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クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

プラスチックレジ袋が有料化されてから

初めてマイバッグ持参でコンビニへ。

 

先月までの店員さんによる袋詰めのルーチンが

これからセルフサービスになるんだと意識して

勇んでおもむいたのですが、意外にもその日

マイバッグでも購入品を袋詰めしてくれて

その想定外が新鮮に感じられ…思わず

「有難うございます」と不思議なくらい

自然にお礼の言葉が出ました。

 

 

大手スーパーでは既にかなり以前から

マイバッグ詰めのセルフに慣れていたので

コンビニでのバッグ詰めサービスは

思いのほか手間が省けちっちゃな喜び。

 

世間ではレジ袋有料化をきっかけに

レジハラとかカスハラとか造語されている

「こちとらお客様だぞ!」的指向の

勝手な上下関係の思い込みから

購入済みシールを商品に貼る事が気に食わないやら

レジ袋有料化自体が気に食わないとかを端緒に

店員さんへの嫌がらせ頻発が報道される世相

ハラスメントの背景にコロナ自粛疲れの

イライラもあるでしょうが世知辛い世の中(´;ω;`)

 

そんなご時世もあり、自身コンビニで自然に発した

「有難う」マインドをギズギズしがちな

このウィズコロナ時代こそ忘れてはならぬと

改めて胸に刻んだ次第です。

 

ところで、経産省が打ち出したレジ袋有料化は、

大量のプラごみ流出の海洋汚染、

有機的に分解されず微小粒子になって漂う

マイクロプラスチックの生態系への悪影響、

化石燃料由来のプラごみ焼却処理の際の

CO2による温暖化加速といった環境問題を

抑制する取り組みの一環。

地球環境問題全般で日本は世界の動きと比べれば

遅れた状況で昨年末の国連のCOP25の評価で

日本の立場を演説した小泉環境相に化石賞が授与された

ニュースも記憶に新しいところ

 

そんなプラゴミの功罪が頭にあった折、

海までのジョッギングに出たとき

改めて見慣れた風景ながらルート途上になんと多くの

プラゴミがポイ捨てされているいることか(`Δ´)!

レジ袋、ペットボトル、食品トレイに

最近特に多く目に付く不織布マスクも散見され

酷いのはプラ袋の中に食べかけの生ゴミ入りという

いかにもフードロス上位国の低モラルを象徴する

傍若無人ぶりは言語道断(`Δ´)!

 

さらに、ジョギングの折り返し点の海岸の砂浜に着くと

海岸の生態系保護目的の車両乗り入れ規制の看板に

保護対象となる生物…ゴボウムギとアカウミガメの

写真があるのですが

このゴボウムギと思しき海浜植物にまたまた

コンビニ袋が引っかかっているのを見てダメ押しの悲しい気分(;_;)

 

貴重な植物にもコンビニ袋が… 

 

車両の海岸乗り入れ規制看板

 

有料化して消費者への資源節約意識醸成も悪くはないが

それ以前に消費者としての各個人の

現状の使い捨て習慣、ポイ捨て低モラル

が日常茶飯事になっている現実を是正されないと

プラゴミ削減なんてゴールは遠い気がする

幼少時、敗戦後の物資食糧不足を生きた親から

ものに感謝しなさい、食べられることに感謝しなさい

…とよく言われたものだが(^_^;)

大量生産大量消費の恩恵に浸かった時代から

国際社会が目指すSDGsを実現するには

スタートラインにさえ立つ意識も持ってないイメージ。

 

5月末に非常事態解除にあたり

「日本型モデル」と胸張って宣言した折、

海外で実施のロックダウン他の法的強制的措置無く

自粛要請ベースにかかわらず

新型コロナ犠牲者が少ない理由を

「我が国は民度が違うのだ」…と自慢していた

行政府のナンバー2もおられましたけど…

 

ゴミポイ捨ての景色が普通になっている現状を見るにつけ

これって民度が高いのだろうか?…と思いながら

常にマイバック持参を心がけ、

プラ袋のリユースとリデュースを意識する日々です。

 

PS 別の日に同じコンビニで買い物したとき、

   マイバッグへのスタッフィングはセルフサービスでした(^_^;)

   店員さん個人ごとサービス基準が違うのか?

   また、コンビニの系列、直営かフランチャイズかでも

   サービス基準は異なるのか?

