飲食店にとって料理の価格設定にはかなり気を使うものですが。
景気の動向や他店との競合を考慮して
適正価格よりも安価な値段で提供しているところも多いと思います(特にランチメニュー)
でもそうやって本来対価として正当に請求しなければいけない価格よりも
安い値段設定を付けていると必ず。
品質がそれ相応の内容に落ちていく
のが当然の流れなわけで。
例えばもう少し技術的に踏み込んで手を加えられる余地があったとしても。
値段が値段だしまあいいか
と品質の向上を阻む意識が発生するんですね。
他にも原材料で値段は張るものの良い素材があったとしても。
まあこの値段だし手が出ないな
とこれまた質の底上げにブレーキがかかってしまうという。
その結果。
安かろう悪かろうという商品が巷に蔓延して
それを海外から来られた観光客の皆さんが
ウワ!二ホンノリョウリメッチャヤスイヤン!!
と世界中にクオリティの低いB級ジャンクフードを拡散していくという。
日本の料理界もフランスのそれのように自国の食文化にプライドを持って
需要に迎合するのではなく品質の維持向上に努めたいですよね。
まともな商品が埋もれてしまう前に
そんなことを感じた山科の激安ガレット店の話です→https://ameblo.jp/monomi-soba/