。

そんなのは気の持ちようだから、

もっと前向きになったほうがいい」

 

「細かい。

こだわりが強すぎる。

めんどくさい。

集団の中で個人にそこまで配慮できない」

 

「みんな我慢してる。

一人だけ特別扱いは無理」

 


私自身も繊細さを持つHSPですが、

そんな自分の特性を、

こんな批判的な厳しい声で

ずっと罰し続けてきてしまいました。

 


子どもが自分で自分のニーズに気づき、

声を上げていくのは

まだとても難しいことです。

 

 

だからこそ、

その子の声に耳を傾けて、

その子の気持ちを理解して、

その子の味方になってくれる大人が

たった一人でもいいから近くにいてほしい。

 

 

それがお母さんやお父さんなら最高です。

 

 

春の季節の変わり目と同じように

大きく移り変わる子どもの心を

あたたかく見守ってあげたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■無料メルマガ■

共感コミュニケーションを通して、子どもが自分を好きになり、豊かな人間関係を築ける子に育てる方法

講座開催やセッション募集のお知らせは全てメルマガよりお届けしていますので、ご案内をご希望の方はご登録ください。
 

ベル無料メルマガご登録はこちらhttps://www.reservestock.jp/subscribe/94697

無料で登録できて、解除停止はメールのリンクをクリックするだけでいつでも可能です。