4月16日
店から徒歩での帰りに八田川を眺める。
町を流れる川、夜は尚、良いです。
海外には興味が無いのか?と聞かれますが、僕はエーゲ海へ行くより、近所のドブ川を眺めている方が楽しい男です。
春日井というのは僕にとっては偶然に流れ着いたような町ですが、結構気に入ってます。特に夜。
八田川沿いには道がつくられています。
所々に下に降りれる石段があります。
そこで何時間もまどろんでます。
吸い込まれていくようです。
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今回は眞田さん着用の燕脂のシャツです。
表
裏
60年代位のコットン製で、ビンテージの魅力的なつくりです。
このタグはおそらくボーリングシャツ
フラップ付きポケットとチェーンステッチ
二本針ステッチ
燕脂の樹脂ボタン
バックのプリント
コットンのちょっと色褪せた雰囲気が大変よいです。
size M程度 9800円+tax
4月13日
「無頼平野」は、漫画家つげ忠男さんの作品集のタイトルです。
作風には明らかにお兄さんのつげ義春さんの影響が伺えます。
ただし、人付き合いが苦手とはいうものの、社会性が皆無な上に内向的な義春さんに比べると、ジーンズショップを営みながら漫画を描いていた忠男さんは社交的で明るい人というイメージがあります。作品にもゆとりが感じられます。
つげ忠男さんの作品には血液銀行や与太、無頼漢などがよく登場しますが、それは、忠男さんが学校を出て最初に就職したのが血液銀行だったそうで、その頃のことを題材にした作品が多いからです。
ところで血液銀行ってご存知でしょうか?もちろん僕も実際には見たことないんですが、1950年代ごろ輸血用の血を一般の市民から採血して買い、病院に売っていた会社です。ですから当然、そこにはお金に困った日雇い、与太、無頼漢などが出入りしました。
与太とは役立たず、無頼漢とはならず者のことです。今ではあまり耳にしない言葉ばかりです。血液銀行は墓場の鬼太郎の誕生秘話にも出てきたりして、僕には少々おどろおどろしいイメージがあります。
この「無頼平野」は1995年に石井輝男監督によって映画化されてます。石井輝男監督と言えば健さんの「網走番外地」が有名ですが、実は、ご本人は江戸川乱歩やつげ義春に傾倒されていて、ヒット作よりもこういったアンダーグラウンドな作品の方がむしろ真骨頂と言えるのではないでしょうか。
本編には、つげ忠男さんのいくつかの作品が織り込まれてますが、その中で「狼の伝説」という、台詞もストリーの展開もほぼ無い寡黙な作品がベースに使われています。つげ忠男さんが読者の想像力に委ねている部分に、石井監督による創作が組み込まれていて、そのアレンジが素晴らしく、独特の幻想的且つ、浪漫ちっくな世界観に仕上がっています。役者陣も良いです。
この映画を製作したのはワイズ出版という映画関係専門の本を出版している会社ですが、今年の1月に消滅してしまいました。残念です。
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今回はTシャツを3枚。
ひとつ目、
黒ボディのダーツものです。
4500円+tax
ふたつ目、
同じく黒ボディの軍ものです。
4500円+tax
みっつ目、
コットン100のマラソンものです。
4500円+tax
4月10日
街中から本屋が消えて行きます。
本屋、そもそも本自体の需要が減ってしまったのは、やはりネットというものの普及が大きな要因になっているんでしょう。
僕は久しく前から古本屋専門なので新品の本を売っている店にはあまり行かないんですが、それは新刊にはもはや自分がおもしろいと思える本は無いだろうという思い込みのせいです。
ところが先日、あつさんから安藤書店の店内写真を見せてもらった時、そこにつげ忠男さんの本が写っているのを見つけてしまった。
『なんでそんな本が置いてあるの?』と思って、さっそく安藤書店に出かけました。
僕は迂闊にも一度も店内に入ったことなかった。
入ったところは一般本のお茶にごしのスペース、そして左の奥に同じくらいの広さのこだわりのスペースがあります。こだわりというのは店主の好み、そういうことが明らかに分かる本屋というのは今時まず見かけません。懐かしき書店スタイルですね。
一般本に関してはTSUTAYAなどの大型店に比べると全く敵わない貧相な品揃えです。
