前回はハマスタツアーをご紹介しましたが、今回は、その日(5月5日)に行われたナイターの試合、横浜DeNAvs東京ヤクルトの様子をお伝えします。
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今日は5月5日、五月晴れと呼ぶにふさわしい青空で新緑も眩い限り。早くも、沿道にはキッチンカーが並び、ビールの売行きも最好調。早く飲みたい!
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DeNAにとって今日は、横浜スタジアムに戻ってヤクルトとの3連戦となる初日。先発は4度先発するも勝ち星のない井納、対するヤクルトのピッチャーは今シーズン、初めて登板する由規。
25番、筒香が紹介されると、一気にスタジアム全体に歓声が響きわたる!
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ブルー一色に染まった横浜スタジアム。いよいよ、試合開始。早速、崎陽軒のシュウマイ弁当を肴に生ビールをグィッ。
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1回裏、ヤクルトの先発ピッチャー由規は、制球が定まらず、四球を絡めて、桑原、ロペス、石川の3安打で3点を先行されてしまう。
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4回、漸くヤクルトの山田が待望のホームラン。横浜DeNA一色と思われたスタンドだったが、ちらほらと隠れヤクルトファンの傘が開く。某も小さく拳を上げる。「♪踊り踊るなあら、チョイッと東京音頭、ヨイヨイ♪」
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由規は敢え無く、3回で降板。3塁側のヤクルトのまばらな応援席もしーんと静まり返える。
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5回、筒香の豪快な3ランで一挙に試合の明暗が分かれることに。周りは総立ちのハイタッチ。あっぱれ!!
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DeNAのマスコットキャラクターのDB.スターマンも大はしゃぎ。
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試合の方は、先発の井納が走者を出しながらも粘りのピッチングで要所を抑え、今シーズン初勝利を完投で飾った。お立ち台には、やはり井納。「今日は息子もスタンドで見ていますから、良かったです」とコメントもいつになく冴えていた。
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横浜の夜空に大輪の花が打ち上げられます。
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行け行け!DeNA、頑張れ頑張れ!ヤクルト。ということでDeNAの一日は終わるのでした。
久しぶりに横浜スタジアムに来ました。何年ぶりだろう。
ベイスターズファンの娘が、ハマスタツアーの抽選に当選したからと父を誘ってくれたのだ。ちなみに私は大のヤクルトファン。
ついでに、その日のナイター(vsヤクルト)も観戦することになりました。
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「ハマスターツアー」とは、横浜スタジアムのバックヤードツアーのこと。
ハマスタツアーは午後2時の集合。すでに6時から始まるナイターの選手の入待ちや当日チケットを買う人で大賑わい。キッチンカーもずらりと歩道を埋め尽くしている。
なんと、集合場所はスタジアム1階にある「剣道場前」。聞き間違えた?  いや、本当に、横浜スタジアムの中に剣道場があった。
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さて、当選者全員のチェックが終わると、早速、剣道場の横にある関係者入口のドアが開き、横浜スタジアムのバックヤードツアーの始まりだ。
ちょうど、その時、鵜久森外野手とすれ違った。鵜久森と言えば、忘れもしない4月2日、神宮のDeNA戦で代打サヨナラ満塁本塁打を打ったヤクルト外野手。しかし、誰も見向きもしない。というより、誰も気が付いていない。頑張れ!鵜久森、応援してるぞ!
ドアを抜けると、関係者の駐車場が続く。もちろん関係者とは選手のことで、ポルシェ、ベンツ、BMWなど高級車ばかり。何故か、ほとんどが茨城ナンバーだった。ようやく、受付に到着。
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バックツアーと言えども、目玉は何と言っても芝のグランドで本物の選手と間近で会えるところ。こちらは、一塁側のDeNAのベンチ(ダッグアウト)。
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私たちは、ビジターの3塁側のベンチで記念撮影。そう、今日はヤクルトの選手がここに座るのだ。この辺に真中監督が座るのかな?
