どのような企業も、

創業期には全社員が

昼食をとることさえ忘れてしまうほど、

忙しくフル回転していたものです。

マンネリなど生まれようがありません。

しかし企業が力をつけてくると、

マンネリ化したことに

気づかないマンネリ社員が、

少なからず生まれます。

このような社員が一人でもいると、

さらにジワジワとマンネリは蔓延していき、

やがてその企業は自滅していきます。

皆さんは今朝、

真剣勝負のドキドキ感と、

お客様に対する独創的な

貢献と奉仕の道を切り開くワクワク感が、

全身に漲っていましたか。

間髪を入れず、

「はい、ドキドキ・ワクワクしています!」

と目を輝かせて言える人だけが、

自社の今日と明日を支えていけるのです。

ドキドキ・ワクワク感は、

昨日までのノウハウだけに頼らず、

さらにその何十倍も創意工夫を

図っていくための「真剣勝負の気合い」です。

ドキドキ・ワクワク感こそが仕事の命であり、

それがない朝は注意信号だと

自己判定ができます。

今日も気合い十分に

仕事と勝負していきましょう。

一人の明るい挨拶が周囲を元気づけ、

それにより皆が清々しい気持ちで、

仕事に取り組むことができます。

営業職のBさんもその一人です。

彼は入社以来、

「おはようございます」

という元気な挨拶を欠かしません。

名前を呼ばれると、

すぐに「ハイ」

と元気よく返事をして、

サッと立ち上がります。

仕事を依頼されると、

「はい、わかりました」

と喜んで取りかかり、

終わると「できました」

と笑顔で報告します。

周囲の先輩は、

いつまで続くのだろうという

目で見ていたのですが、

B君の姿勢は変わりません。

椅子に座ったまま顔も向けずに、

「ハーイ」と間延びした

返事をすることはありません。

仕方なさそうに立ち上がり、

「今やるんですか・・・」

と嫌々ながら取りかかることもないのです。

Bさんの挨拶や仕事ぶりが

周囲の先輩や同僚に自然と影響を与え、

職場が溌剌とした雰囲気に変わっていきました。

たった一人の挨拶や姿勢によって、

職場を変えることはできるのです。

$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び 道徳


ヒューゴの不思議な発明


邦題が

「ヒューゴの不思議な発明」

となっているが、

登場する機械人形はヒューゴが

発明したわけではない。

「ヒューゴ」の舞台となるのは殆どが

パリ駅の構内なのだが、

迷路のような時計台を絡めて、

たっぷりとした空間にカラフルに彩られた

人物や小物を配置し、

それを見ているだけでも箱庭的な楽しさがある。

静かに舞う塵(ちり)さえも、

3Dによって美しく描かれる。

スクリーンでは観たことがないが、

もういつの事だったか忘れてしまった過去に、

たぶんテレビだったのだろう、

「月世界旅行」

という動画を見たことがある。

モノクロでサイレントの

動画はぎくしゃくした動きだったが、

顔のある月面にロケットが

飛び込むシーンは忘れられないものとなった。

この動画こそ、

映画の原点で、

映画の原点はトリックだと知った瞬間だった。

今作「ヒューゴ」は、

“映画の父”と称される

仏映画監督ジョルジュ・メリエスとその代表作

「月世界旅行」への

オマージュがたっぷり込められた作品だ。

メリエスも「月世界旅行」

も知らないという人でも、

もちろん楽しめる映画だが、

映画技術の黎明期の知識が

少しでもあると、

より一層楽しめる作品だ。

スコセッシ監督は、

少年ヒューゴの冒険を通して、

『映画の原点とは何か?

今一度、思い起こしてみよう』

と呼びかけてくる。

映画は光と音の総合芸術であり、

その原点は娯楽でありマジックだ。

「空想を現実にする」

のがまさしく映画だ。

このスコセッシのメッセージが解らないと

「ヒューゴ」は平凡な作品に見えてしまう。

この作品に3Dは必要だったのだろうか?

