回文の日 「なるとは取るな」
今日は日付が12月21日、「1221」と回文のようになっていることから「回文の日」。回文とは、言葉遊びの一種。頭から読んでも、終わりから読んでも、文字や音節の順番が変わらず、かつ、言語としてある程度意味が通る文字列のこと。カットは「ナルトは取るな」の回文のイメージ。子供の頃、初めて聞いたのは「磨かぬ鏡」とか「竹藪焼けた」などでした。江戸時代に刊行された本には、41文字の回文「はれけき先の日 あのつま香をもとめむ 色白い梅(むめ)ども 岡松のあひのき 咲きければ」が掲載、最長の日本語回文とされていました。ただ現在では1000文字以上の回文も作られているそうですが、AIを使えばもっと長くできるのでは。英語でも同じような言葉遊びがあって「palindrome」(パリンドローム)と言われます。「Madam, I'm Adam」(奥様、私はアダムです)「Never odd or even」(偶数でも奇数でもない)など。