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一塁側のベンチに目を写すと、外野手の桑原がいる。思った通り、普段から素敵な笑顔だ。<今だクワ喰らいつけ!>
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ここは、室内練習場。誰もいない。やっぱり選手が見たいな。
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これが、ビッチングマシーンか・・・
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ここは、室内投球練習場。「ボクも大きくなったら、DeNAの今永を目指すぞ!」
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こちらは、ベイスターズのリリーフカー。記念に乗せてもらいました。車種は日産「リーフ」、なるほど洒落てるね。
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なんと、「横浜大洋ホエールズ」の姿見があるではありませんか。びっくり。
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こちらは、ベイスターズ ラウンジ。関係会社のVIPが観戦する場所。
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ラミちゃんのユニフォームやバット、記念ボールが置かれている。
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飲み放題なんだ・・・
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娘は25TSUTSUGOHのファンらしい。
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最後にサービス、もう一度、グランドへ。望遠レンズで練習風景を撮しました。音楽に合わせて両手を広げ、歩いているように見えるのですが・・・締まっていこうぜっ!
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おっ・・・ロペスに、筒香・・・。<♪されば港の数 多かれど この横浜に 優るあらめや♫>
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続編はナイター中継となります。
北条政子ゆかりの寺「安養院」を後に、北鎌倉方面に足を伸ばしてみました。途中、鶴岡八幡宮の二の鳥居から段葛を歩きます。
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鶴岡八幡宮にある平家池の桜も終わりですね。ちなみに、太鼓橋の右側が源氏池で左側が平家池です。あわせて源平池といわれています。源平池は1182年、源頼朝の命により、弦巻田という田を池にしたと伝えられています。
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3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説から「隠れ銀杏」とも呼ばれていた樹齢一千年の大銀杏。平成22年3月10日未明、倒れてしまいました。今は2代目がすくすくと育ってきていますね。
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鶴ヶ丘八幡宮を出て、21号線を建長寺方向に少し歩くと、「里のうどん鎌倉店」があります。その角を左折し、しばらく坂を上って行くと「巨福呂切通し」の標識が見えてきます。(ブッシュで隠れて見えないかも)
左に何だか使用禁止のトンネルのようなものが目に入りました。後で正体がわかります。
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道端に置かれた道祖神に、鎌倉七口の一つ「巨福呂坂切通し」(国指定史跡)の面影を感じます。しかし、他の鎌倉七口と違い、巨福呂坂切通しは途中で行き止まりになっているので、注意してください。当時は、建長寺の辺りまでつながっていたと思われます。
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切通しの途中に「青梅聖天社」があります。ほぼ垂直に伸びる階段を上がると神殿がひっそりと建っています。「新編鎌倉志」によれば、病気になった将軍が季節外れの「青梅を食べたい」というので、家臣が社で祈願すると梅の木に実がつき、それを食べた将軍は快癒し、以来、青梅聖天と呼ばれるようになったと書かれています。病になった将軍とは三代将軍 源実朝と伝えられています。
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再び、21号線に戻り、建長寺方向に坂を上っていきます。道路脇に巨福呂坂切通しについて書かれているようですが、汚れていて判読できませんでした。
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案内板の先に大きなトンネルが現れます。「巨福呂坂洞門」と名付けられています。
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崖崩れの防護シェルターの役割があり、「巨福呂坂」の景観に配慮して吹き抜けを設けているようです。
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トンネルを上がりきったところです。写真では確認できませんが、右側に先ほど切通しのところで見かけた使用禁止のトンネルのようなものがありました。
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上から伸びた草木で覆われているその施設は「巨福呂坂送水管路ずい道」(横須賀市水道局)でした。この施設は、明治後期から大正期にかけて作られた送水菅路の跡です。日露戦争で勝利し、海軍力の増強のため、横須賀海軍工廠の拡張のため用水の補給が必要となったため、53キロ離れた相模川支流の愛川村から横須賀まで配水するために整備された戦争遺跡だったのです。今はその機能はありません。
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金網越しに「ずい道」の内部を覗いて見ました。すると、配水管のような金属管が見えるではありませんか。でも見た感じでは新しそう。
