イヤイヤ期はチャンスの時期!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
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ショッピングだぁいすき♡(2歳2ヶ月)

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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約10年の子育ての中で、母にとって最も辛かったのは娘が2歳の時でした。

 

自我が芽生えてくるにつれ、「我が子と心が通ってない」という想いに苛まれるようになりました。

写真は、まだモンテッソーリ教育とは出会っていない時期。

 

「もちたいっ!」

 

と訴える我が子に…。

 

「重いよ」

「引きずっちゃうよ」

「疲れちゃうよ」

 

そんなネガティブな言葉をかけたことを今でも思い出します。

 

自分の要求が通らないことでバトル開始。

根負けをした結果がこの1枚(笑)。

娘にとっては、自由を手に入れた至福時間だったに違いありません。

 

日に日に激しくなっていくイヤイヤ期。

そんな中、心の通わない親子を救ってくれたのは「大人と同じ仕事」でした。

 

模倣期と呼ばれるこの時期。

 

ママと同じお財布を持ちたい。

お買い物の袋を持ちたい。

お盆でご飯を運んでみたい。

 

何かを「持つ」「運ぶ」ことに非常に興味があった娘。

 

そして何よりも好きだったのが手仕事

 

トウモロコシの皮をむく

玉ねぎの皮をむく

レタスをちぎる

バナナを切る

お米を研ぐ

 

などなど。

 

真似をしたいのではなく、ママと同じ動きをしてみたい。

そんな気持ちで溢れていた時期だったと思います。

 

当時はまだ「おしごと」と呼べるようなモンテッソーリのおしごともままならなかった時期。

でも、日常のこんな「大人のお仕事」が彼女の情緒を安定させ、何よりも自分自身を創り上げていた時期だったのだと思います。

 

「只今、絶賛イヤイヤ期!」

というお母さんがいらしたら、それはまさに黄金期(笑)。

 

これほどのチャンスはない時期です。

 

やってみる?と誘わなくても、何も言わず母が楽しそうに向き合っていることは、大概の確率で寄ってきた我が子(笑)。ゆっくりと動作を一つ一つ分けて見せるように向き合っていると、今までの騒音が静寂に包まれる瞬間が訪れます。この静けさこそがポイント。子どもが学び取ろうと意識を向けてくれている絶好のチャンスです。

 

…にも関わらず、大人の粗相でこのチャンスを逃す時があります。

それは、「動作と言葉を一緒にしてしまうとき」。

 

「ここをこうして、次はこうで…」

 

9歳の今ですら、視覚だけに集中したがる娘を見ていると、2つの器官を同時に働かせることがいかに難しいか改めて痛感。2歳児が理解出来ないのは無理もありません。

※外国映画を見る際、字幕を読みながら聴くことが出来ないのと同じですね^^;

 

「やりたい、やりたい」のこの時期こそが、一番吸収できる最高の時期。

これを逃す手はないのだと、散々逃してきた経験者は心の底から感じています(笑)。

 

ついにモンテッソーリ教師養成講座乳幼児コース(0歳~3歳)も開始。

まずは、当時撮り続けていた幼い我が子の動画を見返すことから始めています。

あの頃のマイナスな記憶をプラスへと変える新たなモンテッソーリな旅がスタートです♡

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート