期日前投票を行いました。というかここ数回は、私は4回に3回くらいの割合で期日前投票をしている気がします。それもその筈、全国的にも最近は期日前投票が投票数に占める割合はザックリ4割くらいになっています。だから期日前投票は、別に何も目新しいことはありません。

 

 しかし今年、母が期日前投票に行きました。母は89歳。元々投票に行く気はなかったようなのですが、テーブルの上に投票券の封筒を私が見つけ、行かないの?大切な一票だよ、一緒に行こうか?と昨日話したら、なんと今朝、投票を済ませたとのこと。そこはかとなく、嬉しかったです。母がそのように積極的に社会に関わろうと意志を持って、動きにくいカラダを動かして投票に行ったこと。そしてそのようなことが可能な世の中の仕組みになっていることが

 

 総選挙は明後日です。どのような結果であっても、社会の中のインクルージョン、様々な人や考えを包摂しながら、しかし方向性を強く持って進んでいく、そんな社会になっていって欲しいと願います。

 今日オフィスの中で、ささやかな「丙午新春茶会」を行いました。茶道部を作ろうか、みたいな話になり、有志でオープンスペースでこぢんまりと行いました。昔八戸にコンタクトセンターを開いた時に八戸市からいただいた八幡馬を床に飾った体にして(もちろん床の間がある訳ではないのですが)、椿と白梅を小さな花入れに入れて、薄茶をいただきました。普段あまり話さない同僚と、普段話さない話をして、そして美味しいお茶をいただく。お茶は、様々な壁を越えたコミュニケーションの枠組みとして、素晴らしいものだと思います。日本が考え出した数ある有益なものの中でも、かなり秀逸な、ワンオブザベストのものではないでしょうか。その実利的な面での効用について、もっと考えていこうと思うのでした。

 

 さて、今週末はマネックス・アクティビスト・フォーラム2026もあります。マーケットと世の中の動きから目が離せませんね!

 私には永遠のボスが3人います。前職の米系投資銀行で働いていた時のボスです。一社目のボスがふたり、二社目のボスがひとり。今でもまぁ良く話します。仲はいいのですが、話す時は緊張します。緊張とはこわばるという意味ではなくて、質問されたら正しく解答しなければならない、意見を聞かれても意味のある深く考えられた内容を答えねばならない、そういう意味で、緊張します。背筋が伸び、頭が冴え、いい解答をするために色々と努力することになります。

 

 なのでこの緊張はとても良い緊張で、頭や性格に大きくポジティブです。最近もそういうことがあり、染み染みと本当に感謝の思いでいっぱいになります。自分は幸せだと。翻って考えるに、私はそういうことが出来ているのだろうか。これは深く反省すべきかも知れません。出来ている場合もあるかも知れませんが、もっともっと意識的に、そのようなボス、或いは人でありたいと思うのでした。

 トランプの頭の中はアメリカは戦時下にある認識で、従来の国際社会の枠組みとは違うことを実際に始め、プーチンは世界はより危険になった云々と発言し、一方で米中間にはやや不気味な静けさがある気がします。プーチンは「ロシアは多極世界の理想にコミットしている」とも発言したようですが、まさに世界の多極化は今速い勢いで進んでいるように見えます。

 

 そんな時代、日本にとってやはり外交がとっても重要だと思います。外交は、これは民間に於ける関係作りや交渉なども全て同様ですが、人間と人間の部分の関係と、契約書に書くような具体的内容の部分と、二つの点、両方が重要です。外交の実務を私は良く知りませんが、この二点のひとつめは主に政治家が、ふたつめは主に官僚が行うのでしょうか。私の印象では、日本は官僚間のやり取りはしっかりしてきたが、政治家間の方は基本的に弱い、かつ首相が誰かで大きくぶれてきた感があります。

 

 外交が重要なこのタイムゾーンで、今の政権がこのひとつめについて積極的・活動的なのは良いことです。ただしいずれにしろ大きな変化がこれからも起きるでしょう。加えて総選挙が行われるとのことなので、外的変化に留まらず、内的変化も起きるかも知れません。こういう時代の資産運用には、大きなリスクと大きなチャンスがあります。普段から張り巡らしているアンテナを更に拡げ、情報収集と想像力の発揮と分析・思考を繰り返し、この時代をサバイブしてまいります。

新年早々から、世界は大きく動いています。トランプ大統領のしていることは、呆気に取られるというか、常識では考えられないように見えます。しかし、何が起きているのか、敢えてトランプ大統領の頭の中を想像してみました。

ベネズエラのことも、グリーンランドのことも、あるいは多くの国際機関からの脱退も、トランプ大統領とその政権が「アメリカは今、戦時下にある」と認識していると仮定すれば、まぁ考え得ることではあります。

