毎月15日は阿弥陀さんの縁日。
それに因んで、今日のカットは、兵庫県 浄土寺さんが所蔵される阿弥陀三尊像(快慶大仏師の作で国宝)の中尊の阿弥陀如来立像。
広い板の間の中心に安置されていて、360度ニューで拝観できます。
写真家の小川光三氏の写真集で見た、3尊の背後から蔀戸越しに西日が入る幻想的な映像に憧れて、時間をできるだけ合わせて、拝観したことがあります。
お寺に早めに到着して堂内で待っていると、急に空が真っ黒になり、激しい雨が降り出します。雨の吹込みを防ぐため、お寺の人が4面の蔀戸の上の戸が閉め、暗くなります。
その内、雷鳴が轟き出します。
結果、西日ではなく、板戸の隙間から入る雷の光に一瞬浮かびあがる阿弥陀三尊像を拝観することになります。
普通に観ると優しい表情の阿弥陀さんも、雷鳴の轟と一瞬の光に浮かぶお顔は、ともすれば憤怒相に近いものでした。
滅多にない経験でした。
