思考や意志力だけでは太刀打ちできない自律神経の働き | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

私は、教員時代も
カウンセラーになってからも
たくさんの不登校の親子に出会ってきました。

 

 

・学校に行こうとすると腹痛、頭痛、下痢、吐き気を訴える
・夜眠れない、朝起きられない、睡眠障害、悪夢を見る
・食欲不振、身支度ができない
・無気力、不安、自傷行為
・学校に行かないといけないという気持ちはあるのに、
 行こうとすると玄関で動けなくなる

・お母さんに付いてきてもらってなんとか学校に着いたけど、
 車から下りれなくなる、校門で止まってしまう

・学校には来れても、教室の中には入れない

 

 

病院を受診すると


自律神経失調症
起立性調節障害
適応障害
思春期うつ
不安症
パニック症
発達障害


・・・等々、様々な診断名が
つくこともあるかと思います。

 

 

 

不登校の子どもたちは
どうしてそうなってしまうのか
自分の体のことだけれど
本人にも全くわかりません。

 

 


頭では「学校に行かなきゃ!」と思うのに
体が全然いうことをきいてくれない。

 

 


それはなぜかというと
自分の意志とは全く別に動いている
「自律神経」
というものが働いているために
自分の思い通りにならない
体の反応があるわけです。

 

 

自律神経の働きは
私たちの性格や意志や
努力や頑張りでは
どうにもならないものです。

 

 


不登校やメンタル疾患の方のつらさは
自分の体なのに
自分の思い通りに体を動かすことが
できなくなってしまうところに
とても大きな本人のつらさがあります。

 


さらに
それは本人の性格や能力のせいだとか
気持ちの持ちようだとか
ストレスに弱い、
心やメンタルが弱い
甘えている
親の育て方のせいだ
などというような
周囲の間違った不適切な評価判断が
そのつらさにますます拍車をかけます。

 

 

 

そして、その周囲の評価にさらされて
「自分が問題であり
自分に原因があるんだ」

思い込んでいってしまうつらさが
本人や家族の二重苦、三重苦、
更なる二次障害をつくりあげます。

 

 

 

私は、「ポリヴェーガル理論」という概念に出会って
子どもたちの身体になぜそういう反応が起こるのか
子どもの心と身体を守るためには
本当には何が大切なのかが
とてもよく見えてきました。

 

 


「ポリヴェーガル理論」を知ることで
上記のような体の症状は
それは本人の性格や能力のせいだとか
もともと心やメンタルが弱いんだとか
ストレスに弱いんだとか
甘えているんだとか
そういうこととは一切関係がないということが
明確に分かりました。

 

 

 

私たちの頭の思考は
自分の体が思うように動いてくれないとき
こんなふうに自分を責めて
叱咤激励するかもしれません。

 

「なんで自分はみんなと同じように動けないんだろう。。。」
「もっとみんなと同じように頑張らなくちゃ!」
「自分ももっと強くならなくちゃ!」
「自分は努力が足りないんだ!頑張りが足りないんだ!

甘えてるんだ!」

 

 


でも、いくら頭の思考の声で
自分を叱咤激励し否定し責めまくったとしても
体は動くことができません。

 

 


なぜならば、
体の活動をストップさせて
体を止める命令を出しているのは
「自律神経」の働きなので
頭の思考や根性や努力だけでは
決して太刀打ちできないもの
なのです。

 

 


そして自律神経の目的は
外界からの刺激に対して
「安全」「危険」「死の恐怖」を判断して
私たちの命を常に守ろうとしてくれています。

 

 

私たちは頭の中で考えていることが
すべてだと思いがちですが
実は、自律神経こそが
命を守るという点において
脳よりも上位の決定器官
です。

 

 


今回の講座の中では
ポリヴェーガル理論/自律神経について
なるべく分かりやすいように
体の反応をシンプルな色で表現しながら
参加者の皆さんに分かち合っていきたいと思います。

 

 


3つの自律神経の働きを知ることで
自分自身や相手の体の状態の
理解がぐ~んと深まります。

 


生きやすさ、生きづらさというものも
様々な体に起こる反応も
命が生き延びるための防衛反応であり
生命として適切で自然な反応です。

 


そのことが理解できると
自分や相手を責めることが減っていきます。

 

 

私たちの身体を常に最善で守ってくれている
自律神経の仕組みについて一緒に学んでみませんか?

詳細はこちら

 

 

 

 

 

 

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