3月22日
最も個人的なことが
最も普遍的なことである。
昨日は気候が良かったので、店に向かわずに、突如京都に向かってしまいました。
その帰り、北田牧師から電話で散歩のお誘いを受けました。
散歩はひとりでやることにしてるんですが、一緒に歩く人によっては、ひとりの時にはない楽しさが味わえることもあります。
そんなことを期待して、店に向かうと、閉まったシャッターの前で牧師が佇んでます。
この光景はよく目にします。店を留守にしている時によく牧師は来ます。車で走っている時に、うちの店に向かって歩いている牧師を見かけて拾ったこともあります。
牧師は当日は尼崎にいたそうですが、その時、夜に僕と散歩をしようと、ふと思いついて春日井に来たそうです。僕はといえばちょうどその頃、おそらく京都行きをふと思いついた。そして、いつも京都には深夜までいるんですが、昨日に限ってはどうしてか夕方5時、理由も無く早めに京都を切り上げて帰路につきました。
すれ違いのようで、すれ違わない。
期待通り、北田牧師からは良いお言葉をいただいた。
11時ごろに散歩から店に戻って、牧師をホテルまで車で送ろうとしたら、店を見せろと言うので仕方なくシャッターを開けたら、買物をしてくれた。真面目に店番しててもお客さんも来ず、売上のない日が多いのに、これはもしかして、神の思し召しか?
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〜60s RED CAMELデニムオーバーオール
ゆったりめに着ていただけるサイズ感です。
インディゴの色残り、コンディション共にまだまだ長く楽しんでいただけると思います。
29800円+tax
3月18日
以前、勝川商店街でベンチにひとり腰を下ろしている二十代半ばの女を時々見かけました。その女には僕の着ていた汚い服を追い剥ぎされたことがありました。近所に住んでいる女の夕涼みなのか、それとも自分と一緒の徘徊人なのか、謎は謎のままの方がおもしろいので詮索せずにいましたが、2年ほど前からは全く姿を見なくなりました。
勝川というのは僕にとって地元と言えなくもありませんが、お気に入りの店があるわけでもなく(現在ある店には一軒も入ったことすらない)、知り合いも、思いつくのは中村さんとこの店の大家さんくらいで片手でも余るほどしかいませんから、とても我が町なんて言えません。そんな町が欲しいのかといえば、面倒臭そうなので要らないんですが、ですから自分の居場所と言えるのはせいぜいこの店の中くらいで、一歩外に出ると自分などは単なる無責任な他所者なのです。
昨夜、勝川商店街を歩いていましたら、見覚えのある汚いスウェットを着た女がベンチに座っていました。
その姿を見て、まるで月下美人だなと思ったら笑えました。
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60sスウェット
60年代バーガンディカラーの無地スウェットです。
素材、つくり、シルエット共、ビンテージの魅力を持っています。
オールコットン、タグ付きです。
ラグランスリーブ
リブ
コンディションは、まずまずだと思います。
18000円+tax
3月15日
映画は日活ロマンポルノしか観ないのかい?と言われそうですが、決してそんなことはございません。
今月も何本か一般映画も観てますが、一番おもしろかったのは、たまたまこの作品です。
しかし、たまたまとも言えないかもしれません。例えば、最近コンプライアンスという言葉をよく耳にするんですが、そんなものに縛られてたら、良い子の映画しかつくれない。その点、ピンク映画というのは、既にその存在自体がコンプライアンスから外れてるので、もし、才能のある人が規制と妥協の極力少ない環境で自分の作りたいものを作ったとしたらと考えると、確かにそれはおもしろいものが出来たはずです。
ということで、今回のおすすめは1973年日活ロマンポルノ、神代辰巳監督作品「恋人たちは濡れた」です。
主人公の克は、海に面した田舎町に流れてきた夢も希望も持たない、行き当たりばったりの若い風来坊で、自転車で映画館にフィルムを運ぶという不思議な仕事をしてます。この作品には学生運動の終焉による若者の挫折、虚無感のようなものが漂います。70年代前半独特のものですかね?、だけど行き当たりばったりっていうのは、もしかしてそれほど悪くもないものなのかもしれません。
この作品のおすすめのシーンをひとつ。
日活ロマンポルノで、脇役のおばさんといえばこの方、絵沢萠子さん。何時も存在感ありますが、今回は特に凄い。
ピンク映画館のオーナーの奥さん役で、克と出来てしまい、町を出て行こうとする克を必死で追って、田舎の商店街を和服で全力疾走したり、公園の記念碑に梯子を立て掛けて首を吊ろうとするも、紐が切れて落下するシーンなど、強烈。まるで白昼の魔物を見るようで笑えます。
こんな光景は現実でも映像でも、まず見れないです。
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60sドリズラー
60年代campusのドリズラー。
しぶいチェック柄です。
背中サテン貼り。
襟部分
ラグランスリーブでフィット感良いです。
タロンジッパー
袖口と樹脂ボタン
ポケット
背中
グッドコンディションです。
春に向けておすすめ致します。
17800円+tax
3月13日
皮ジャンと言えば「任侠外伝 玄界灘」で田口を演じる根津さんが、かっこよかったですね。
皮ジャンがかっこよかったというより根津さんがかっこよかった。
皮ジャンなんていうのは別にデザインがかっこよいわけではないんですが、どうしてか着たくなります。
時代おくれの風来坊というイメージが良いのかな?