   ほかの系列コンビニに行って確かめてみよう…

 

   プラ袋のひっかかった海岸の植物は跡で確かめたら

   ゴボウムギではなくギシギシでした(^_^;)

 

 

 

 

 

 

それまで幾度も気にせず傍らを通り過ぎ

名も知らぬ木でしたが

ジョギング中ふと見上げた時に

先っぽがピンク色の刷毛のような筆のような

花があるのを見つけて合歓(ネム)だとわかりました。

 

周りにはほぼ同じ高さの約6mくらいの

欅や樟、松等が並んでおり

長い間合歓があるのに気づかなかったのは

合歓は小木であると思い込みしてただけで

単なる勉強不足でした (^_^;)

 

高さ6m程の合歓の木

 

ズームインすると先っぽがピンクの刷毛状の花

 

植物図鑑によると、

成長すれば10mの高さにもなるマメ科の樹木で

先がピンク色の雄しべの集合の中心部に

1本の白い雌しべがあるそうです。

合歓の葉は夜は間隔を狭め畳んだ状態になり

朝に開くことから「眠る木」に喩えられたのが名の由来で

熱や水分の発散を防ぐのが就寝の理由とのこと。

 

合歓の木の真下でしばらく眺めた後

ジョグ再開で走り出そうとしたとき

体調4cmくらいのモノトーンの昆虫が足元に居るのに

はっと気づき何とか踏まずにすみましたが

殺生するところだった(゚д゚lll)

 

この虫、今ままでここら辺ではあまり

出会ったことは無かったけれど

小学校5年の夏休みに昆虫採集して

カブトムシやクワガタとともに昆虫標本を作って

自由研究の宿題で提出した覚えのある

ゴマダラカミキリでした。

 

立派な触覚のゴマダラカミキリ

 

昆虫類(綱)の中でも最も種類の多い甲虫(鞘翅目)

の1つであるカミキリムシの種類は

日本では650種ほど、世界では2.5万種ほどが

存在するという。

 

カミキリムシは多種の樹木の幹に穴を開け産卵し

幼虫も内部を食い荒らし穴を開けることから

鉄砲虫と呼ばれるそうで

当然のこと庭木や果樹にとって厄介者で

その関係の業者さんにとって防除の対象となる。

 

ところで、同じカミキリムシ科に

マツノマダラカミキリという種がおり

これは松を衰弱させる松食虫と呼ばれる

線虫(マツノザイセンチュウ)の宿主となる昆虫。

マツノマダラカミキリが松から松へ移動して

周辺の松林を枯らす病原の運び屋なのです。

 

葉が黄色っぽくなった防砂林のクロマツ…線虫がいるのだろうか

この線虫が寄生すると水分や栄養を運ぶ

維管束が詰まって松が枯れてしまうそうです。

因みに、線虫が寄生していない元気な松は

カミキリに産卵されてもマツヤニの成分で

カミキリの増殖に抗えるけれど

カミキリを介してこの線虫に寄生されると

木が呼吸できず弱体化してしまい

カミキリムシも産卵しやすくなるということで

謂わばカミキリと線虫は相利共生ということですね。

 

コロナウイルス保有の無症状の人が

運び屋となって感染拡大するリスクがある現状と

重なる話だな(ーー;)

まあ、人類と新型コロナの場合は

片方だけにメリットがある片利共生かな?

 

新型コロナと生きてゆかねばならぬ「With コロナ時代」

と都知事が表現されてましたが、

ワクチンが広く普及して全ての人が抗体を獲得するまでは

三密回避を常に意識して手洗い徹底、栄養ある食事、

適度な運動、充分な睡眠で免疫力キープする

という基本を守る堅苦しい習慣が続くのだな(-_-;)

 

おりから非常事態宣言解除後1ヶ月経ち

再び新規感染者がじわりじわり増加傾向の中

このまま平穏な日常に戻れるのか

未だ不安を抱えながらマスクを装着しながらの

ジョギングの途中でのカミキリ遭遇でした。

 

防砂林の松林の保全については県が

年1回松食虫防除の薬剤散布を実施しており

長いトレンドでは松食虫被害は全国的にも

減少しているようです。


 

 

 

 

 

 

県外への移動自粛も解除され

なんとなく平穏が戻ってきそうな雰囲気の中
運動不足解消のため

久々に手軽に行ける近所の山歩きを挙行。


目的地は浜名湖西岸エリアの湖西連峰。

標高400m程の低山ながらルートにより

20km超の縦走も可能な山塊で

この日は連峰の北側にある

大知波峠廃寺までのハイキング。

 

天気は申し分ない晴天で蒸し暑さも感じながら

一応マスクを着用して臨みます。

おちばの里親水公園からスタート!

