自粛要請で遠出は憚かられる中、
それならばと、
隣の街まで歩く近場での小さな旅にでました。
国道1号線を新居町から舞阪町へ東へ向かい
鉄道ならひと駅分、東海道53次であれば
宿場町ひと区間分、約2里を往復。
弁天島公園を抜け舞阪漁港を見ながら
遠州灘の方へ向かって歩き
まずは防砂林の散策路を舞阪の灯台まで。
舞阪灯台
その後、旅の目的地である巨大防潮堤へ。
堰堤の頂上に登る階段から取りついて
防護柵のある散策路まで到着すると景色が開け
そこは長い砂浜と大海原の水平線を見下ろせる
ビュースポットです。
防潮堤から遠州灘、今切口方面を眺める
防潮堤の上は散歩やジョギングする人たちが
けっこういて、みな自粛疲れを癒しに来ているのだろうと
想像しながらここで折り返し西へ向き今切口の方面へ。
東へ行けば中田島砂丘まで12kmほどあるようですが
少し長めのジョギングでいずれ走ってみたいコースです。
ここから暫くは浜名大橋のアーチを見ながら
歩けるロケーションとなり
大規模構造物に萌えっと感じる方には推奨ポイントです。
浜名大橋のアーチのトップが見えるビュースポット
防潮堤から弁天島温泉ホテル街を臨む
防潮堤から降りて少し行くと表浜有料駐車場があり
コロナ対応でまだ閉鎖中でしたが、
防潮堤の散策路からのランドスケープは
観光資源として大いに役立っているように思われ
閉鎖が解けた際にはかなりの観光客が車を利用して
この地を訪れ休みは満車なのだろうと想像されました。
《追記》
この防潮堤は、天竜川西岸~浜名湖今切口東端まで
延長約17.5kmあり、高さは13m~15mとのこと。
遠州灘の長い砂浜も浜名大橋も防潮堤も
自分のちっぽけさを感じる雄大なビュースポットです。
ところで、
浜名湖の今切口は1498年8月の明応の地震による
津波で外海と繋がってできたそうですが、
それから5百年余り経った現在予想されているのが
遠くない将来に70%~80%発生の可能性を秘める
南海トラフ地震が引き起す大津波。
最新の地震や津波の知見と
土木技術の粋を集めた防潮堤であるとしても
津波の危険は頭の片隅に置いて
万一緊急地震速報を受けたり
防災サイレンがなった際にパニックにならぬよう
予め避難するルートを確かめた上で
散歩やジョギングをしに再訪したいと思います。
さて街の方に戻ってくるとちょうど空腹になる昼時。
舞阪の魚市場の見える魚あらさんで
ランチを食べて帰途につきました。
舞阪宿の渡船場跡の石碑と常夜灯
この日、
午前中は雨の降りそうな雲が低い天気でしたが
午後から陽も差して蒸し暑くなり、
復路は日陰がなかなか無くアスファルトから立ち上がる
水蒸気で汗を吹きだしながらのウォーキングとなり
かなりくたびれました。
結局、往復15kmあまりの散歩となり
疲労もありながら自粛ストレスを払拭するくらいの
充実感を覚える街歩きになりました。