その先に漏れている光は、なんと「巨福呂坂切通し」で見たトンネルだったのです。約200メートルほどあるでしょうか。
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この後、北鎌倉方向に歩いていきました。(続く)
今回のルートはこちらです。
新田義貞ゆかりの寺「九品寺」を後に、北条政子ゆかりの寺「安養院」をお参りしました。「安養院」は、政子の法名からきています。また、安養院はツツジの寺としても有名です。この写真は2週間ほど前のものです。三分咲きというところでしょうか。
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尼将軍と称される北条政子が、夫である源頼朝の冥福を祈るため、鎌倉の佐々目ガ谷(現在の鎌倉文学館の辺り)に建立した「祇園山長楽寺」が前身であると伝えられています。しかし、長楽寺は1333年(元弘3年)の幕府滅亡とともに焼け落ちてしまったため、鎌倉時代末期に善導寺の跡(現在地)に移して安養院になったといわれています。
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その後、1680年(延宝8年)に寺は再び全焼します。源頼朝に仕えていた田代信綱がかつて建立した「田代寺」の観音堂をこの地に移します。こうして「祇園山安養院田代寺」になりました。少し複雑な経緯ですね。
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山号は「祇園山」。拝観料100円を志納します。
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本堂には、本尊阿弥陀如来像と、田代寺から持ってきた千手観音像(田代観音)、また、教科書で見たことがある北条政子像が安置されています。
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北条政子がこの観音像に祈願したことで、頼朝と結ばれたり、天下がとれたことから、良縁観音・昇竜観音とも呼ばれているそうです。
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今、ちょうどアオムラサキツツジが寺を覆い尽くすように咲いている頃です。
安養院の墓地には、あの映画監督の「黒澤明氏」が眠ります。
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本堂の横に植えられている樹齢700年を超える槇(まき)の古木。鎌倉市の天然記念物に指定されています。
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本堂の裏手には、ツツジに囲まれた大小二つの石塔があります。国の重要文化財に指定されています。
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この安養院宝篋印塔は、浄土宗名越派開祖尊観上人の墓と伝えられるもので、関東様式の宝篋印塔の典型とされ、鎌倉に現存する最も古い石塔です。徳治3年(1308年)と記されています。
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左側の小さな宝篋印塔は、安養院開基の北条政子の墓と伝えられています。「安養院殿如実妙観大禅定尼 嘉禄元年7月30日」銘
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新田義貞ゆかりの「九品寺」から、ツツジの寺「安養院」までのルートマップです。
江ノ島から鎌倉に向かう途中で立ち寄った、江ノ電「鎌倉高校前駅」の踏切。
人だかりのするこの場所は、1990年代に人気を博したアニメ「スラムダンク」・「TARI  TARI」、TUBEの「はよつけ鎌倉」・ゆずの「夏色」のプロモーションビデオで使われた場所で、特に台湾人のアニメ聖地巡礼の地となっています。
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この江ノ電「鎌倉高校前駅」の真ん前に「Pacific DRIVE-IN」があります。ここで昼食をとりました。
ハワイアンプレートランチをコンセプトにしているお店で、気取らない、カジュアルなところがオシャレで人気があるようです。
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天気の良い日は、江ノ島と富士山の絶景ポイントにもなっています。広い駐車場が隣接しているので車で来ても安心ですよ。
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テイクアウトのパッケージもシンプルでカッコいい。
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このガーリックシュリンププレートをいただきました。(写真はお借りしました)
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ガラリと雰囲気が変わりまして、前回までご紹介してきた新田義貞の続編です。
鎌倉材木座にある九品寺(くほんじ)は、新田義貞が鎌倉攻めの際に本陣を構えた場所で、北条方の戦死者を弔うために、新田義貞が鎌倉滅亡の3年後の建武3年(1336年)に建立したもので、鎌倉では唯一の新田義貞が建立した浄土宗のお寺となっています。
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山門の「内裏山」の掲額は義貞の筆蹟とされています。
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山門の脇に案内板があります。九品の謂れが書かれています。九品とは、極楽浄土を願う人の生前の行いによって定められた「九種類の往生のありさま」のことで、上品(上生・中生・下生)、中品(上生・中生・下生)、下品(上生・中生・下生)とされています。
なんとか、上品にいきたいものですね。
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本堂には、本尊阿弥陀如来坐像(永仁4年銘の県重要文化財)があります。

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山号「内裏山」とともに本堂の掲額「九品寺」は、新田義貞の筆を写したもので、直筆の額は本堂に保存されています。
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Pacific DRIVE-INと九品寺の場所はこちらです。