気が付いたらゴールデンウィークに突入。この陽気のいいこの時期に、自宅にて過ごす時間。今まであまり経験がないだけに、これも貴重な時間だと感じています。
小4となった娘。
あっという間の1ヶ月でした。
一見相反するように見える公教育とホームモンテッソーリの両立が可能か悩んだ時期もありましたが、そんな中でもそれぞれを補完できるこのスタイルを娘は気に入っていました。
学校に行っていれば、毎日6時間の授業があるのに、今では朝から晩まで同じ場所で過ごす今。
確率していたスタイルが崩れることに少し不安感を覚えていた母。
しかし、それは杞憂に過ぎなかったと休校から2か月経った今感じます。
今までが「10教わる教育」だったとしたら、今は「2しか教わらない教育」へと変遷。
学校が配信してくださるオンラインの授業は、まだ初期段階ということもあり、今までが10だとしたら現在は2。けれども、この「2」の中で子どもは驚くほど様々なものを吸収していると感じます。
今まですべてを受け止めている受身の状態だったのが、2しか与えられない分、いかに自分がこの「撒かれた種」から大きくしていくか。そんな今までには感じることが出来なかった「新たな学びの姿勢」を少しずつ娘自身が構築している気がするのです。
毎日当たり前のように会って聞き流れてしまっていたであろう担任の先生の言葉。
けれども、活字となって送られる先生からのメッセージを忘れないようにと自らノートに綴る娘。
案外、この時期にしか得られないことは山のようにあるのかもしれない感じています。
「10教わる教育」から「2しか教わらない教育、そして8考える教育」へ。
すべて教わらないと学べないのは本来の子どもの姿ではない。
すべて教わらなくても十分に学べる子どもたち。
モンテッソーリ女史が子どもの中に発見した「自己教育力」。
今こそ、発揮される時期なのかもしれません。
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