 

10年程前に一度訪れた場所にも拘らず

アクセスルートがなかなか分からず

駐車場周辺をうろうろして

20分程の時間を無駄にしましたが、

最後は駐車ポイントのすぐそばに

登山口を見つけました(⌒-⌒; )

良いウオーミングアップになったと思うことにし

気を取り直して登山開始。

 

樹林帯の日陰の中をゆっくり登ること1時間、

陽の差す所までたどり着くとそこはもう廃寺跡の

広いエリアでした。ここでちょうど昼時。

コンビニ調達したおにぎりでランチにします。

 

☀ (´O`;)暑すぎる直射日光を避け

木立ちの日陰に座り1時間以上ゆっくり休憩。

浜名湖を見下ろしながらの食事はとても美味、

そして何より爽快さを演出してくれたのは

途切れることのないホトトギスの鳴き声でした。

 

けっこう汗をかいて登ってきたので

尾根を通る風が少し冷たく感じられ

合羽を着て凌ぎました。

夏至も近いこの時期、晴天のアウトドア日和で

当初、防寒着など不要かなとも思ったのですが

持ってきてよかった…

どんな山も舐めてはいけません。

 

大知波廃寺跡…説明パネルあり、小さな道祖神が並ぶ

 

パンフレットによるとこちらの廃寺は

平安時代、10世紀中頃~11世紀前半にかけ

建立されたが11世紀末に一度衰退したあと

12世紀後半再び山伏の修行場になった寺とのこと。

石垣を始め仏堂や門等の伽藍の礎石、

密教の仏具や生活に使われた土器、陶器等

往時の遺構・遺物が多数発掘されているようです。

 

 

猪鼻湖と浜名湖を見下ろす…舘山寺や東名高速も見えました

 

廃寺跡からの遠望を充分堪能して

下山は登りとは別ルートを選択。

縦走感のある北側の尾根を伝い富士見岩まで。

 

県のガイドによると湖西連峰

老年期の山地で日本各地に分布する

秩父古生層という古生代(シルル~ペルム紀)

地層で成り立っていると解説されており

 

そこから推察すると富士見岩も

大昔の古生物の遺骸でできた石灰岩が

風雨でギザギザに削られてこんな形なのかも(?_?)?

このな時、ブラタモリのロケ現場でタモリさんが的確に

地質を言い当てるのと同様の地学知識があれば

山歩きにまた違った楽しみがあるなぁ…

 

ここからは暫く湖を見下しながらの下りが続き

眺めはグ~なのですがかなり急坂で

重力に抗う膝と腿の踏ん張りがきつい!


久しぶりの山歩きのうえ自粛続きによる

体力低下もあり駐車場まで2時間かかり

思ったよりタフなハイクでした。

しばらくぶりの大自然の中で吸う空気の

美味しさをひときわ実感した近所の山歩きでした。

 

富士見岩

 

下山途中の倒木。台風の影響か?

 

樹林帯の足元のシダ類、ウラジロかクサソテツ?古生代っぽい景色

 

山中にテッポウユリ一輪が自己主張していました👏( ˊᵕˋ*)パチパチ

自粛要請で遠出は憚かられる中、

それならばと、

隣の街まで歩く近場での小さな旅にでました。

 

国道1号線を新居町から舞阪町へ東へ向かい

鉄道ならひと駅分、東海道53次であれば

宿場町ひと区間分、約2里を往復。

 

弁天島公園を抜け舞阪漁港を見ながら

遠州灘の方へ向かって歩き

まずは防砂林の散策路を舞阪の灯台まで。

 

舞阪灯台

 

その後、旅の目的地である巨大防潮堤へ。

堰堤の頂上に登る階段から取りついて

防護柵のある散策路まで到着すると景色が開け

そこは長い砂浜と大海原の水平線を見下ろせる

ビュースポットです。

 

防潮堤から遠州灘、今切口方面を眺める

 

 