それが被害妄想なのか、あるいは自分は何でも出来るという傲慢さからなのか、それは分かりません。しかし、アメリカは新時代において既に戦時下にある、そう彼らが本気で認識している可能性は、20%くらいはあるかも知れません。1%ではないでしょう。

この前提に立って、投資ポジションや経営の方向について、常に頭の体操をしておかねばならない。そんなことを思う新年です。

さて、話は変わりますが、私は社用車として、CDチェンジャーしか使えない中古車に乗っています。中に入っている6枚は、もう何年も同じものを聴いてきたのですが、今回すべて入れ替えることにしました。

では、今の自分が移動中に聴きたい6枚は何かと考えてみると、昔から聴いているバッハ、ショパン、モーツァルト、マーラーに加えて、フリートウッド・マックとキース・ジャレットでした。

渋いですね。
でも、移動中は、やはり聴き慣れた音楽が一番いい。

皆さんは、移動中にどんな音楽を聴かれるのでしょうか。

 いよいよ年末です。しかし私には全く年末感がありません。と云うのも、8月から本当に色々なことが起こり、それは主にプライベートなのですが、この約半年間、全く季節感もなく、心身共に疲れることをやり続けたのです。その結果、心に余裕がないのでしょう、年末が来るのを本当に今まで感じませんでした。

 

 今朝家を出たら、いくつかの街角に日の丸が飾られているのを見て、初めて年末を感じ始めました。今日からは、しっかりと年末を意識しようと思います。今年は大切な人を何人も見送ったので、またしっかりと心の中でみんなを愛おしんで、年内に、そして正月に、すべきことをきちんとして、大切に過ごしたいと思います。

 

 さて通常活動面での一年を振り返ると、私がとても重要に考えているマネックス・アクティビスト・ファンドに関しては、満足のいく仕事が出来て、結果が出せたと考えています。昨日の引けの段階で、東証株価指数TOPIXは、年初来+24%。一方マネックス・アクティビスト・ファンドは+36%(信託報酬、成功報酬控除後)。この背景には、東証の「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」に委員として積極的に関与し、私が設立から大きく関わっている東京大学応用資本市場研究センター(UTCMR)でも4つの提言を出すなど、包括的な資本市場への取り組みが、大きな意味を持っていると確信しています。

 

 仕事から離れて活動しているルビ財団では、社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことであらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会づくりを目指しているのですが、実感・手応えとして、今年はルビが増えてきていると感じています。今更だけど英語が少しだけ上手になったかなぁ。マスターカードの取締役はもう10年目ですが、これもちょっと前より距離感が分かってきたかなぁ。ふと思うに、私はまだどれだけ成長出来るのだろう?そんなことも含めて、年末年始、様々な思いを巡らせたいと存じます。

 

 皆さま、2025年も大変お世話になりました。良いお年をお迎え下さい!

 今日は私の誕生日です。遂に62歳になりました。アメイジング。アンビリーバボー!自分としてはそんなに歳を取った感覚がなく、まだ青年だと思ってるのですが、ハタで聞いたら笑っちゃいますね。これを私は人間相対性理論と呼んでいます。

 

 光速に近い速さで飛ぶロケットの中にいる人はほとんど歳を取らないうちに、その外側、例えば地球上では多くの時間が進み、人はお爺さん、或いはそれ以上になります。ロケットの中に二人いれば、二人はほとんど歳を取らない相手を見て暮らすのですが、地球上に戻って来ると全ての人がとっても歳を取っています。

 

 最近も昔の仲間との年に一回の集まりがあったのですが、「変わらないねぇ~」などとお互いに云ってますが、ハタから見るとお爺ちゃんが何を云ってるの?と思ったことでしょう。それが人間相対性理論。自分自身についての感覚は、この人間相対性理論が一番強く効きます。自分自身とは、完全に同じ系の中にいますから。

 

 そんな私は、私も、62歳になりました。いつまでも若い気持ち、未熟で青い考えを捨てないようにしたいと思いつつ、人間相対性理論の現実も忘れないで、周りの人と楽しく過ごしていきたいと思います。さて、明日は沖縄で全国投資セミナーです。沖縄開催は初めてです。楽しみです!皆さまも良い週末をお過ごし下さい。

 ニューヨークが激混みです。私はニューヨークは、1985年以来今年まで40年間、来なかった年はないと思うのですが、今年のニューヨークは一番混んでいるかも知れません。5番街が歩けないほど混んでいる、ブライアントパークのクリスマスマーケットがぎゅうぎゅう詰めになっている、など、今までに見たことのない混み方をしています。レストランなども同様。

