十一面観音三尊像
毎日欠かさず切り絵をアップし続けて、今日で11年目を迎えました。7月2日に4,000日目を迎えていますので、「11」の数字が地味で、インパクトに欠けます(笑)。でも、記念日として何かを切らねばと探します。結果「11」繋がりで十一面観音像に的を絞りますが、これまで大抵の十一面観音像は切り上げてアップ済みです。やっと見つけたのは、岐阜県の高賀神社さんが所蔵する円空さんの十一面観音三尊像。向かって左に善財童子像、右に善女龍王像がおられます。一本の木を縦に三つ割りにして、彫り上げています。それぞれの顔が中に向き合うように置くと元の一本の木の形になるそうです。円空さんは、洪水で母親を亡くされています。自分自身を善財童子に、善女竜王を母に見立て、十一面観音さんに母親と自身が抱かれる形に したのではとも言われています。これまで、多くの三尊像を切って来ましたが、この三尊の組み合わせは初めてです。特に「善女龍王像」は円空仏で初めて知りました。円空さんならではです。