おお、今日も富士山がかすかに見える。
前夜に酒を慎んだ甲斐あって、土曜は朝から多摩湖周回のトレーニングへ出れた。
まあ、「トレーニング」とはいっても、ヘナチョコおやじがロードバイクのペダルをシコシコ踏みまわす自己マン遊びに過ぎないのだが、それでもそこそこ息は切れるし爽快感も味わえる。
そんな万年ビギナーの私に、今週はウレシイ発見が一つあった。
「コレ、ひょっとしてタイヤの違い…?」
を、初めて体感することができたのだ。(祝)
現在使っているタイヤはユッチンソンのFUSION3。
定期的に交換が必要な消耗品なのに1本6,000円以上する、私にとっては分不相応な上級品だ。
とある成り行きで思いもよらず装着した代物ではあるが、かのエンゾ氏による「安全を載せて走る自転車の唯一地面と接する部分には十分なコストをかけるべき」という視点からすると、価格なりの納得感を得られている次第。
ロード用のタイヤは、クロスバイクの時期も含めて、これまで何種類か使ってきた。
思い出せる範囲だと、
・パナレーサー/CLOSER
・コンチネンタル/ULTRA SPORT
・ブリヂストン/EXTENZA RR1
・ブリヂストン/EXTENZA RR2
とか。
この中では、使った本数も履いていた期間もRR2がいちばん多かった。
パンク知らずで使い勝手がよく、安心の国産ブランドであったため、走行性能など大して気にすることなく自分のスタンダードとして選択していたのだ。
で、今回。
「高いから安心」だけのFUSION3が、初めて「おお?ひょっとして結構イイ?」に進化した。
この体感が、‘ド初心者’→‘初心者に毛の生えた程度’へ及第できたサインであれば嬉しいのだが…
とにかく、このところ続けている「ケイデンスを80以下に落とさない練習」を通じて、タイヤの違いについての輪郭がうっすら見え始めた。
ポイントは空気圧。
FUSION3の推奨8.0気圧を入れてみたことがキッカケだった。
これまで他のタイヤでは、路面から拾う振動を嫌い私はあえて7気圧程度までしか圧を上げていなかった。
そうすると確かに振動はユルくなるのだが、一方でタイヤの転がり感が鈍くなることも避けられない。
下り道や荒れたアスファルトの路面では、明らかに他車よりスピードの乗りが悪かった。
ケイデンス80や90程度はロードバイクで当たり前とはいえ、これをずっと続けていると脚にもケツにも+αのダメージがくる。
今般の8.0気圧はそれを分かったうえでスピードの乗りを優先するための選択であったが、結果として大きなオマケがついてきた。
体感。
そう、FUSION3は空気圧が高いのに、ボヨンボヨンと柔らかいのだ。
コンパウンドがむちむちと地面にひっつくのに、よく転がるのだ。
だから脚にもケツにもやさしい。
(これまでのタイヤは8気圧入れるとたいがいガチンゴチンのゴツゴツ)
先日、もてぎの耐久レース中、長い下りでペダルを漕ぎもしないのに度々他車をスーッと追い越すことができた。
このとき‘ひょっとして…?’と思わないでもなかったが、確信にまでは至らなかった。
けど、それも間違いでなかったようだ。
先週も今週も、確かめるつもりで確かめて感想は二度とも同じ。
これまで他のタイヤにこの感覚はなかった。
高い空気圧でよく転がるのに柔らかい。
ペダルをシャカリキに回し続けても、脚やケツや腕くるに路面のビビリ振動がわずらわしくない。
FUSION3とはそういう性能を持った種類のタイヤというコトだったのだ。
すごい。
タイヤ自体の性能も驚きだが、イイ物の「良さ」が体感できる経験はまさしく快感。
めっちゃ楽しい。
こうなると今後のタイヤ選びも‘お楽しみ度’が一味違ってくるワケで…
これまでの「安心感」だけでなく「性能」も味わえるなら、同じコストをかけるにしてもおトク気分倍増ですって。
やめられまへんな、こりゃ。(笑)
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