1月4日
本年も路地裏より、
新年明けましておめでとうございます。
この時期は、行くところへ行けば人で溢れていますが、普段より人通りが一層少ない路地を歩いてますと、寒さも切なく、ここがまるで忘れ去られた町のように思えて、わびしさがしなだれかかってくるようです。
こういうのは僕の大好物です。
店も同じような感じで始めさせていただきました。
本年も宜しくお願い致します。
正月休みの終わり、クッキー、大福の差し入れをいただき、のんびり過ごさせてもらいました。
ありがとうございました。
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60年代タウンクラフトのウールコートです。
内側にボアが付き大変暖かいです。
シンプルながらディテールには拘りがあり、しっかりとしたつくりをしています。
コンディション良好です。
カジュアルにもフォーマルにも、どんなスタイルにも合いそうな冬のコートです。
size 40 18000円+tax
12月30日
明楽時運さんよりお歳暮をいただきました。
ありがとうございました。
いつもより格段に美味しい珈琲をどうぞ!
年末は常連さんと、いつもより格段に美味しい珈琲をいただきながら、いつも通りのんびり過ごさせていただいてます。
本年もお世話になった皆様、誠にありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。
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品出しの中からの1着です。
50年代くらいの名門バトウィンのスタジャンです。
オールレザーとレーヨンサテンのリバーシブル仕様になってます。
御三方が試着してくれました。
こちら、リバースサイドのレーヨンサテンです。
詳細は店頭にてご確認下さいませ。
12月28日
1964年小林正樹監督作品「怪談」
先日、葛山監督が遊びに来てくれた時に勧められた作品です。
映画は普段からよく観てますが、近年で、「切腹」とともに、突出して素晴らしかったです。
僕は服を見る時、デザインよりも素材やつくりに目が行くのですが、映画を観る時も、ストーリーはあまり大事ではなくて、それを如何に料理してくれているのかに目が行きます。
この作品の原作は小泉八雲、恐怖映画というより幻想的な奇譚仕立てになっていて、大変僕好みでした。有名な「雪女」など4話からなるオムニバスで、全ておもしろかったんですが、その中でも「耳なし芳一」は絶品でした。芳一が平家の亡霊の前で琵琶の弾き語りをする場面は、幽玄という、現代ではなかなか体感する機会がない日本特有の世界観がありますが、まさにそれかな?
怖くなるほど美しいです。
「切腹」と「怪談」、2作品に共通する魅力は多々ありますが、全編に漂う凛とした緊張感は他の映画で味わった記憶がないです。
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60s ハンティングジャケット
60年代ダックスバックのハンティングジャケット
ダックスバックはつくりが良いです。
タグ
胸ポケット
裾ポケット
メインのボタンは刻印入りの樹脂製です。
袖口
ボタンは刻印入りのスナップです。
脇にマチあり。
背中ゲームポケットもスナップボタンです。
ハンティングにしては比較的綺麗な状態です。
size L程度 価格は店頭にてご確認下さいませ。
12月26日
夕方に、りゅうきくんがLPを聴きに来ました。
当店はオーディオにはちょっと自信があります。
80年製Technicsのコンサイス5です。
それと、同じ音楽を聴くにしても、やはりCDとLPでは全く違います。
りゅうきくん曰く、CDの音はきれい過ぎる、あっさりしていて臨場感が無い。
LPにはアジがある。
分かる気がする。
りゅうきくんに、次に来る時に縄跳びを買ってきてくれるように頼みました。
忘れないように宜しくお願いします。
さて、本日は珍しくお買い物をしてくれました。
一年の終わり、自分へのご褒美として。
りゅうきくんへのご褒美は、僕へのご褒美にもなります。
ありがとうございました。
ビンテージとはいえ、なんの変哲もないワークシャツですが、このチョイスにはアジがある。
さて、アジとは何か?
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〜60s ウールジャケット
ウール製、チェック柄のヘビーアウターです。
ビンテージ特有の良い色合いです。
ブランドはチペワです。
裏地は中綿、サテンのキルティング仕様です。
胸と裾の四つポケット。
真鍮タロン
背中
これからの寒い季節用です。
コンディション良好です。
size L程度 18000円+tax
12月24日
園田さんからスペインのお土産をを頂きました。
ありがとうございました。
灰皿にはサクラダファミリアの絵が描いてあります。
サクラダファミリアといえば主任彫刻家の外尾悦郎さん。僕は高校時代、通っていた大谷高校の近くの京都は東山区、今熊野南日吉町にあった一軒家の四畳半ひと間に下宿していたんですが、その部屋と襖一枚隔てた隣の部屋に住んでいたのが外尾悦郎さんでした。外尾さんは京都市立芸術大学に在学中から卒業してもそこに住み続けていたので、僕よりもだいぶ年上でした。そういうこともあって可愛がってもらってたんですが、そんな話を僕は以前に園田さんにしたことがあったので、サクラダファミリアを訪れた時、もし、外尾さんを見かけたら話しかけようと楽しみにして行ったそうです。外尾さんからすると、園田さんは、さながら日本の春日井という、聞いたことないような、しがない町のしがない古着屋から突然飛んできた謎の伝書鳩である。
伝書の内容は「拝啓、外尾悦郎様、ご無沙汰してます。今のこんな僕にひとこと下さい。そして、それを伝えに来た園田くんにもひとことお願いします」といったところでしょうか。
が、残念ながら外尾さんには会えなかったそうです。
当時、外尾さんの部屋では、芸大に通うラグビー部の後輩連中がよく集まって鍋をやっていて、隣の部屋に居る僕も呼ばれました。その時、外尾さんから「君は将来何になりたいんだい?」と聞かれたことがあって、僕は「エリートサラリーマンです」なんて答えてた。外尾さんは皆んなの前で「俺はスペインに行きたいんだよね」などと夢を語っていました。それを横で聞いていた僕は、『芸術なんかをやってる連中は気楽でいいよなぁ』と内心、小馬鹿にしていたメモリーがあります。
それから時は疾風のように過ぎ、ある日、テレビで、サクラダファミリアの主任彫刻家としての外尾悦郎さんを知りました。外尾さんは夢を実現したのだなと思った。
一方、僕は完全に道から逸脱してしまった。
もし、園田さんが外尾悦郎さんと会っていたならば、この日本から来た旅人に、外尾さんは何を思っただろう?
僕にとってこそ、園田さんこそがバルセロナのサクラダファミリアにいる外尾さんの元から、頼まれもしないのに飛んできた謎の伝書鳩に思えた。
もしかしたらそれを飛ばしたのは僕なのか?
だけど、僕にはどうも当時のことが、ついこの前のことに思えるのです。
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40年代から50年代、名門バトウインのボタンスタジャンです。
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スナップではなく通しボタンの所謂ボタンスタジャンです。
ボタスタには珍しくウールの裏地が付き、暖かいです。
胸のレター。
脇にスウェットベントが付きます。
つくりは大変良いです。
袖口にほつれがありますが、着込まれた佇まいも含めて、雰囲気出てます。
size M程度 35800円+tax










