防潮堤の上は散歩やジョギングする人たちが

けっこういて、みな自粛疲れを癒しに来ているのだろうと

想像しながらここで折り返し西へ向き今切口の方面へ。

東へ行けば中田島砂丘まで12kmほどあるようですが

少し長めのジョギングでいずれ走ってみたいコースです。

 

ここから暫くは浜名大橋のアーチを見ながら

歩けるロケーションとなり

大規模構造物に萌えっと感じる方には推奨ポイントです。

 

浜名大橋のアーチのトップが見えるビュースポット

 

防潮堤から弁天島温泉ホテル街を臨む

 

防潮堤から降りて少し行くと表浜有料駐車場があり

コロナ対応でまだ閉鎖中でしたが、

防潮堤の散策路からのランドスケープは

観光資源として大いに役立っているように思われ

閉鎖が解けた際にはかなりの観光客が車を利用して

この地を訪れ休みは満車なのだろうと想像されました。

 

《追記》

この防潮堤は、天竜川西岸~浜名湖今切口東端まで

延長約17.5kmあり、高さは13m~15mとのこと。

遠州灘の長い砂浜も浜名大橋も防潮堤も

自分のちっぽけさを感じる雄大なビュースポットです。

ところで、

浜名湖の今切口は1498年8月の明応の地震による

津波で外海と繋がってできたそうですが、

それから5百年余り経った現在予想されているのが

遠くない将来に70%~80%発生の可能性を秘める

南海トラフ地震が引き起す大津波。

 

最新の地震や津波の知見と

土木技術の粋を集めた防潮堤であるとしても

津波の危険は頭の片隅に置いて

万一緊急地震速報を受けたり

防災サイレンがなった際にパニックにならぬよう

予め避難するルートを確かめた上で

散歩やジョギングをしに再訪したいと思います。

 

さて街の方に戻ってくるとちょうど空腹になる昼時。

舞阪の魚市場の見える魚あらさんで

ランチを食べて帰途につきました。

 

舞阪宿の渡船場跡の石碑と常夜灯

 

この日、

午前中は雨の降りそうな雲が低い天気でしたが

午後から陽も差して蒸し暑くなり、

復路は日陰がなかなか無くアスファルトから立ち上がる

水蒸気で汗を吹きだしながらのウォーキングとなり

かなりくたびれました。

結局、往復15kmあまりの散歩となり

疲労もありながら自粛ストレスを払拭するくらいの

充実感を覚える街歩きになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョグの折り返し点の海岸で小休止。

この日はウィークデイで路駐の車もなく

釣り人もサーファーもおらず、しかも快晴、穏やかな波。

広い海原の景色を独り占めできました。

 

大瀧詠一さんの名盤 「A Long Vacation」を

コピーしたウォークマンを携帯しBGMにして

ここまで走って来て穏やかな海の景色を眺めながら

ちょうど「カナリア諸島にて」の再生タイミング。

近所の海ながらイメージはカナリアンアイランド。

いや~今日はいい汗、いい音楽、いい気分の海辺です。

 

遠目に誰もいない砂浜の一ヶ所を見ると

突き立てた木枝に

セントバーナードかコリーかハスキーか

大型犬がつながれ大人しく伏せしている姿

…なんかリゾートっぽい景色。

 

賢い犬だなと思いつつオーナーは

離れたところで投げ釣りでもしているのかなと

海岸線を目で追っても今日は浜に一人もおらず。

 

少しおかしいなと気づきカメラでズームしてみると

伏せた犬に見えたのは太めの枝分かれした流木でした。

自然の造形ではないと思われ

誰かセンスのいい人が自然素材で

インスタレーションにしたアート作品と認定、

暫く音楽を聴きながら観賞してました。

 

砂浜に挿した枝につながれた大人しい大型犬に見えましたが…

 

ズームインすると三股型の流木でした…これはアート作品

 

砂浜に降りて近くまで行って肉眼で現物を確認。

思い込みによる視覚認知の不完全さを

改めて自覚しながらも楽しい勘違いでした。

 

砂の上で力強く咲くハマヒルガオも

自然の創るアートだなと感性の高まりを感じつつ

海岸をあとにして往路のジョギングに戻りました。

 

ハマヒルガオ

 

愛聴盤 ロングバケーション(1982年リリース by 大滝詠一さん