 何故か?恐らくドル安が原因でしょう。日本にいると円安ばかり気になりますが、世界的にはドル安が進んでいます。ドルが安いので、ヨーロッパなどから多くの観光客が来ているのでしょう。加えて、アメリカ国内からニューヨークへの観光客も多いそうです。ドル安で海外旅行に行くのが高くなって、国内でニューヨーク観光に来るのでしょう。こうして海外からも国内からもドル安のために大勢の観光客が来るのでニューヨークが未だかつて見たことのないような混雑になっているのだと思います。為替の影響恐るべし。

 翻って日本のことを考えると、そんな安いドルよりも更に円が安くなっています。だからインバウンドの観光客で日本中が混んでしまうのは当たり前です。金融的に云うと、実質金利(名目金利からインフレ率を引いたもの)がマイナスの国は、世界中で日本とアルゼンチンとジンバブエだけです。おったまげです!

 日銀も早く金利を上げないと、色々と大変なことになってしまうと心配するのは、いやすべきなのは、私だけでしょうか?そんなことを考えさせる、ニューヨークの状況でした。

 師走に入りました。今年ももうひと月もないか。今年は仕事や私事で、色々な達成・成果もありましたが、それ以上に、仕事でも私事でも、乗り越えねばならない試練が多かった年でした。大切な人も見送らねばならなかったし、仕事上も顕在化した大きな課題がいくつかありました。しかしやり残した感覚はなくて、どれもちゃんと対応したと思っています。そう考えると総じて、精神的仕事量の多い年だったと思います。毎年そうだと云えばそうかも知れないのですが、やはり今年はちょっと多かったなと思います。

 そんな年だったからこそ、年末までにまだ日はあるのですが、早めに来年の目標を考えたいと思うに至りました。ひとつは先週書いたように、紙とカーボンによるスケジュール帳の復活か、アナログに日記を書くことを始めること。これはかなり強い意志が必要で、計画倒れはしたくないので、慎重にやるかやらないか、やる場合でもその方法を考えたいと思います。

 ふたつ目は、仕事上の様々なトランジションを更に大きく進めること。これは新しいことではなくて、もうずっと何年も取り組んでいることなのですが、色々やり切るにはエネルギーも必要なので、何となく来年がその年に合っている気がします。あ、私は仕事をやめることも、マネックスから離れることもありません。しかしこれからの体制をもっと強く築きたいと思います。

 そしてみっつ目は、日本文化をもっと深く正確に知り、理解し、身に付けることです。私は遠州流茶道の稽古を受けていますが、茶道を枠組みとして、建築、着物、季節の花、文学などを、もっともっと嗜みたいです。そしてそれらをきちんと英語でも説明したいです。まだまだやりたいことはありますが、取り敢えず来年の最低限の目標としては、このみっつかなと思っています。

 さて、今年最後の海外出張にこれから出掛けます。とってもとっても寒いようです。皆さまも健康に気を付けられて、良い週末をお迎え下さい。

 最近毎晩、父の部屋の片付けをしています。引き出しなどに入っている大量の書類や郵便物を、確認し、仕分けしています。請求書の類いが多くて、これは捨てるのですが、アクティビティの片鱗が見て取れます。役所関係(各種税金など)も多いですが、これは今後の処理等を、封筒に書いてある電話番号に掛ければ、時間は取りますが、状況が分かり、必要であれば解決出来ます。私信は読まないようにしてますが、交友関係が知れます。興味を持った雑誌や新聞の記事の切り取りもあります。とにかく様々な形で、父の過去の活動の輪郭が、全く不完全ですが、ぼんやりと浮かび上がってきます。紙・アナログのいいところです。

 これらが全てメールやデータベースなどのデジタルだったらどうなるでしょう?ログイン出来なかったらそれでもう何も分かりませんし、そもそもハードディスクなどであれば、壊れてしまえばもう再現できません。どのくらいの量なのかが、紙であれば目で見て感じられますが、デジタルでは分かりません。興味を持たなければその瞬間に全てがないのと同然です。

 私は中学の終わりの頃からつい一年ほど前まで、自分のスケジュールは全て手帳にシャーペンで(カーボンで)記入してきました。40年以上の記録ですが、全て残っています。因みに新社会人頃の数年を除き、全部同じブランド・シリーズの手帳です(リドのミニプランナー)。毎日の用事が多過ぎて、かつ変更が頻繁なため、一年ほど前にギブアップして、ネットワーク上のカレンダーだけにしました。しかし今回の片付けをしていて、やや思い直そうかと考えています。少なくとも定期的に紙に印刷出力して、紙の束を今までのスケジュール帳と一緒に保管しといた方がいいかな、と。スケジュールに限らず、毎年一冊のプリントされた写真アルバムを作るのもいいかも知れません。或いは日記をアナログに書くのが一番いいかなぁ。丁寧に考えたいと思います。