春休みから火がついているのがこのモンテッソーリの算数教具「ビーズフレーム(大)」です。木製の枠に7本の針金が張られ、緑・青・赤の3色のビーズが10個ずつ通されています。「ビーズフレーム(大)」というからには、「ビーズフレーム(小)」も存在し、こちらは4本の針金が張られたもので、モンテッソーリのプライマリー課程にて主に使用します。残念ながら我が家には存在せず、娘が「ビーズフレーム(小)」を体験したのは子どもの家でのみ。その時から大好きだったこのおしごと。桁数が増えても、飽きることなく向き合っています。
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左側のフレームには、それぞれの位が記されています。「ビーズフレーム(小)」は1,000までだったのに対し、「ビーズフレーム(大)」は1,000,000まで!!
今まで具体物で表してきた数が、色の付いたビーズという半抽象化した量物で表されるビーズフレーム。
もちろん、この「緑・赤・青」という3色は、今まで触れてきたこれらの量物の色と対応しています。
こうしてビーズフレームを横にしてみると、「切手遊び」の切手の色とも対応しています。
数字に合わせて、ビーズを左から右にスライドさせる感覚が、娘には楽しいようです。手が育っていないと、小さいビーズが上手くスライドせず、逆に言うと、自分の思い通りにリズムよく動かすことができる時は爽快感を味わっている様子。どれだけ桁が増えようとも、臆することなく、数字を純粋に楽しむ姿は、やはりモンテッソーリマジックだからこそだと感じます。
次回、またこの「ビーズフレーム」の具体的なおしごとについて綴ってみたいと思います。
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