ライブハウスを経営するMさんは、

「最近のお客さんは、

妙におとなしすぎる」

と言います。

ミュージシャンが熱い演奏をしていても、

表情を変えずにジッと

観ている人が多くなっているというのです。

「まるでCDを聴いているか、

動画サイトを眺めているような感覚なのかな。

目の前に生身の人間がいるのに、

あれではミュージシャンもノリが悪いだろう」

とMさんは残念そうに語ります。

ミュージシャンが魂を

傾けた熱い演奏をしている時に、

観客が手拍子などで

自分の気持ちを返していくと、

演奏する側はいよいよ高揚し、

さらに素晴らしいパ

フォーマンスを披露するものです。

そのような波のうねりを感じることが、

ライブハウス本来の

醍醐味といえるのかもしれません。

演奏者と観客が一体となって場を

作り上げていく流れは、

私たちの仕事にも置き換えられます。

一つの目標に向かって進んでいく時、

そこに冷めた人間がいたなら

業務停滞の一因ともなりかねません。

熱い心で仕事をしていきましょう。
日本人は昔から、

物にも命が宿っていると考え、

物を大切に扱ってきました。

しかし、

最近は物に溢れた生活をしているために、

あることが当たり前だと思い込み、

物を粗末にしている人が多いようです。

営業職のNさんは

携帯電話を仕事でよく使用します。

ある時、

電源を入れても電波を受信しませんでした。

携帯電話がなければ仕事にならないため、

すぐに販売店へ持ち込んだところ、

状態は改善しました。

しかし、

携帯電話が元通りになり

ホッとしたのも束の間、

二ヵ月が過ぎた頃に、

また同じような症状が現われました。

再び販売店に持ち込んだところ、

修理しなければならない状態でした。

Nさんは購入当初は

大切に扱っていましたが、

段々と乱雑に扱うようになっていたのです。

自分の身の回りにある物を、

感謝して使っているだろうかと

改めて感じたNさんは、

その後、

物を大切に使うように心がけました。

物と心を通わせることによって、

物もまた喜んで働いてくれることでしょう。
心配とは、

「心を配る」

と書きます。

心配りがあるからこそ、

物事は順調に運んでいきます。

明るく心を配れる人は、

周囲から喜ばれるものです。

反対に暗く心を配る人は、

周囲から敬遠されがちです。

自分自身の状況も思うようにいかずに、

苛立ちが多くなるようです。

明るくなれない原因の一つに、

心配性が挙げられるでしょう。

過去の出来事を<こうすればよかったと

暗く思い悩むのは

「後悔」であり、

先々のことを暗く考えるのは

「取り越し苦労」といえます。

暗く心配する癖を払拭し、

過ちにしっかりと正対したいならば、

明日に向かって希望の一歩を

踏み出してみることです。

目の前の出来事を

「よしやるぞ!」と喜んで受け、

プラスの言葉で自分を育んでいくのです。

やがて、

「いい仕事ぶりだ」

「他人に対しての気づかいが良好だ」などと、

周囲から成長を認められることでしょう。

職場や家庭において、

プラスの言葉を積極的に発していきましょう。

$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び 道徳
  

戦火の馬


製作、

撮影、

編集、
音楽はスピルバーグ作品でお馴染みの面々。

息が合ってるというよりも、

今の映画界でこれ以上の画を

望むべくもない最高のスタッフである。

上空から望む、

森から農場へと移るオープニング・ショットを

観ただけでやられたという思い。

こんなゆったりとした美しい映像と

音楽で引き込んでくれる映画は、

最近では珍しい。

ひょんなことで飼うことになった馬・ジョーイと

少年アルバートとの交流から、

戦火の中、

次々と持ち主が変わる数奇な

運命を辿る物語は、

時に叙情的に、

時として残酷に語られていく。

とくに戦馬として共に生きることになる黒馬・

トップソーンとの二頭による強調と信頼は、

人の友情にも勝る心の交流を爪弾き、

ジョーイの生きる力と希望が画面にみなぎり、

その姿は荘厳でさえある。

視覚効果の使い手スピルバーグが、

極力、

画像処理を使わずに創り上げた映像は、

馬と人、

人と人の繋がりを通して、

平和の尊さと運命の絆を謳い上げる。

それぞれの逸話がよく、

とくに危険を承知でジョーイを助ける

勇気ある兵士の行動は、

戦争の無意味さを訴える逸話として心温まる。

名作「風と共に去りぬ」

ほどの壮大さはないが、

それに近い色合いを持った

素晴らしい作品に仕上がった。

アルバートの父親テッドが捨て去ろうとした

“誇り”も帰ってくるラストシーンに、

この作品の本筋を見る。

アルバートの母親ローズを

演じたエミリー・ワトソンの存在感も

注目だアルバートの母親ローズを

演じたエミリー・ワトソンの存在感も注目だ。

夫に対して放つ

「どんどん憎くなるけど、

それ以上に愛してる」は

泣けるセリフだ。
S子さんが靴の中敷を買いに、

ショッピングセンターへ行った

時のことです。

売り場がわからず、

近くに居合わせたスタッフに声をかけました。

胸に「見習い」の

プレートを付けたそのスタッフが、

靴販売コーナーへと案内をしてくれました。

しかし、

結果として見当たらず、

「当店には中敷はございません」

との返答でした。

S子さんは仕方なく、

他の品物を求めようと店内を回っていました。

そこで目に留まったのが、

靴の中敷です。

あれ・・・ここにあるじゃないのと、

見つけた喜びとは裏腹に、

先ほどの店員の対応が甦ってきました。

「当店にはございません」

と言う前に、

先輩や上司に確認する誠意が

あってもいいのではないかと、

先ほどの見習いスタッフに対して

不満を抱いたのです。

そして、

少し後味の悪い印象を持ちながら

中敷を買い求めたのでした。

仕事を誠実に進めるには、

事の大小にかかわらず、

確認を怠らないことが必須です。

それがお客様に対する誠意の表われでもあるのです。