2月25日
「嵐電」という映画を観ました。
監督の鈴木卓爾さんはこの作品で初めて知りました。
嵐電(らんでん)とは、京都の西を走っている電車です。今は観光客で混雑しているのか知りませんが、昔はゆったりと走っていた、僕にはそんなイメージです。予めこの映画を知っていたわけでもなく、京都の町並みでも見ようかなと、散歩気分で観ました。
別に取り立てておもしろい映画だとも思いませんでした。何気ない日常が描かれてます。もちろん、何気ない日常といっても細々したことはいろいろありますが、その程度のことが今の自分の気分に合ってか、大作やドラマチックな映画よりも断然、心地良く感じました。こういったコンパクトな映画は良いですね。ただ、も少しだけ、幻想的にしてくれたら更に僕好みでしたが、それはもちろん僕の身勝手です。
舞台は帷子ノ辻(かたびらのつじ)という駅の周辺。平安時代、死後に道端に打ち捨てられた嵯峨天皇の正妻、檀林皇后が着ていた着物が風に吹かれて飛んで行き、それが落ちた場所というのがこの地名の由来です。帷子というのは着物、辻というのは今で言う交差点のことです。人で溢れているわけでもないこの駅の穏やかな日常が良いです。
郷愁を帯びた音楽は、もしやと思ったら、やはり、あがた森魚さんが担当してました。主演の井浦新さんは、葛山監督の「岡本太郎の沖縄」でも語りをやっておられたが、顔を知らず、この映画で初めて拝見しました。大変雰囲気の良い役者さんでした。
出演の役者さんはほぼ無名で、北白川通りにある京都造形芸術大学絡みの人が多いようです。
僕の東京時代に、苦(楽は無し)を共にした水上竜士くんが、今はその京都造形芸術大学の教授をしているというのは知ってましたが、彼が喫茶店のマスター役で出演しているのを観て、なんだか嬉しい気分になりました。
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暖かくなってきましたので軽めのアウターをご紹介致します。
60年代ごろのハンティングジャケットです。
あまり見ないマイナーブランドですがつくりは良いです。
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表は三ポケット、
後ろにゲームポケット。
二本針縫製、
脇にスウェットベントも付きます。
大き過ぎず、多くの方に着ていただけます。
size M程度 13800円+tax
2月21日
暖かくなってきて、夜の散歩が気持ちよいです。
気候がよくなると歩きも余計にゆっくりになります。
例年に比べて今年は早く春が来そうな気配です。
先日の午前、散髪に行ったら店のおじさんが、「今日は仕事は休み?」と聞くので、「いや、昼からです」と答えたら、「優雅でいいねえ」と返ってきました。
僕の行っている散髪屋は料金1300円の1人当たり15分から20分程度でやってくれる、いわゆるトコロテン方式のお店なんですが、何年も通っていると顔馴染みになります。
「仕事、何やってるの?」
「店です」
「何を売ってるの?」
「服です」
鼻っから、古着屋と答えたらよいものを何故かいつも僕は躊躇します。
おじさんはさらに「どんな服を売ってるの?」と聞いてくる。
「ちょっと変わったやつ」
「何、それ?」
「古い服、ビンテージです」と観念して答える。
するとおじさんは「アロハある?ほら、俺好きなんだよね」と、袖をさすりながら言うので見てみると確かに、今ものの大変安っぽいアロハを着ておられた。
「ありますけど、高いですよ。でも、生地もプリントもいいですよ」と僕は答えました。
「いくらするの?」
「4万円くらいから」
「高っ。だけど気になるな」
皆さん、よい休日をお過ごしください。
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60年代、おそらくカスタムメイドのコットンオープンカラーシャツです。
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トップはループ留め、シェルのボタンです。
ボタン付きで丸みのある珍しい形のポケットです。
コンディション良好です。
size M程度 12800円+tax
2月19日
千種のジョゼさんにて
写真は加藤さんの作品です。
こちらは伊藤氏の作品です。
どちらも良い写真です。
こちらは作品ではなく、
偶然居合わせたダンサーのエミリーさんと
今度の日曜日に東文化小劇場にて踊られるそうです。
興味のある方、是非お出かけください。
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40s コットンオープンカラーシャツ
40年代のコットン製オープンカラーシャツです。
イエローベースのチェック柄で、裾はボックスのシルエットです。
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ロングポイントにステッチが入り、第一ボタンがフック式ではない40年代以前のディテールです。
ポケットの形状も40年代です。
ボタンは樹脂で、単色のマーブル、凝っています。
肩が広めで脇が狭めのダブルステッチも40年代に見られるディテールです。
ワンウォッシュ程度のミントコンディションです。
size S程度 16800円+tax
2月16日
長坂くんはこの4月から就職で京都に行きます。
中村さんは、店ではよく会うけど、散歩の途中で最近出会わないなと思ってたら、少し前に名古屋の上前津に引っ越してたそうです。
その中村さんといっしょに、今度長坂くんを訪ねて京都に行きましょうという話になりました。
楽しみがひとつ出来ました。
中村さんの失敗談はおもしろかったです。人の成功談はつまらないけど、失敗談はやはりおもしろい。ただし、暗い人はダメ。それを笑えるように話すのはご本人の力量なんでしょうね。
長坂くんも「やっぱり中村さんは良いな」と言ってました。
最近あまりおもしろい話を聞く機会がないので、これからも宜しくお願い致します。楽しみにしてます。
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本日は50年代のカータースのグレーシャンブレーのショップコートです。
シャンブレー地、袋ポケット、スナップボタンなど魅力的なディテールを持ってます。
着た時のシルエットもかっこいいです。
詳細は店頭にて宜しくお願い致します。
2月13日
高校時代に先生がささやいた「君たちってゲームに向かっている時、つまり世間に背を向けてる時だけが戦士なんだよね」という言葉が甘く胸にささっていて忘れられない男は、社会に出ても世の中にオナカを向けられなくて、ずっとゲームに没頭し続けている。
先生も悪い奴である。
しかし、その先生も今は、世間がなんだかわからなくなって、なんでも六畳一間のオンボロアパートで惰眠を貪っているという始末らしい。先生自身も世間に背を向けてしまっているのだ。
そのアパートのドアを叩きながら「起きろ!」と叫ぶ奴がいる。
こんばんは。
本日は長谷川さんがオーバーオールの試着の為にわざわざ来てくれました。
仕事帰りの車から「良いものあるか?」と頻繁に電話をかけてきます。
ヒマなんですかね?
良さそうなものがある時は「ある」と答えますし、無い時は「無い」と、僕はいつも正直に答えます。
今回は「無い」と答えました。
にもかかわらず、その後も、ついつい彼のヒマつぶしの為の世間話にダラダラと付き合わされてしまいました。が、突然、電話が切れました。
もちろん、かけなおさず切れたまま放っておきました。
すると、店に現れました。
どこにいたのか知らないけど、トンネルに入ったら電話が切れたらしいです。
アリアハンに勇者長谷川ありき。
ということで、以下、オーバーオールのディテールです。
60年代ごろのバックハイドという稀に見るマイナーブランドのデニムオーバーオールです。
ボタンはサンフォライズドのものが使用されてます。
バックポケットには、
裏地が付きます。
60年代以前のビンテージを判別する際のひとつの判断材料です。
色も残り、オーバーオールにしてはコンディションも良好な方だと思います。
23800円+tax











