僕の場合にはシングルのライダースを贅沢にも黒と茶色の2枚、愛用してます。
シングルライダースを着るのは、バイクに乗るとか特別な理由やこだわりからではなくて、ただ単に着やすいからです。
ふたつともタグが欠損してますし、もともと大したものでもないと思います。が、僕にとりましてはそのくらいが丁度良い感じです。
黒は硬めの皮の中綿が入る裏地付きで、茶は柔らかめの皮で裏地を剥ぎ取ってます。
実は、こいつら、大変な厄介物です。次々にステッチが切れて裂けていきますので、その度毎にレザークラフト用の太い針で手直ししなければなりません。はたして着るものなのか直すものなのか分からなくなるくらいです。特に黒い方はステッチの6割位が既に自分の手縫いによるものになってます。ここまで来たら捨てられず、直し続けてやるという気持ちになります。それが愛着につながってるのかもしれません。
今回も黒、茶とも背中部分が新たに裂けました。
その上、茶の方はジッパーテープの裂けも本格的になり出しました。
本日、それを直していくことにしました。
黒の背中の裂けた部分です。
茶の背中は両サイド裂けました。
普通の針だと折れるのでレザークラフト用の太い針を使い、ペンチで押し込み反対側から引き抜き抜く作業、それを繰り返し縫製します。
裏地がある場合(黒)は、直す箇所の裏地を先ずカッターナイフで裂き、縫製が終わると縫い合わせます。
大変です。
裂けはどんどん広がっていくので、面倒ですが長めに施しておきます。
大変綺麗に縫えました。
次はジッパー部分、皮ジャンにかかわらず、よく起こるトラブルです。
放っておくとこれもどんどん裂けが進みます。
ジッパーテープは横に裂けると致命的ですが、写真のように縦に避けた場合は何とかなりそうです。
こちらは普通の針で、糸がスライダーに干渉しないように注意しながら、テープを縫合します。
少なくともこれ以上裂けないようにはなりました。
見た目なんてどうでも良いんですが、着込みによる経年変化に直しの執念も加わってか、とんでもない雰囲気が出てまいりました。
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コットンメイン、もしかしたらウールが入っているかもしれません、アンダーウエアです。
50年代くらいのものと思われます。
4500円+tax
ラッセルの60年代のタグが付きます。
オールコットンのサーマルです。
6800円+tax
どちらもいろいろな使い方ができますが、皮ジャンの下にも良いかもしれません。
3月11日
1ヶ月くらい前から加藤さんが色々なイヤホンを試してます。
僕はたかだかイヤホンと思ってたんですが、視聴させてもらったら、すごくよかったです。
加藤さんからひとつイヤホンを貰って店でJAZZを聴いてます。集中して聴いてしまうので、お客さんが来ていることに気付かないこともおこります。
昨日、明楽時運さんに行ったら、加藤さんが、「自分は音楽じゃなしに音を聴いている」と言いました。
それを聞いて、思い当たる節があり、僕もそうであることに気付きました。
これは名言でした。
それともひとつ、加藤さん曰く、「あまり深掘りし過ぎないこと。イヤホンにしても数千円程度のものにとどめて、その中で良いものを探すこと」
これにも同感です。
古着と一緒で、ほどほどの付き合いが楽しそう。
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60s スウェット
オールコットン、四本針ラグランスリーブ、裾リブのみ二本針のステッチ、脇マチ付きと60年代のディテールです。
フロッキーのカレッジプリント
四本針ラグラン、脇マチ
リブ
コンディションは概ね良好です。
size M程度 31800円+tax











