たしかに「ヒューゴ」の

冒険そのものに不可欠だったとはいえない。

だが映画というのは、

その時々の最高の技術を結集した

技術革命の上に発達してきた。

主なものでも、

音が入り、

大型画面を手に入れ、

近代的なSFXとサラウンド音響を経て、

現代ではデジタル技術が取り込まれている。

その節目ごとに多くの

エポック・メイキングとなる作品が

世に送り出されてきた。

表現技術を革新してきた

映画の最新技術が3Dであり、

最新技術を駆使して作り上げることこそ、

現代の映画師スコセッシが

元祖映画師メリエスへ捧げる讃歌となりうる。

「月世界旅行」など名作の数々も

3Dで蘇るとは、

メリエスもさぞビックリしていることだろう。

また、

この作品では、映画は人類の財産であり、

その保管に心血を注ぐよう訴えている。

「ヒューゴ」はアカデミー賞で、

主な技術部門を独占した。

その陰で、

ひっそりと受けた賞がある。

映像を500年保存可能なフィルムを

作り上げた日本のF社が

【科学技術賞】を受賞したのだ。

今回のアカデミー賞でもっとも

誇らしい素晴らしい賞だと思う。

デジタル・データは、

まだまだ不安定なうえ長年に渡る

保存実績もないのだ。
百歳の詩人・柴田トヨ氏の詩集

『百歳』には、

温かな言葉が綴られています。

昨年刊行され、

テレビや新聞にも取り上げられた

経緯のあるこの詩集には、

二十六篇の詩が収められています。

その最後に

「被災地のあなたに」

と題する作品があります。

東日本大震災の被災者の方々に、

逆境に負けないでほしいとの

願いを込めた言葉が、

その一篇の中に綴られています。

やわらかな言葉の裏には、

柴田氏が様々な経験を通して、

年を重ねてきたからこその思いが込められています。

魂のこもった言葉は、

私たちの心を温め、

真っ暗な闇を切り拓き、

生きる勇気を与えてくれます。

言葉は生きています。

人を癒し、

人の心を和ませ、

幸せにする言葉を使いたいものです。

間もなく震災から一年が経過しようとしています。

しかし、

未だ不自由な暮らしを

強いられている被災地の人たち、

故郷に戻れない人たちがいます。

復興に向け、

温かな言葉を掛け合い、

力を合わせて歩んでいきましょう。

$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び 道徳


シャーロック・ホームズ 

シャドウゲーム


世間のイメージとは真逆に見えて、

実は割と原作に忠実な

ガイ・リッチー版ホームズ、

待ってましたの続編公開!

今回は原作ファンにはお馴染みの、

悪の天才モリアーティ教授が満を持して登場。

前作の仇役ブラックウッド卿が

雑魚に思えるほどの、

極悪非道の知能犯だ。

知略でホームズを出し抜き、

肉体的・精神的にもホームズを叩きのめす。

続編の敵としてこれ以上は

望めないという位の強敵だった。

シューベルトの『鱒』を聴いて、

あんなに戦慄した事はないです

ホームズ&ワトソンの夫婦漫才にも磨きがかかり、

結婚前夜のドンチャン騒ぎや最悪のハネムーンで笑わせる。

いっつもイガミ合ってるクセしてコンビネーションは完璧。

相変わらず熱い友情を感じさせる2人ですねえ。

そのぶん女性陣は完全にないがしろだけどね。

そしてアクション。

開巻早々からリッチー版ホームズ

お得意の知略格闘が炸裂して思わずニヤリ。

スロー&クイックの使い方にかけては、

やはりガイ・リッチーが随一ですねぇ。

また、

前作では長めのアクションシーンに

おける演出のキレがイマイチに感じられたが、

アクション三倍増し・テンポもかなり軽快だ。

なかでも中盤のラストを飾る、

針葉樹帯でのアクションシーンがまぁ凄い、凄すぎる!

流れる木々が生み出す疾走感!

超スローで飛び交う火花・弾丸・砲弾・木片・爆風!

ここは是非、大スクリーンで観て確かめてほしい!

そしてラスト、

戦術の天才同士が繰り広げる“

シャドウゲーム”にも唸った。

本作の最後を飾るに相応しい、

見事な対決でしたよ。

アクションが増えた分、

ミステリ要素は前作以上に薄いが、

ホームズ達が“知的瞬発力”を

発揮するシーンは満載なので

気にはならないかな。

だが残念なのは、

やはり原作でお馴染みのあのキャラが退場してしまう事。

あれは本当に残念。悲しくなってしまったなあ。

シャーロッキアン(原作マニア)の

方々は激怒するんじゃないかしら。

続編で再登場ってのはムリ?

ヒロインの女占い師や

ドイツの殺し屋の存在感が中途半端なのも勿体無い。

その2人については、

ホームズの兄マイクロフトの登場と

カタカタ召使いスタンリーに免じて許す!

エンタメとしてきっちり前作を

越えてるという意味でこの判定。

3作目も期待していいよね?