ところが左奥に開けるスペースには、好みが非常に狭く絞られた、数はそれほど多くないものの、逆にTSUTAYAには無さそうな本ばかりが置かれています。
ただ、置いてある本に古いものが多い。それは、僕と同じように、好みの本が近年は無くなってしまったと思っておられるからなのかな。
他の店でなかなか見ない本が、しかも平置き。
『店主的名著か?』と思うとちょっと笑えました。
で、僕は何を買ったかと言えば、とりあえずこれ。
30年前の初版本で、売れ残りと言えばそれまでですが、日焼けをしていて新品なのに古本の風格有り。30年の歳月を跨いで僕のものになりました。
普通なら長らく売れない本はダメなものとして売り場から引き上げられるんでしょうが、この店では店主がおもしろいと思う本は売れなくてもずっと店頭に置き続けられるんでしょう。そのおかげで古本屋でもなかなか見かけない絶版の本が手に入ります。
レジのおねいさんの後ろに梶井基次郎の年季の入った写真が掛かってました。
おねいさん曰く、店主がファンらしい。
おそらくこのお店は店主がご高齢で店共々勇退されるのだろう。
来るのが遅かったけど、在るうちに見る事が出来て良かった。
こんな本屋がまだ在ったんだと感動しました。
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60s無地スウェット
60年代の時々見かけるグレー系のツートンになった無地スウェット。
コットンの質感が柔らかくて大変良いです。
リブとボディーが微妙なツートン。
脇にマチ付きです。
何の変哲もないスウェットですがビンテージの風合い、着心地抜群です。
size M程度 18000円+tax
4月8日
就職活動に於いて優秀な大学生(大学名ではない)が然るべきことをすると、多くの会社から内定が貰えます。すると、それはそれで、どの会社に決めようかな?という贅沢な迷いが生じます。
「人の人生なんて知らないよ、好きにしろよ」と言いつつも、加藤さんはいつものように持論を展開し出しますが、それを聞きながら、僕はこの人の言うことは『いつもながら的を得ていて素晴らしい!』と思った。
そういえば、今回の案件は、暫く前に加藤さんの唱えた「薩摩が日本を牛耳る」という説に端を発してますよね。
ただ、加藤さんは自身のことをはぐれ者と言っているし、僕のこともはぐれ者と呼びます。もしその通りだとしたら、はぐれ者同士だから加藤さんに僕は何時も共感できているだけなのか?一抹の不安は残ります。
因みに長坂くんのこともはぐれ者と呼んでます。
これはふざけているのではなくて、「的」つまり「目的」ですね。
今回はいつも以上に演劇的で見応えがあっておもしろかったです。
加藤さんは「人生はお金じゃない」と言い切ってました。加藤さんは何時もお金に困っているそうですが、それがほんとなら、貧乏人がそう言い切るのはかっこいいなと僕は思った。
迷っていると言いながらも長坂くんの腹は初めから決まってるようですし、加藤さんの姿は、それを見越して、邪念に惑わされるなと言いたげに見えた。
4月4日
たまに『店の売り上げ、も少しなんとかならないかな』と思うことがありますが、自分の頑張り様や扱ってる物、商品数なんかを考えると、『こんなものか』、つまり自分に見合った結果が出ていると納得出来ます。忙しくなる要素は店にはありません。
少しの常連さんと時々来てくれるお客さんと、稀に初めての来店で買ってくれるお客さん、のんびりと店で過ごした後は、のんびりと町に出ます。
この道は最近の気に入りの場所です。何が良いかと言うといろいろあるんですが、例えば都会でもなければ田舎でもない処。夜のこの道ではほとんど人と出会うことはないんですが、電車との景色は良いですね。
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60s半袖スウェット
〜60s半袖スウェット
オールコットンにラグランスリーブのスタンダードなビンテージ半袖スウェットです。
ほんの数年前までちょくちょく見ることも出来て、お手軽な価格で手に入れることも出来ましたが、最近なかなか見ることすら出来なくなったというのはすごく残念です。
価格も高くなりましたが、それでもという方、宜しくお願い致します。
size M程度 16800円+tax
フロッキーのカレッジプリントに
リブ長のつくりです。














































